アイコンなどカスタマイズできるアプリも
ソニー、新コンセプト学習リモコン「HUIS」でBluetooth機器も操作可能にするクレードル
ソニーは、電子ペーパーを搭載した新コンセプト学習リモコン「HUIS REMOTE CONTROLLER」(関連ニュース)でBluetooth機器も操作できるようにするクレードル「HUIS BLUETOOTH CRADLE」を8月30日より発売する。6,900円前後での実売が予想され、本日8月18日より予約受付を開始した。また、HUIS REMOTE CONTROLLERの画面のフルカスタマイズを実現するPCアプリ「HUIS UI CREATOR」も8月30日までに無償提供を開始する。
■赤外線に加えてBluetoothでも外部機器と連携可能に
「HUIS REMOTE CONTROLLER」は、同社の新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」の新たな施策として2015年7月よりオープンした「First Flight」でのクラウドファンディングから誕生。本体価格は27,950円(税込)。なお、これまでは基本的にFirst Flight上でのみの販売だったが、今回より販路を広げ、ソニーの直販サイト/ショップ「ソニーストア」や、一部の量販店でも取り扱いが開始される。
「HUIS BLUETOOTH CRADLE」は、「HUIS REMOTE CONTROLLER」をBluetooth機器とも接続できるようにするクレードル。これまでHUIS REMOTE CONTROLLERは赤外線で各種機器との接続に対応していたが、新たにBluetooth機器とも接続できるようになる。これにより、例えばPS4やAppleTVのリモコンとしてHUIS REMOTE CONTROLLERを使用し、コンテンツ検索時などの文字入力をHUIS REMOTE CONTROLLERに表示させたソフトウェアキーボードで行うなどといったことが可能になる。
Bluetooth通信のHID(Human Interface Device Profile)規格に対応したSTBやゲーム機器と接続可能。ゲームプレイ時のメニュー選択や動画視聴時の再生/停止などの基本的な操作のほか、同リモコンをBluetoothキーボードとして使うことができ、見たいコンテンツ検索やアカウント入力などもスムーズに行える。なお、操作するBluetooth機器の同時接続は1台まで。
クレードルとHUIS REMOTE CONTROLLER本体との通信はBluetooth Low Energy(BLE)で行うが、クレードル側は通常の(BLEでない)Bluetoothにも対応しており、様々なBluetooth機器と接続可能。外部機器とクレードルがBluetoothでつながり、その操作命令信号をリモコン本体からクレードルへBLEで送る形となる。
なおクレードルの発売に合わせてHUIS REMOTE CONTROLLER本体のファームウェアもアップデート。今回のクレードルとのBlutooth機能などに対応させる。
実は将来的な機能拡張を睨み、開発時からHUIS REMOTE CONTROLLER本体にBLEチップが内蔵されていた。今回のアップデートによってその機能が開放される格好。
外部機器とリモコン本体とを直接Bluetoothで接続するのではなく、あえてクレードルを経由させたのは「本体側はBLEだけにしてなるべく低消費電力にしたかった」(ソニー 新規事業プラットフォーム 新規事業創出部 HUIS事業室 統括課長 八木隆典氏)からだという。「通常のBlutoothだと1週間〜10日間程度で充電が必要になる」とのことで、BLEだけに機能を絞ることで長時間利用できるようにした。
クレードルの駆動にはAC電源を使用。ACバッテリーとの接続にはUSBケーブルを利用するが、PCなどとUSB接続してのバスパワー駆動には対応していない。
クレードルの背面に、HUIS REMOTE CONTROLLER本体の呼び出しボタンを装備。ボタンを押すと、HUIS REMOTE CONTROLLERから音が鳴り、リモコンが部屋の中で見当たらなくなった場合でも簡単に探し出すことができるようにした。
もちろんHUIS REMOTE CONTROLLER本体への給電機能も装備。「専用スタンドとして、充電中も自然で美しい佇まいで、お部屋に溶け込む」としている。
■リモコン本体のカスタマイズ性を高める無料ソフト「HUIS UI CREATOR」
「HUIS UI CREATOR」は、前述のようにHUIS REMOTE CONTROLLERの画面のフルカスタマイズを実現する無料のパソコンアプリ。Windows 10/Windows 8.1/Windows 7 Service Pack 1.3(いずれも32ビット または 64 ビット版)以降に対応している。「要望が多ければMac OSへの対応も検討したい」(前出 八木氏)という。
