WM1の技術を継承
ソニーの新ウォークマン「NW-ZX300」は10月7日発売。価格は65,000円前後
ソニーは、ポータブルオーディオプレーヤー“ウォークマン”の新モデル「NW-ZX300」を10月7日より発売する。価格はオープンだが、65,000円前後での実売が想定される。カラーバリエーションはブラック、シルバーの2色を用意する。
NW-ZX300はIFA2017においてすでに発表されているが(関連ニュース)、今回、日本国内での発売が正式発表され、その価格と発売日が明らかになったかたちだ。
ウォークマン“Zシリーズ”は、「NW-ZX100」が2015年に登場。今回その後継機としてNW-ZX300が投入された。フラグシップモデル「WM1」の音質を、Zシリーズのコンパクトな筐体で実現することをコンセプトに開発されたという。
φ3.5mmのアンバランス出力はもちろん、新たにφ4.4mmのバランス出力端子も搭載。また、ZX100が192kHz/24bit PCMおよび5.6MHz DSDまでの対応だったのに対して、ZX300では11.2MHz DSDおよび384kHz/32bit PCMの再生にも対応した。バランス接続時は、11.2MHz DSDのネイティブ再生に対応する。
アンプについては、ソニー独自のデジタルアンプの最新版となるS-Master HXを搭載。これはWM1シリーズにも搭載されたアンプとなる。また、高音質パーツについてもWM1から各種のパーツを継承している。
筐体は、WM1と同様に削り出しアルミによるシャーシを採用。リアパネルも、従来のステンレスからアルミへ変更。必要な強度を確保しつつ高強度、パネルの薄型化、低抵抗化を実現した。また無酸素銅のバスプレートもWM1と同様だ。
アンプ部については電源の強化を実施。アンプ部の電源に新規フィルムコンデンサーを搭載し、これに最適化するための部品構造の改善も実施。端子部のメッキ厚、熱処理時間、フィルム自体の材質の最適化を行うことで、フィルムコンデンサーの持ち味を最大限引き出すことに成功したという。
S-Master HXの基板と接続ボール部分には高音質はんだを採用。ソニー専用のはんだで、半導体後行程工場での管理方法の見直しやはんだ強度保証を地道に行うことで高品質を実現している。
クロックの最適化も実施。新開発の100MHz対応低位相ノイズ水晶発振器を44.1kHz系と48kHz系で1基ずつ搭載した。この水晶発振器はWM1と同種のもので、サイズはWM1の5032から3225へと小型になっているが、内部ICは同一のものを用いている。
内蔵メモリーは64GBで、従来の128GBより容量は小さくなっている。microSDスロットを1スロット側面に備え、128GBまでのカードをサポート。液晶ディスプレイは3.1型 WVGA(800x480ドット)。
Bluetoothはバージョン4.2で、従来のLDACに加えて、新たにaptX HDに対応予定。aptX HDに対応するヘッドホン/イヤホンなどとの組み合わせで、48kHz/24bitのBluetooth伝送が行える。11月以降のソフトウェアアップデートで対応する予定だ。
さらに新機能としてDACモードを搭載。本機をUSB-DAC搭載ヘッドホンアンプのように使うことができる。
新たにMQAフォーマットの再生に対応。AIFFの再生も可能となった。再生対応フォーマットはMP3/WMA/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/AAC/HE-AAC/FLAC/ALAC/AIFF/DSD/APE/MQAとなる。
前面ガラスには、ウォークマンで初となるマットガラスを採用。マット仕上げの筐体前面・側面との一体感を演出している。また、指紋が付きにくい、指すべりが良いといった特徴も備えている。
連続音楽再生時間は最大約26時間(FLAC再生時)。外形寸法は57.3W×119.5H×14.8Dmm、質量は約157g。
また、本機専用のレザーケース「CKL-NWZX300」も10月7日に発売される。価格はオープンだが6,000円前後の実売が予想される。カラーはブラックのみ。専用の液晶保護シート(1,500円前後)も同日に発売予定だ。
NW-ZX300はIFA2017においてすでに発表されているが(関連ニュース)、今回、日本国内での発売が正式発表され、その価格と発売日が明らかになったかたちだ。
