HOME > ニュース > GRADO、木製ハイブリッド構造の開放型ヘッドホン「GS2000e」。バランス駆動モデルも

スタンダード機とバランス駆動機を用意

GRADO、木製ハイブリッド構造の開放型ヘッドホン「GS2000e」。バランス駆動モデルも

公開日 2016/09/21 10:43 編集部:杉浦 みな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ナイコム(株)は、同社が取り扱うGRADOから、ヘッドホン「GS2000e」を9月30日に発売する。アンバランス駆動のスタンダードモデルと、XLR端子を装備するバランス駆動モデルをラインナップする。

■アンバランス駆動モデル
・「GS2000e」¥149,000(税抜)

■バランス駆動モデル
・「GS2000e-balanced」¥174,700(税抜)

GS2000e/GS2000e-balanced

ハウジングに2種類の木材を用いたハイブリッド構造が特徴のオープンエア型ヘッドホン。モデル名に“GS”を冠するGRADO社ステートメントシリーズの最上位モデルで、ケーブル部以外は2機種共通の特徴を備えている。

ハウジングのハイブリッド構造は楽器製造のコンセプトにならったもので、アウターエンクロージャーにはマホガニー材、インナーエンクロージャーにはメープル材を使用し、手作業で組み立てを行っている。GRADOによれば、メープルで音のエネルギーをフルに伝送し、マホガニーでそのエネルギーを開放するとのこと。

内部には新しく開発された口径50mmのドライバーを搭載し、ボイスコイルにはUHPLC(Ultra high purity long crystal)無酸素銅線を採用している。ダイアフラムは排気型。周波数特性は4Hz〜51kHzで、チャンネルバランスは0.05dB、インピーダンスは32Ωとなる。

イヤーパッドを外したところ

ヘッドバンドには側圧調整板内蔵本皮を使用し、独自開発のイヤーパッドを装備するなど装着性にも配慮した作りとしている。

付属ケーブルは長さ約2.1mで、12芯UHPLC無酸素銅線を採用する。端子部は、アンバランス駆動モデルは6.3mm端子を備え、バランス駆動モデルはXLR端子を装備する。

製品には、ミニプラグ・アダプターケーブル、4.5m延長ケーブルが同梱される。加えて、バランス駆動モデルには標準プラグアダプターケーブルも付属する。

【問い合わせ先】
ナイコム
TEL/03-6417-9744

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドGRADO
  • 型番GS2000e
  • 発売日2016年9月30日
  • 価格¥149,000(税抜)
【SPEC】●型式:オープンエア ●ダイアフラム口径:50mm ●周波数特性:4Hz〜51kHz ●チャンネルバランス:0.05dB ●インピーダンス:32Ω ●ボイスコイル:UHPLC(Ultra high purity long crystal)無酸素銅線 ●感度:98.8dB ●ケーブル長:約2.1m ●質量:約260g(ケーブル含まず)、約420g(総重量)
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドGRADO
  • 型番GS2000e-balanced
  • 発売日2016年9月30日
  • 価格¥174,700(税抜)
【SPEC】●型式:オープンエア ●ダイアフラム口径:50mm ●周波数特性:4Hz〜51kHz ●チャンネルバランス:0.05dB ●インピーダンス:32Ω ●ボイスコイル:UHPLC(Ultra high purity long crystal)無酸素銅線 ●感度:98.8dB ●プラグ:XLRバランスプラグ ●ケーブル長:約2.1m ●質量:約260g(ケーブル含まず)、約470g(総重量)