本日スタートのレコチョク新サービスとも提携
パイオニア、新「サイバーナビ」発表会を開催 ー ハイレゾを活かすための音響設計を徹底
パイオニアは、同社が手がける車載AV機器ブランド「カロッツェリア」のカーナビ「サイバーナビ」新モデル(関連記事)の発表会を本日6日に催。壇上には、パイオニア市販事業企画部部長の三宅孝氏、市販企画部企画1課の橋本岳樹氏が登壇して、新サイバーナビについて音楽面の特徴を中心に語った。
【「サイバーナビ」基本モデルラインナップ】
・「AVIC-CL901-M」8型ラージサイズ 240,000円前後
・「AVIC-CL901」8型ラージサイズ 180,000円前後
・「AVIC-CW901-M」7型200mmワイド 220,000円前後
・「AVIC-CW901」7型200mmワイド 160,000円前後
・「AVIC-CZ901-M」7型2D 220,000円前後
・「AVIC-CZ901」7型2D 160,000円前後
※製品名後ろに「-M」がつくモデルは、マルチドライブアシストユニットセット付属
※特定車種向けモデル等の情報は、関連記事を参照のこと。
発表会には、自身もサイバーナビを利用し、趣味としてDJや音楽鑑賞を嗜んでいるというレーシングドライバー 小林可夢偉さんが招かれ、カーオーディオに関するトークセッションを行った。
■ハイレゾ再生能力を活かす徹底した音響設計
橋本氏は新「サイバーナビ」の詳細について解説。「カロッツェリア」シリーズ全体が目標とする音質について、「超臨場」がキーワードだと述べた。具体的には「静粛な空間に自然な情景を描き出す圧倒的な臨場感」とのこと。今回サイバーナビがハイレゾ再生に初対応したことも「超臨場」の実現に基づいたもので、音源の情報量を余すことなく再生するとことを狙ったという。
ハイレゾ再生機能搭載にあたっては、ハイレゾの利点を改めて研究。特に量子化ビット数の拡張による情報量増加の効果が大きいと判断した。高量子化ビットの情報量を活かすため、新サイバーナビでは従来の機種から10dB近くノイズフロアを低減した。
対応するフォーマットは96kHz/24bit音源までのFLAC・WAV・ALACと、5.6MHzまでのDSD。DSDについてはPCM変換での再生となる。また、CDや圧縮音源をアップサンプリングする「マスターサウンドリバイブ」も搭載。楽曲の信号を損なうことなく、さらに同社従来のアップスケーリング技術より格段に量子化ノイズを抑えつつ、失われた約22kHz以上の倍音を再現できるようになったとしている。
内部構造については、ハイエンドカーオーディオ並という音響設計を実施。オーディオ基板とナビ基板の分離、基板パターンはこれまでのノウハウを活かしたレイアウトを採用し、D/Aコンバーター部には32bit処理のバー・ブラウン社製「PCM1795」DACチップを採用するなど高音質部品や技術を注ぎ込み、S/N -123dBを実現している。これは同社のハイエンドカーオーディオ「カロッツェリアX」に匹敵する数値だという。
その他、車種ごとに異なる社内環境に適応するため、チャンネル間独立の31バンドイコライザー、0.35cmステップで変更可能な音場調整機能「タイムアライメント」など、多彩な音響調整機能も搭載し、「超臨場」を追求している。
■カーオーディオを楽しくするストリーミングサービス
新「サイバーナビ」もう1つの特徴として、乗車中から降車後まで楽しめる、音楽ストリーミングサービス「ミュージッククルーズチャンネル」が挙げられた。(株)レコチョクが本日から提供を開始した月額300円(税抜)の音楽ストリーミングサービス「レコチョク Best ライトプラン」を利用した機能となる。
「レコチョク Best ライトプラン」で提供される1500以上のプレイリストの中から、ナビ上の目的地、自社位置、時間に応じて楽曲を提案する「ライブレコメンド」、自動的にプレイリストを切り替える「オートレコメンド」機能も搭載。お気に入りの曲は「チェックチャンネル」機能によって登録・オリジナルプレイリストを生成可能。さらに「スタンドアローンモード」を搭載することで、降車後もスマートフォンアプリでストリーミング聴取を継続できる。
ドライバーと同乗者に多様なエンターテイメント空間を提供するため、「サイバーナビ」本体と後部座席用リアモニターとで別のAVソースを選択できる「リアエンターテイメントシステム」も搭載する。
登壇した三宅氏は「常に先進を追求し続けたサイバーナビの歴史は、カーエンターテイメント追及の歴史でもある。ナビの基本性のはもちろん、カーエンターテイメントにおいて様々な新価値を提案してきた。これからもサイバーナビは車の中のエンターテイメント空間を作り上げていく」と述べた。
【「サイバーナビ」基本モデルラインナップ】
・「AVIC-CL901-M」8型ラージサイズ 240,000円前後
・「AVIC-CL901」8型ラージサイズ 180,000円前後
・「AVIC-CW901-M」7型200mmワイド 220,000円前後
・「AVIC-CW901」7型200mmワイド 160,000円前後
・「AVIC-CZ901-M」7型2D 220,000円前後
・「AVIC-CZ901」7型2D 160,000円前後
※製品名後ろに「-M」がつくモデルは、マルチドライブアシストユニットセット付属
※特定車種向けモデル等の情報は、関連記事を参照のこと。
発表会には、自身もサイバーナビを利用し、趣味としてDJや音楽鑑賞を嗜んでいるというレーシングドライバー 小林可夢偉さんが招かれ、カーオーディオに関するトークセッションを行った。
■ハイレゾ再生能力を活かす徹底した音響設計
橋本氏は新「サイバーナビ」の詳細について解説。「カロッツェリア」シリーズ全体が目標とする音質について、「超臨場」がキーワードだと述べた。具体的には「静粛な空間に自然な情景を描き出す圧倒的な臨場感」とのこと。今回サイバーナビがハイレゾ再生に初対応したことも「超臨場」の実現に基づいたもので、音源の情報量を余すことなく再生するとことを狙ったという。
ハイレゾ再生機能搭載にあたっては、ハイレゾの利点を改めて研究。特に量子化ビット数の拡張による情報量増加の効果が大きいと判断した。高量子化ビットの情報量を活かすため、新サイバーナビでは従来の機種から10dB近くノイズフロアを低減した。
対応するフォーマットは96kHz/24bit音源までのFLAC・WAV・ALACと、5.6MHzまでのDSD。DSDについてはPCM変換での再生となる。また、CDや圧縮音源をアップサンプリングする「マスターサウンドリバイブ」も搭載。楽曲の信号を損なうことなく、さらに同社従来のアップスケーリング技術より格段に量子化ノイズを抑えつつ、失われた約22kHz以上の倍音を再現できるようになったとしている。
内部構造については、ハイエンドカーオーディオ並という音響設計を実施。オーディオ基板とナビ基板の分離、基板パターンはこれまでのノウハウを活かしたレイアウトを採用し、D/Aコンバーター部には32bit処理のバー・ブラウン社製「PCM1795」DACチップを採用するなど高音質部品や技術を注ぎ込み、S/N -123dBを実現している。これは同社のハイエンドカーオーディオ「カロッツェリアX」に匹敵する数値だという。
その他、車種ごとに異なる社内環境に適応するため、チャンネル間独立の31バンドイコライザー、0.35cmステップで変更可能な音場調整機能「タイムアライメント」など、多彩な音響調整機能も搭載し、「超臨場」を追求している。
■カーオーディオを楽しくするストリーミングサービス
新「サイバーナビ」もう1つの特徴として、乗車中から降車後まで楽しめる、音楽ストリーミングサービス「ミュージッククルーズチャンネル」が挙げられた。(株)レコチョクが本日から提供を開始した月額300円(税抜)の音楽ストリーミングサービス「レコチョク Best ライトプラン」を利用した機能となる。
「レコチョク Best ライトプラン」で提供される1500以上のプレイリストの中から、ナビ上の目的地、自社位置、時間に応じて楽曲を提案する「ライブレコメンド」、自動的にプレイリストを切り替える「オートレコメンド」機能も搭載。お気に入りの曲は「チェックチャンネル」機能によって登録・オリジナルプレイリストを生成可能。さらに「スタンドアローンモード」を搭載することで、降車後もスマートフォンアプリでストリーミング聴取を継続できる。
ドライバーと同乗者に多様なエンターテイメント空間を提供するため、「サイバーナビ」本体と後部座席用リアモニターとで別のAVソースを選択できる「リアエンターテイメントシステム」も搭載する。
登壇した三宅氏は「常に先進を追求し続けたサイバーナビの歴史は、カーエンターテイメント追及の歴史でもある。ナビの基本性のはもちろん、カーエンターテイメントにおいて様々な新価値を提案してきた。これからもサイバーナビは車の中のエンターテイメント空間を作り上げていく」と述べた。