女性客を意識した売り場を展開
ビックカメラ初の百貨店内店舗、「船橋東武店」が本日オープン
ビックカメラは本日11月17日、千葉県船橋市の東武百貨店船橋店に「ビックカメラ船橋東武店」を開店する。“駅近・大型”の出店物件が限られてくる中で、ビックカメラから東武百貨店への強い要望で実現した。
ビックカメラ船橋東武店は、ビックカメラでは唯一の百貨店内店舗となる。8割以上が女性客、ファミリー層が多いという客層を踏まえ、同社が進める“女性でも抵抗なく入れる新しい家電店”を提案する。
■女性にアピールする2階、黒物で強みを発揮する3階
客数が最も多いとされる同百貨店の2階と3階に売り場を構え、入口となる2階は女性を意識したフロア構成とした。ビューティグッズやフィットネス商品、薬や日用雑貨を配置。最新美容家電などの試せる展示を豊富に用意し、「足を止めていただける売り場レイアウトに工夫を凝らした」(和歌山大店長)と訴える。調理家電では、レシピブックやキッチン雑貨と組み合わされ、毎日の料理を楽しく便利にする演出が随所に溢れる。
一方、3階には、主に男性客がターゲットとなるテレビ、オーディオ、カメラ、パソコン、スマートフォン、おもちゃ等を揃えた。
テレビコーナーでは、壁面を使って各社の有機ELテレビを一堂に展示。同じ4Kコンテンツを流しているため、画質はもちろん、レスポンスの違いも一目瞭然。また、9月29日にオープンした京王調布店で採用され好評な、床に近い下方のテレビの画面を正対して見られる傾斜展示が採り入れられている。
オーディオコーナーでは、新たに2つのチャレンジを行う。ひとつは、話題のフルワイヤレスイヤホンの装着感を自由に試せるフィッティング提案。従来はガラスケース内に収められ、気軽に試すことができなかったが、サンプルモックを用意して自由に付け心地を確認できるようにした。デザインや見た目が気になる女性のために鏡も設置。イヤリングやネックレスなどのファッションアイテムと同じ感覚で楽しんでもらう環境を提供することで、女性需要の掘り起こしを狙う。
ふたつめは、スポーツをおしゃれに楽しむアイテムとしてのオーディオ提案。健康志向が高まる一方、長続きしないジョギングやランニングなどのスポーツを、快適かつおしゃれに楽しめる要素を加えることで三日坊主からも脱却を提案。ファッション性の高いイヤホンやヘッドホン、関連する書籍など、シーン展示を含めてイメージを膨らませやすいコト軸での展開に力を入れた。
また、CDラジカセやシステムオーディオのコーナーでは、松田聖子や中森明菜など、懐かしの80年代歌謡曲を流し、レコードジャケットを飾って演出。「昔持っていたレコードを楽しみたい」というニーズが顕在化する中で、中高年層に対して“オーディオ復活”をアピール。今後、アナログとハイレゾを聴き比べできるコーナー等も計画する。
■2店の一体運営で幅広いニーズに対応
旗艦店の有楽町店でも売上げが拡大するロボットコーナーにも力が入る。和歌山店長は「船橋市は子育て世代に人気の住みたい街No1に三年連続で輝いており、教育の観点からも注目している」と語る。
2020年度からは、小学校でプログラミング教育が必修化される。パソコンコーナーでも、パソコン教育を始めたい子育て層をターゲットに、ロボットやプログラミングの入門誌、初級者向けのパソコンを揃えた「My First PC」コーナーを展開する。
なお、ビックカメラ船橋東武店のオープンに伴い、従来のビックカメラ船橋駅店は、ビックカメラ船橋駅FACE店へ名称を変更。立地条件が異なり、同店では客層は30代・40代のサラリーマンや学生など男性客が中心だ。売り場面積は船橋東武店が4,200m2、船橋駅FACE店が1,500m2、両店合わせて5,700m2と池袋本店(5,300m2)を上回るスケールとなる。