現在のHUIS REMOTE CONTROLLERでは、公式に用意された様々なアイコンを自由に組み合わせてユーザーそれぞれのリモコン画面を作成していたが、本アプリを利用すれば、例えば自作の画像をボタンアイコンにしたり、アイコンの大きさも任意に変更するなどといったことができる。
ボタンアイコンにはJPEGやPNGファイルを使用可能。ボタンアイコンだけでなく画面全体の背景に任意の画像を指定することなどもできる。
■赤外線に加えてBluetoothでも外部機器と連携可能に
「HUIS REMOTE CONTROLLER」は、同社の新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」の新たな施策として2015年7月よりオープンした「First Flight」でのクラウドファンディングから誕生。本体価格は27,950円(税込)。なお、これまでは基本的にFirst Flight上でのみの販売だったが、今回より販路を広げ、ソニーの直販サイト/ショップ「ソニーストア」や、一部の量販店でも取り扱いが開始される。
「HUIS BLUETOOTH CRADLE」は、「HUIS REMOTE CONTROLLER」をBluetooth機器とも接続できるようにするクレードル。これまでHUIS REMOTE CONTROLLERは赤外線で各種機器との接続に対応していたが、新たにBluetooth機器とも接続できるようになる。これにより、例えばPS4やAppleTVのリモコンとしてHUIS REMOTE CONTROLLERを使用し、コンテンツ検索時などの文字入力をHUIS REMOTE CONTROLLERに表示させたソフトウェアキーボードで行うなどといったことが可能になる。
Bluetooth通信のHID(Human Interface Device Profile)規格に対応したSTBやゲーム機器と接続可能。ゲームプレイ時のメニュー選択や動画視聴時の再生/停止などの基本的な操作のほか、同リモコンをBluetoothキーボードとして使うことができ、見たいコンテンツ検索やアカウント入力などもスムーズに行える。なお、操作するBluetooth機器の同時接続は1台まで。
クレードルとHUIS REMOTE CONTROLLER本体との通信はBluetooth Low Energy(BLE)で行うが、クレードル側は通常の(BLEでない)Bluetoothにも対応しており、様々なBluetooth機器と接続可能。外部機器とクレードルがBluetoothでつながり、その操作命令信号をリモコン本体からクレードルへBLEで送る形となる。
なおクレードルの発売に合わせてHUIS REMOTE CONTROLLER本体のファームウェアもアップデート。今回のクレードルとのBlutooth機能などに対応させる。
実は将来的な機能拡張を睨み、開発時からHUIS REMOTE CONTROLLER本体にBLEチップが内蔵されていた。今回のアップデートによってその機能が開放される格好。
外部機器とリモコン本体とを直接Bluetoothで接続するのではなく、あえてクレードルを経由させたのは「本体側はBLEだけにしてなるべく低消費電力にしたかった」(ソニー 新規事業プラットフォーム 新規事業創出部 HUIS事業室 統括課長 八木隆典氏)からだという。「通常のBlutoothだと1週間〜10日間程度で充電が必要になる」とのことで、BLEだけに機能を絞ることで長時間利用できるようにした。
クレードルの駆動にはAC電源を使用。ACバッテリーとの接続にはUSBケーブルを利用するが、PCなどとUSB接続してのバスパワー駆動には対応していない。
クレードルの背面に、HUIS REMOTE CONTROLLER本体の呼び出しボタンを装備。ボタンを押すと、HUIS REMOTE CONTROLLERから音が鳴り、リモコンが部屋の中で見当たらなくなった場合でも簡単に探し出すことができるようにした。
もちろんHUIS REMOTE CONTROLLER本体への給電機能も装備。「専用スタンドとして、充電中も自然で美しい佇まいで、お部屋に溶け込む」としている。
■リモコン本体のカスタマイズ性を高める無料ソフト「HUIS UI CREATOR」
「HUIS UI CREATOR」は、前述のようにHUIS REMOTE CONTROLLERの画面のフルカスタマイズを実現する無料のパソコンアプリ。Windows 10/Windows 8.1/Windows 7 Service Pack 1.3(いずれも32ビット または 64 ビット版)以降に対応している。「要望が多ければMac OSへの対応も検討したい」(前出 八木氏)という。
現在のHUIS REMOTE CONTROLLERでは、公式に用意された様々なアイコンを自由に組み合わせてユーザーそれぞれのリモコン画面を作成していたが、本アプリを利用すれば、例えば自作の画像をボタンアイコンにしたり、アイコンの大きさも任意に変更するなどといったことができる。
ボタンアイコンにはJPEGやPNGファイルを使用可能。ボタンアイコンだけでなく画面全体の背景に任意の画像を指定することなどもできる。