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独自形状によりダイナミック型ドライバー採用でも高い遮音性

FitEar、ハイブリッド型カスタムIEMのバリエーション「Air 2」

公開日 2017/10/30 12:03 編集部:成藤正宣
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須山歯研は、FitEarブランドからハイブリッド型カスタムIEM「Air 2」を発表、11月2日、3日に東京中野で開催される「ヘッドホン祭2017秋」で先行販売する。価格はオープンだが、先行販売時の価格は164,900円。

FitEar Air 2

フォステクスから供給される9mmダイナミック型ドライバーと、バランスド・アーマチュアドライバーを組み合わせたハイブリッド型のカスタムIEM。同社が2015年10月から発売している「Air」の内部設計を見直すことで音のキャラクターが変化。「さらに深みのあるサウンドを目指した」という。なお「Air」の販売は今後も継続され、併売となる。

大きな特徴として、耳穴に収まる部分を従来のカスタムIEMより短くした「ショートレッグシェル」形状を採用する。一般的にダイナミック型ドライバーを搭載するイヤホンでは、振動板の動きを妨げる気圧を逃がすため通気口を設ける必要があるが、この通気口が遮音性の低下や音漏れの原因となることがあった。

「ショートレッグシェル」装着図

ショートレッグシェルを採用したことで耳穴内部の容積を大きく取ることができ、振動板にかかる気圧の影響が軽減。それに伴い通気口の必要が無くなったため、ダイナミック型ドライバーを採用しているにも関わらず高い遮音性を実現している。

耳に収まるシェル部分はブラック1色。着脱式ケーブルのコネクターが設置されたフェイスプレートは、オレンジ/レッド/ブルー/イエロー/ホワイト/ブラックの6色から選択可能。FitEar専用2ピン端子を搭載した着脱式ケーブル「FitEar cable 007」が同梱される。

フェイスプレートは6色から選択可能

付属ケーブル「FitEar cable 007 」

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