特に非家電商品ではスポーツ、ドラッグ、おもちゃは船橋東武店、お酒、時計、文房具は船橋駅FACE店と棲み分けを徹底し、“2つでひとつ”の一体運営により豊富な品揃えを実現。幅広いニーズに対応していく。両店合わせた年商は100億円を目標として掲げる。
ビックカメラ船橋東武店は、ビックカメラでは唯一の百貨店内店舗となる。8割以上が女性客、ファミリー層が多いという客層を踏まえ、同社が進める“女性でも抵抗なく入れる新しい家電店”を提案する。
■女性にアピールする2階、黒物で強みを発揮する3階
客数が最も多いとされる同百貨店の2階と3階に売り場を構え、入口となる2階は女性を意識したフロア構成とした。ビューティグッズやフィットネス商品、薬や日用雑貨を配置。最新美容家電などの試せる展示を豊富に用意し、「足を止めていただける売り場レイアウトに工夫を凝らした」(和歌山大店長)と訴える。調理家電では、レシピブックやキッチン雑貨と組み合わされ、毎日の料理を楽しく便利にする演出が随所に溢れる。
一方、3階には、主に男性客がターゲットとなるテレビ、オーディオ、カメラ、パソコン、スマートフォン、おもちゃ等を揃えた。
テレビコーナーでは、壁面を使って各社の有機ELテレビを一堂に展示。同じ4Kコンテンツを流しているため、画質はもちろん、レスポンスの違いも一目瞭然。また、9月29日にオープンした京王調布店で採用され好評な、床に近い下方のテレビの画面を正対して見られる傾斜展示が採り入れられている。
オーディオコーナーでは、新たに2つのチャレンジを行う。ひとつは、話題のフルワイヤレスイヤホンの装着感を自由に試せるフィッティング提案。従来はガラスケース内に収められ、気軽に試すことができなかったが、サンプルモックを用意して自由に付け心地を確認できるようにした。デザインや見た目が気になる女性のために鏡も設置。イヤリングやネックレスなどのファッションアイテムと同じ感覚で楽しんでもらう環境を提供することで、女性需要の掘り起こしを狙う。
ふたつめは、スポーツをおしゃれに楽しむアイテムとしてのオーディオ提案。健康志向が高まる一方、長続きしないジョギングやランニングなどのスポーツを、快適かつおしゃれに楽しめる要素を加えることで三日坊主からも脱却を提案。ファッション性の高いイヤホンやヘッドホン、関連する書籍など、シーン展示を含めてイメージを膨らませやすいコト軸での展開に力を入れた。
また、CDラジカセやシステムオーディオのコーナーでは、松田聖子や中森明菜など、懐かしの80年代歌謡曲を流し、レコードジャケットを飾って演出。「昔持っていたレコードを楽しみたい」というニーズが顕在化する中で、中高年層に対して“オーディオ復活”をアピール。今後、アナログとハイレゾを聴き比べできるコーナー等も計画する。
■2店の一体運営で幅広いニーズに対応
旗艦店の有楽町店でも売上げが拡大するロボットコーナーにも力が入る。和歌山店長は「船橋市は子育て世代に人気の住みたい街No1に三年連続で輝いており、教育の観点からも注目している」と語る。
2020年度からは、小学校でプログラミング教育が必修化される。パソコンコーナーでも、パソコン教育を始めたい子育て層をターゲットに、ロボットやプログラミングの入門誌、初級者向けのパソコンを揃えた「My First PC」コーナーを展開する。
なお、ビックカメラ船橋東武店のオープンに伴い、従来のビックカメラ船橋駅店は、ビックカメラ船橋駅FACE店へ名称を変更。立地条件が異なり、同店では客層は30代・40代のサラリーマンや学生など男性客が中心だ。売り場面積は船橋東武店が4,200m2、船橋駅FACE店が1,500m2、両店合わせて5,700m2と池袋本店(5,300m2)を上回るスケールとなる。
特に非家電商品ではスポーツ、ドラッグ、おもちゃは船橋東武店、お酒、時計、文房具は船橋駅FACE店と棲み分けを徹底し、“2つでひとつ”の一体運営により豊富な品揃えを実現。幅広いニーズに対応していく。両店合わせた年商は100億円を目標として掲げる。