HOME > ニュース > IIJと日テレ、動画配信プラットフォーム提供の合弁会社「JOCDN」設立

民放各局にも参加呼びかけ

IIJと日テレ、動画配信プラットフォーム提供の合弁会社「JOCDN」設立

公開日 2016/12/01 19:27 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
インターネットイニシアティブ(IIJ)と日本テレビは、国内向け動画配信に特化した配信プラットフォームを提供する合弁会社「JOCDN株式会社(ジェイ・オー・シー・ディー・エヌ)」を12月1日付で設立した。

JOCDN公式サイトより

新会社のJOCDNは、IIJがもつ大規模配信に関する高い技術力を中心に、日本テレビの動画配信サービスを融合し、高品質で安定した動画配信を実現するCDN(Content Delivery Network)サービスを、放送事業者及び動画配信事業者向けに広く提供していくという。また今後、民放各局に出資を含めたJOCDNへの参加を呼びかけていく。

新会社は2017年4月から事業を開始する予定。両社が50%ずつ出資し、資本金は9,900万円。代表取締役会長に鈴木幸一氏(IIJ 代表取締役会長)、代表取締役社長に篠崎俊一氏(日本テレビ放送網 社長室出向局次長)が就任する。

両社では、国内最大級のバックボーンネットワークと高い運用技術を有し、多くの配信実績をもつIIJと、動画配信サービス「Hulu」を運営する日本テレビとで、CDNサービスの提供、及び将来の放送・通信インフラを支える新たな技術開発により、日本の動画配信市場を築いていく、としている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック