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振動板やケーブルにもこだわり

ラディウス、新開発「RAF構造」ドライバー採用のハイレゾ対応イヤホン。約2万円

公開日 2017/11/20 11:29 編集部:風間雄介
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ラディウス(株)は、新開発のRAF構造ドライバーを搭載するハイレゾ対応ワイヤードイヤホン「HP-NX100」を2017年11月24日に発売する。価格はオープンだが、19,980円前後での販売が予想される。本体色はブラックとレッド。

「HP-NX100K」(ブラック)

「HP-NX100R」(レッド)

ドライバーはφ11mmのダイナミック型で、RAF構造を採用。RAFとは「Rear Air Flow System」の略で、ダイナミックドライバーユニットの後方に、背圧を正確にコントロールするチャンバーを設けた。これにより振動板の制動性能を高め、レスポンスと過渡特性の向上を図ったという。

RAF構造ドライバーユニットの概要図

ハイレゾに対応しており、再生周波数帯域は20Hz~40kHz。出力音圧レベルは103±3dB、最大入力は10mW。インピーダンスは17Ω±15%となる。

振動板は「PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)」振動板を採用。一般的なPET材に比べ、高剛性で伝搬速度と内部損失のバランスが良く、安定性が高いことが特徴だ。

またボイスコイルにはアルミ線に銅をコーティングしたCCAWを採用。そのほかケーブルはMMCX端子でリケーブルが可能。ケーブルには高編組密度構造のナイロン編組皮膜が施されている。ケーブル長は約120cmで、Y型となる。

イヤーピースも独自の「ディープマウントイヤーピース」を採用。XS、S、M、Lの各サイズを1ペアずつ付属する。そのほか収納ケースやケーブルクリップなども同梱する。

ケーブルクリップや収納ケースも同梱する

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