DITA、2.5mm 4極／3.5mm 3極プラグを交換できる独自コネクターを搭載したイヤホン「Awesome Truth」

アユートは、同社が取り扱うDITAより、プレーヤーの出力端子に合わせて2.5mm 4極と3.5mm 3極のプラグを交換できる“Awesomeコネクター”を搭載したイヤホン「DITA Awesome Truth」を3月4日より発売する。また同日より、このAwesomeコネクターを採用したイヤホン向けリケーブル、2.5mm 4極から3.5mm 3極への変換ケーブルも発売する。イヤホンと変換ケーブルは、本日より先行予約が開始される。

・「DITA Awesome Truth」￥OPEN（直販サイト価格139,980円）

DITAは一貫してダイナミック型ドライバーのシングル搭載にこだわってきたが、本機もやはり10mmダイナミックドライバーを1基搭載。密閉型のイヤホンとなる。

3.5mm 3極の一般的なシングルエンド接続と、Astell&Kernのプレーヤーなどに採用されている2.5mm 4極によるバランス接続の両方に、ケーブルのプラグ部を交換することで対応が可能なAwesomeコネクターを採用する。なお、将来的には4.4mm 5極端子用プラグもオプションで発売予定だという。

ケーブルには、ハイエンド向けオーディオケーブルを手がけるVan den Hulの3T（True Transmission Technology）導体を使用。安定性の高いアモルファス（無結晶）構造が結晶粒界歪みの発生を防ぐことで、信号レベルの大小を問わず高い解像度を実現するという。さらに導体の周囲には銀メッキOFC線を配して、ハイブリッド構造としている。

イヤホンのハウジングには、高い剛性を有したアルミを採用。アルミの音響的ポテンシャルを引き出すべく検証を重ねたというデザインを用い、共振によるカラーレーションを排したと説明する。さらに精密な切削加工によって実現した耳側に支点を置く重量バランスにより、ストレスの少ない装着感を可能にしている。周波数特性は18Hz〜25kHz、インピーダンスは16Ω、音圧レベルは102dB。


・「DITA Truth Replacement Cable 2pin」￥OPEN（直販サイト価格65,980円）
・「DITA Truth Replacement Cable MMCX」￥OPEN（直販サイト価格65,980円）
・「DITA Truth Copper Replacement Cable 2pin」￥OPEN（市場想定価格59,980円前後）
・「DITA Truth Copper Replacement Cable MMCX」￥OPEN（市場想定価格59,980円前後）

上述のAwesomeコネクター、およびVan den Hul社と共同開発したケーブルを採用したイヤホン用リケーブル。

DITA Truth Replacement Cableは、「Answer Truth」にも用いられたVan den Hulの3T導体と銀メッキOFC銅線を使用したThe Truthケーブルを採用。DITA Truth Copper Replacement Cableは、3T導体とOFC銅線を使用したThe Hybrid Copper Truthケーブルを採用する。

いずれも2pin端子とMMCX端子の2モデルを用意する。また、DITA Truth Copper Replacement Cableはフジヤエービックの限定販売となる。長さはいずれも1.2m。


・「DITA Truth Adaptor 2.5 to 3.5 Mini Cable」￥OPEN（直販サイト価格21,980円）

Astell&Kernのプレーヤーなどに採用されている2.5mm 4極によるバランス接続端子を、一般的な3.5mm 3極端子に変換するショートケーブル。ケーブル部には、Van den HulのThe Truthケーブルを採用している。