カナルワークス、くみたてLab.も
<ヘッドホン祭>Unique Melodyの新12ドライバーイヤホン「MASON II」参考出展
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「春のヘッドフォン祭 2016」が東京・中野サンプラザにて開催されている。本記事では、ミックスウェーブ、カナルワークス、くみたてLab.、Sensaphonicsの出展内容をレポートする。
■ミックスウェーブ
同社が取り扱う1964 EARS、64 AUDIO、ALO audio、Beat Audio、Campfire Audio、Cypher Labs、JH Audio、Unique Melodyなどの各社製品を一挙に展示。特にUnique Melodyからは、ミックスウェーブと共同開発中の「MASON II」「MAVIS(カスタム版)」の2機種が参考出展されており、高い注目を集めている。
MASON IIは、従来モデル「MASON」の後継機。第一世代機から、搭載するBAドライバーの構成を刷新していることが特徴となる。第一世代機は低/中/高域に4ドライバーずつを搭載する3ウェイ・12ドライバー構成だったが、今回の第二世代機では中域が2ウェイという構造になり、それぞれに3ドライバーずつを搭載する4ウェイ・12ドライバー仕様になった。音質的にも大幅な進化を図ってチューニングを行っているという。
なお、MASON IIはユニバーサルモデルとカスタムモデルを両方開発中で、ユニバーサルモデルが先行して5月頃に発売される予定とのこと。
MAVISは、低域用に2基のダイナミックドライバー、中域と高域それぞれにBAドライバー1基ずつを搭載した4ドライバー構成のモデル。元々ユニバーサルモデルのみ登場していたが、今回カスタム版もラインナップされることになった。
さらに、今後新しく取り扱いを開始する中国のカスタムIEMブランド“qdc(キューディーシー)”の製品を初披露している。qdcは中国におけるプロ市場で7割という高シェアを獲得しているというブランド。
今回日本導入が明らかになったのは、「Studio」「Live」「HiFi」の3シリーズ。HiFiシリーズは8基/5基/3基/2基の各ドライバーを搭載する4機種、Liveシリーズは8基/5基の各ドライバーを搭載する2機種、Studioシリーズは、8基/4基の各ドライバーを搭載する2機種、合計8製品をラインナップしている。ミックスウェーブでは、各シリーズの8ドライバー搭載モデルを7月頃に発売する予定で、価格は大体16万円程度を見込んでいる。
また、ALO audioからは、三極管6111を1基搭載する小型ポタアン「Continental V5」も参考出展している。入出力端子に3.5mmステレオミニを1系統ずつ搭載する、シンプルな構成のモデルで、3時間の充電で駆動時間は7時間。国内では6月の販売を予定しているとのこと。国内販売価格は未定とのことだが、米国価格は約700ドル。
■カナルワークス
カナルワークスは、29日当日に発売を開始した新しいカスタムIEM“CW-L52”シリーズや、“CW-L33LV”シリーズをメインとした試聴デモを実施。今回のイベント会場で受注も行っている。
“CW-L52”シリーズは、高/中/低域に2基ずつのBAドライバーを搭載する3ウェイ・6ドライバー構成のモデル。スタンダードモデルの「CW-L52」と、CW-L52に抵抗調整用のPSTS機構を加えたCW-L52PSTS」、そして同じユニット構成でベーシストがステージモニターとして使いやすいように音質調整した「CW-L52Ba」の3機種をラインナップする。
“CW-L33LV”シリーズは、高域に1基、中/低域に2基ずつのBAドライバーを搭載する3ウェイ・5ドライバー構成のモデル。ライブの迫力ある臨場感をモバイルで楽しめるように開発したという「CW-L33LV」がスタンダードモデルで、これと同じユニット構成でドラマー向けのステージモニターとして開発した「CW-L33Dr」もラインナップする。
■くみたてLab.
