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2016年8月までに生産された製品が対象

マランツ、「AV8802」「AV8802A」アップデート。DTS-HD音声認識の不具合など改善

公開日 2016/07/05 18:12 編集部:伊藤 麻衣
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マランツは、フラグシップAVプリアンプのドルビーアトモス対応モデル「AV8802(関連ニュース)」とHDCP2.2対応モデル「AV8802A(関連ニュース)」のアップデートを提供開始した。これにより、DTS-HDフォーマット音声認識の不具合などが改善された。

AV8802

AV8802A

対象となるのは、2016年8月までに生産されたモデル。アップデートすることで、特定のBDプレーヤーを接続した際にDTS-HDフォーマットの音声を認識しない不具合や、同一ネットワーク内のiOSデバイスで特定のアプリケーションを起動した際にネットワークモジュールが再起動する不具合を改善した。

また、ケーブルテレビの視聴中に音声フォーマットがDolby SurroundからPCMに切り替わる際に音声が途切れる不具合や、特定の条件でセンタースピーカーの音声が歪む不具合を改善。そのほかにも、以下の不具合の改善およびシステムの向上が行われている。

・インターネットラジオ再生時のディスプレイ表示を改善。

・サウンドモードをDolby Surroundに設定した状態でテストトーンを出力した際の不具合の改善。

・USBメモリー内に保存された特定のファイルを再生した際の、曲名表示に関する不具合の改善。

・DTS:Xフォーマットに対応するファームウェアアップデートを行った際に、DTS Neural:Xが正しく動作しない不具合の改善。

・Marantz Remote Appでサウンドモードを切り替えた際の不具合の改善。

・パソコンからウェブコントロール機能でAudysseyの設定を変更できない不具合の改善。

・UHD-BD再生時に映像の階調が正しく再生されない不具合の改善。

・USBメモリー内のWAVファイルをランダム再生した際の不具合の改善。

・特定のAndroidスマートフォンをBluetooth接続した際に音声が再生されない不具合の改善。

・入力ソースに「iPod/USB」や「Media Server」を選択して音楽を再生した際の動作安定性の向上。

・ファームウェアアップデート実施時の動作安定性の向上。

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