ウォークマン“Zシリーズ”は、「NW-ZX100」が2015年に登場。今回その後継機としてNW-ZX300が投入された。フラグシップモデル「WM1」の音質を、Zシリーズのコンパクトな筐体で実現することをコンセプトに開発されたという。
φ3.5mmのアンバランス出力はもちろん、新たにφ4.4mmのバランス出力端子も搭載。また、ZX100が192kHz/24bit PCMおよび5.6MHz DSDまでの対応だったのに対して、ZX300では11.2MHz DSDおよび384kHz/32bit PCMの再生にも対応した。バランス接続時は、11.2MHz DSDのネイティブ再生に対応する。
アンプについては、ソニー独自のデジタルアンプの最新版となるS-Master HXを搭載。これはWM1シリーズにも搭載されたアンプとなる。また、高音質パーツについてもWM1から各種のパーツを継承している。
筐体は、WM1と同様に削り出しアルミによるシャーシを採用。リアパネルも、従来のステンレスからアルミへ変更。必要な強度を確保しつつ高強度、パネルの薄型化、低抵抗化を実現した。また無酸素銅のバスプレートもWM1と同様だ。
アンプ部については電源の強化を実施。アンプ部の電源に新規フィルムコンデンサーを搭載し、これに最適化するための部品構造の改善も実施。端子部のメッキ厚、熱処理時間、フィルム自体の材質の最適化を行うことで、フィルムコンデンサーの持ち味を最大限引き出すことに成功したという。
S-Master HXの基板と接続ボール部分には高音質はんだを採用。ソニー専用のはんだで、半導体後行程工場での管理方法の見直しやはんだ強度保証を地道に行うことで高品質を実現している。
クロックの最適化も実施。新開発の100MHz対応低位相ノイズ水晶発振器を44.1kHz系と48kHz系で1基ずつ搭載した。この水晶発振器はWM1と同種のもので、サイズはWM1の5032から3225へと小型になっているが、内部ICは同一のものを用いている。
内蔵メモリーは64GBで、従来の128GBより容量は小さくなっている。microSDスロットを1スロット側面に備え、128GBまでのカードをサポート。液晶ディスプレイは3.1型 WVGA(800x480ドット)。
Bluetoothはバージョン4.2で、従来のLDACに加えて、新たにaptX HDに対応予定。aptX HDに対応するヘッドホン/イヤホンなどとの組み合わせで、48kHz/24bitのBluetooth伝送が行える。11月以降のソフトウェアアップデートで対応する予定だ。
さらに新機能としてDACモードを搭載。本機をUSB-DAC搭載ヘッドホンアンプのように使うことができる。
新たにMQAフォーマットの再生に対応。AIFFの再生も可能となった。再生対応フォーマットはMP3/WMA/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/AAC/HE-AAC/FLAC/ALAC/AIFF/DSD/APE/MQAとなる。
前面ガラスには、ウォークマンで初となるマットガラスを採用。マット仕上げの筐体前面・側面との一体感を演出している。また、指紋が付きにくい、指すべりが良いといった特徴も備えている。
連続音楽再生時間は最大約26時間(FLAC再生時)。外形寸法は57.3W×119.5H×14.8Dmm、質量は約157g。
また、本機専用のレザーケース「CKL-NWZX300」も10月7日に発売される。価格はオープンだが6,000円前後の実売が予想される。カラーはブラックのみ。専用の液晶保護シート(1,500円前後)も同日に発売予定だ。
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トピック
- ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
- ブランドSONY
- 型番NW-ZX300
- 発売日2017年10月7日
- 価格¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)
【SPEC】●容量:64GB ●ディスプレイ:3.1型(7.8cm)、WVGA(800x480ドット) ●対応Bluetoothプロファイル:A2DP、AVRCP ●対応コーデック:SBC,LDAC,aptX ●充電時間:約5.5時間、約4.5時間(約80%まで充電) ●外形寸法:約57.3W×119.5H×14.8Dmm ●質量:約157g(充電池含む)