今年後半にはPrime Videoで導入予定
サムスンとAmazon Video、「HDR10」を拡張した新規格「HDR10+」を発表
サムスンとAmazon Videoは本日20日、HDR規格「HDR10」を拡張した新規格「HDR10+」を発表した。
HDR10+は、「Dynamic Tone Mapping」技術を追加することで、HDR画質をさらに高めたというもの。
現行のHDR10規格は、シーンごとの輝度レベルにかかわらず、再生中に変化しない静的なメタデータを利用する。その結果、一部のシーンにおいて画質が最適にならない場合があるという。例えば、全体的に非常に明るい映画において、その中に少数の薄暗いシーンがある場合、これらの薄暗いシーンが製作者の意図よりも暗く見えることがあるという。
HDR10+では、新たにDynamic Tone Mappingによる“ダイナミック・メタデータ”が組み込まれ、HDR対応テレビにおいては、シーンごとまたはフレームごとに輝度レベルが調整される。これにより高輝度部をより正確に、かつ広い色域でコントラスト豊かに表示でき、製作者の意図に近い映像が再現できるとする。
サムスンの2017年モデルの4Kテレビは、すべてHDR10+をサポートするとのこと。また、2016年モデルの4Kテレビについても、2017年下半期のファームウェアアップデートにてHDR10+に対応するという。
Amazon Videoは、HDR10+によるストリーミング映像を提供する最初のサービスになるとのこと。Amazon Videoの副社長であるGreg Hart氏は「2017年後半には、サムスンと強力して、Amazon Prime VideoでHDR10+による映像をグローバルに提供していく予定だ」とコメントしている。
HDR10+は、「Dynamic Tone Mapping」技術を追加することで、HDR画質をさらに高めたというもの。
現行のHDR10規格は、シーンごとの輝度レベルにかかわらず、再生中に変化しない静的なメタデータを利用する。その結果、一部のシーンにおいて画質が最適にならない場合があるという。例えば、全体的に非常に明るい映画において、その中に少数の薄暗いシーンがある場合、これらの薄暗いシーンが製作者の意図よりも暗く見えることがあるという。
HDR10+では、新たにDynamic Tone Mappingによる“ダイナミック・メタデータ”が組み込まれ、HDR対応テレビにおいては、シーンごとまたはフレームごとに輝度レベルが調整される。これにより高輝度部をより正確に、かつ広い色域でコントラスト豊かに表示でき、製作者の意図に近い映像が再現できるとする。
サムスンの2017年モデルの4Kテレビは、すべてHDR10+をサポートするとのこと。また、2016年モデルの4Kテレビについても、2017年下半期のファームウェアアップデートにてHDR10+に対応するという。
Amazon Videoは、HDR10+によるストリーミング映像を提供する最初のサービスになるとのこと。Amazon Videoの副社長であるGreg Hart氏は「2017年後半には、サムスンと強力して、Amazon Prime VideoでHDR10+による映像をグローバルに提供していく予定だ」とコメントしている。