192kHz/24bitまでのデジタル入力に対応
クラリオン、平面振動板を採用したフルデジタルヘッドホン「ZH700FF」を正式発表。10月発売
クラリオン(株)は、フルデジタルヘッドホン「ZH700FF」を10月より発売する。価格はオープン。
本機はこれまでも様々なイベントに出展されてきたが、今回正式に発売が発表されたかたちとなる。
ZH700FFは、入力からドライバーユニットまでを完全デジタル伝送としたヘッドホン。デジタル信号処理技術にはTrigence Semiconductor社の「Dnote」を採用。「音源を劣化させることなくドライバーをダイレクトに駆動することで、高音質かつ原音に忠実な再生を可能にする」としている。
ヘッドホンのタイプとしては、平面振動板を採用した密閉型となる。音声入力は、microUSB端子と、光ミニ端子・兼ステレオミニ端子を搭載。パソコンやスマートフォン、デジタルプレーヤーとのUSBダイレクト接続、および光デジタル接続による最大192kHz/24bitまでの再生に対応する。アナログ入力も可能だ。
ドライバーユニットには、独自開発による平面振動板「フローティング・フラットドライバー」を搭載。歪みの原因となるエッジやダンパーが不要なフローティング構造と、複数のエッチングパターンを張り巡らせたマルチボイスサーキット構造を採用することで、振動板の面全体をデジタル信号で高応答駆動させることに成功したという。ユニットサイズは60mm×54mm。
さらに、フルデジタルサウンドテクノロジーとの組み合わせにより、一般的な平面方式に優る低歪み特性とハイレゾ再生を実現したとのことだ。
ハイエンドオーディオにも使用されるHigh Slew Rate Buffer回路を採用したことも特徴。低位相雑音の水晶発振器やノイズの影響を排除する独立専用電源、高品位パーツや金メッキを施した基板の採用により、さらなる高音質化を可能にしたとする。
イヤーパッドは立体縫製で仕上げており、装着感の良さと気密性の高さを両立。また、音像定位も追求。イヤーパッド前後の厚みに変化をつけて振動板を適切な方向に傾けることで、音像が前方へ定位するように配慮した。
アーム部には質感と強度を兼ね備えたアルミ素材を用い、片側だけでドライバーユニットを支える形状とした。アルミスピンデザイン、ハウジングのLEDイルミネーションなど、意匠にもこだわったという。
電源についてはリチウムイオンバッテリーを内蔵。フル充電まで4時間を要し、電池持続時間はUSB接続で約6時間、光デジタル接続で約12時間、アナログ接続で約10時間となる。
再生周波数帯域は10Hz〜48kHz。質量は約510gとなる。
なお、本機は7月30日より開催される「ポータブルオーディオ研究会2016夏」にも出展されるとのことだ。
本機はこれまでも様々なイベントに出展されてきたが、今回正式に発売が発表されたかたちとなる。
ZH700FFは、入力からドライバーユニットまでを完全デジタル伝送としたヘッドホン。デジタル信号処理技術にはTrigence Semiconductor社の「Dnote」を採用。「音源を劣化させることなくドライバーをダイレクトに駆動することで、高音質かつ原音に忠実な再生を可能にする」としている。
ヘッドホンのタイプとしては、平面振動板を採用した密閉型となる。音声入力は、microUSB端子と、光ミニ端子・兼ステレオミニ端子を搭載。パソコンやスマートフォン、デジタルプレーヤーとのUSBダイレクト接続、および光デジタル接続による最大192kHz/24bitまでの再生に対応する。アナログ入力も可能だ。
ドライバーユニットには、独自開発による平面振動板「フローティング・フラットドライバー」を搭載。歪みの原因となるエッジやダンパーが不要なフローティング構造と、複数のエッチングパターンを張り巡らせたマルチボイスサーキット構造を採用することで、振動板の面全体をデジタル信号で高応答駆動させることに成功したという。ユニットサイズは60mm×54mm。
さらに、フルデジタルサウンドテクノロジーとの組み合わせにより、一般的な平面方式に優る低歪み特性とハイレゾ再生を実現したとのことだ。
ハイエンドオーディオにも使用されるHigh Slew Rate Buffer回路を採用したことも特徴。低位相雑音の水晶発振器やノイズの影響を排除する独立専用電源、高品位パーツや金メッキを施した基板の採用により、さらなる高音質化を可能にしたとする。
イヤーパッドは立体縫製で仕上げており、装着感の良さと気密性の高さを両立。また、音像定位も追求。イヤーパッド前後の厚みに変化をつけて振動板を適切な方向に傾けることで、音像が前方へ定位するように配慮した。
アーム部には質感と強度を兼ね備えたアルミ素材を用い、片側だけでドライバーユニットを支える形状とした。アルミスピンデザイン、ハウジングのLEDイルミネーションなど、意匠にもこだわったという。
電源についてはリチウムイオンバッテリーを内蔵。フル充電まで4時間を要し、電池持続時間はUSB接続で約6時間、光デジタル接続で約12時間、アナログ接続で約10時間となる。
再生周波数帯域は10Hz〜48kHz。質量は約510gとなる。
なお、本機は7月30日より開催される「ポータブルオーディオ研究会2016夏」にも出展されるとのことだ。