くみたてLab.のブースでは、人気の高い同社のカスタムIEM製品を一挙に展示している。なお、今回のイベントで正式版が発表される予定だった新しいカスタムIEM「KL-サンカMk.2」「KL-アカラMk.2(仮称)」の披露は延期され、次回のイベントに持ち越しとなった。
今回の会場では、以前に公開されていた試作機が再び登場している。
■センサフォニクス
Sensaphonicsのブースでは、同社が展開する耳への安全性を高めたカスタムIEM製品や、j-phonicブランドによる“日本人の耳にあわせた”イヤモニシリーズもラインナップ。また、最近は特に楽器演奏者などからイヤープロテクターのニーズが高まっているとのことで、それらの製品もアピールしている。
■ミックスウェーブ
同社が取り扱う1964 EARS、64 AUDIO、ALO audio、Beat Audio、Campfire Audio、Cypher Labs、JH Audio、Unique Melodyなどの各社製品を一挙に展示。特にUnique Melodyからは、ミックスウェーブと共同開発中の「MASON II」「MAVIS(カスタム版)」の2機種が参考出展されており、高い注目を集めている。
MASON IIは、従来モデル「MASON」の後継機。第一世代機から、搭載するBAドライバーの構成を刷新していることが特徴となる。第一世代機は低/中/高域に4ドライバーずつを搭載する3ウェイ・12ドライバー構成だったが、今回の第二世代機では中域が2ウェイという構造になり、それぞれに3ドライバーずつを搭載する4ウェイ・12ドライバー仕様になった。音質的にも大幅な進化を図ってチューニングを行っているという。
なお、MASON IIはユニバーサルモデルとカスタムモデルを両方開発中で、ユニバーサルモデルが先行して5月頃に発売される予定とのこと。
MAVISは、低域用に2基のダイナミックドライバー、中域と高域それぞれにBAドライバー1基ずつを搭載した4ドライバー構成のモデル。元々ユニバーサルモデルのみ登場していたが、今回カスタム版もラインナップされることになった。
さらに、今後新しく取り扱いを開始する中国のカスタムIEMブランド“qdc(キューディーシー)”の製品を初披露している。qdcは中国におけるプロ市場で7割という高シェアを獲得しているというブランド。
今回日本導入が明らかになったのは、「Studio」「Live」「HiFi」の3シリーズ。HiFiシリーズは8基/5基/3基/2基の各ドライバーを搭載する4機種、Liveシリーズは8基/5基の各ドライバーを搭載する2機種、Studioシリーズは、8基/4基の各ドライバーを搭載する2機種、合計8製品をラインナップしている。ミックスウェーブでは、各シリーズの8ドライバー搭載モデルを7月頃に発売する予定で、価格は大体16万円程度を見込んでいる。
また、ALO audioからは、三極管6111を1基搭載する小型ポタアン「Continental V5」も参考出展している。入出力端子に3.5mmステレオミニを1系統ずつ搭載する、シンプルな構成のモデルで、3時間の充電で駆動時間は7時間。国内では6月の販売を予定しているとのこと。国内販売価格は未定とのことだが、米国価格は約700ドル。
■カナルワークス
カナルワークスは、29日当日に発売を開始した新しいカスタムIEM“CW-L52”シリーズや、“CW-L33LV”シリーズをメインとした試聴デモを実施。今回のイベント会場で受注も行っている。
“CW-L52”シリーズは、高/中/低域に2基ずつのBAドライバーを搭載する3ウェイ・6ドライバー構成のモデル。スタンダードモデルの「CW-L52」と、CW-L52に抵抗調整用のPSTS機構を加えたCW-L52PSTS」、そして同じユニット構成でベーシストがステージモニターとして使いやすいように音質調整した「CW-L52Ba」の3機種をラインナップする。
“CW-L33LV”シリーズは、高域に1基、中/低域に2基ずつのBAドライバーを搭載する3ウェイ・5ドライバー構成のモデル。ライブの迫力ある臨場感をモバイルで楽しめるように開発したという「CW-L33LV」がスタンダードモデルで、これと同じユニット構成でドラマー向けのステージモニターとして開発した「CW-L33Dr」もラインナップする。
■くみたてLab.
くみたてLab.のブースでは、人気の高い同社のカスタムIEM製品を一挙に展示している。なお、今回のイベントで正式版が発表される予定だった新しいカスタムIEM「KL-サンカMk.2」「KL-アカラMk.2(仮称)」の披露は延期され、次回のイベントに持ち越しとなった。
今回の会場では、以前に公開されていた試作機が再び登場している。
■センサフォニクス
Sensaphonicsのブースでは、同社が展開する耳への安全性を高めたカスタムIEM製品や、j-phonicブランドによる“日本人の耳にあわせた”イヤモニシリーズもラインナップ。また、最近は特に楽器演奏者などからイヤープロテクターのニーズが高まっているとのことで、それらの製品もアピールしている。