HOME > ニュース > <IFA>ソニー、据置型ヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」。デジタル+アナログのハイブリッド型

22.4MHz DSDまで対応

<IFA>ソニー、据置型ヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」。デジタル+アナログのハイブリッド型

公開日 2016/09/01 20:39 編集部:風間雄介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、IFA 2016において、据置型ヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」を発表した。欧州では11月末発売予定で、想定価格は2,099ユーロ前後。

本体前面に多彩なヘッドホン端子を搭載。アンバランスは6.3mm、3.5mmをそれぞれ別に備えているほか、バランスは3.5mm×2とJEITA 新規格の4.4mm端子も装備。さらに4ピンXLR端子も用意している。

据置型ヘッドホンアンプ「TA-ZH1ES」

前面には豊富な端子類を装備

なお、操作部やディスプレイ部は天板の前方部に設けられている。

操作部やディプレイ部は上部に備えている

ヘッドホンアンプ部は「D.A. Hybrid Amplifier Circuit」を搭載。ソニー独自のフルデジタルアンプ技術「S-Master HX」とアナログアンプを組み合わせたハイブリッドアンプ回路で、フルデジタルアンプで高出力を行う際に発生するわずかな誤差をアナログアンプが補正するのだという。

端子類は同軸入力、光デジタル入力、ラインLR入力、プリアウト(fixed/variable)、ウォークマン/XPERIA USBポート、USB-B。

背面端子部。プリアウトも装備しプリアンプとしても使える

また、DSD Remastering Engineも搭載。これはHAP-Z1ESでおなじみのもので、すべてのPCM音源をDSDに変換して再生するというもので、11.2MHzに変換するのも特徴となる。

さらに、圧縮音源を高品位に再生する「DSEE HX」や、新機能と思われる「DC Phase Linearizer」も備えている。

筐体は Frame/Beam/Wall (FBW) シャーシを搭載し、ウォールストラクチャーを採用。外形寸法は210W×65H×314Dmm、質量は4.4kg。

本機の構造を見せる展示も行われていた

ぎっしりと回路や基板が詰まっている

▼動画レポートもご覧ください!

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE