AUDEZEの平面駆動型モデルも注目集める
<ポタフェス>JBLの完全ワイヤレスイヤホン「FREE」が人気/finalはオリジナルイヤホンプロジェクトのサンプル展示展示
東京・秋葉原にて本日16日〜17日と2日間に渡って開催される「ポタフェス2017 WINTER」。同イベントにて出展されているブースから、本稿ではハーマンインターナショナル、アスク、トライオード、ブライトーン、S'NEXTについて紹介する。
ハーマンインターナショナルのブースでは、11月に発売されたばかりのJBLの完全ワイヤレスイヤホン「JBL FREE」(関連ニュース)が人気。完全ワイヤレスイヤホンに初めて触れるという来場者も、手持ちのスマートフォンなどから音源を再生し、ケーブルレスの便利さについて感嘆の声を上げていた。
また12月8日に発売となったスマートスピーカー「JBL LINK 10」「JBL LINK 20」(関連ニュース)も展示。バッテリー駆動のポータブル対応モデルのため、電源がなくても使用可能。実際に来場者が「OK,Google」と話しかけて試していた。
AKGもイヤホン「N25」や「N30」「N40」など人気のNシリーズ各モデルを展示。ヘッドホンでも「K550MKIII」や「K812」など、最新モデルからロングセラーモデルまで幅広いラインナップの音を確かめられるようになっており、シリーズのモデルによる音の違いをじっくりと試聴して確認する来場者が多かった。
アスクはAUDEZEブランドの平面駆動型イヤホンやヘッドホンを展示。ハイエンドモデルの音に触れ、かつ聴き比べることのできる絶好の機会ということもあり、常にブースには人の姿が見られた。
「LCD-X」シリーズの仕様はそのままに、従来製品に付属されていたプロフェッショナルトラベルケースを変更し、紙製の簡易パッケージを採用した「LCD-X Music Creator Special」についても、現在は継続して販売が行われているという(関連ニュース)。
フラグシップモデル「LCDi4」をはじめ、Lightning接続対応の「iSINE」シリーズ(関連記事)といった平面駆動型イヤホンの各モデルも人気を集めていた。
トライオードのブースでは、CROSSZONEのヘッドホン「CZ-1」が、TRIODEの真空管アンプなどと組み合わされて試聴できるようにセッティングされていた。DSPを使用しない独自技術によって“頭外定位”を実現したという密閉型ヘッドホンで、その仕組みについてメーカーの担当者が来場者に用意した資料を用いて丁寧に説明していた。
ブライトーンは同社が新しく取り扱いを開始したZMF headphonesブランドの木製ハウジングヘッドホン「Eikon」および「Atticus」を展示(関連ニュース)。2モデルの外観デザインは同一で、スペック値も同様だが、Eikonはドライバーにバイオセルロース、AtticusはTPE(熱可塑性エラストマー)製のダイアフラムを採用している点に違いがある。
各モデルの試聴用機材として、High Fidelity Cablesブランドの、ヘッドホンとプレーヤーの間に接続することで音声信号の伝達ロスを防ぎ音質を向上させるというポータブルデバイス「Trinity-Go」を用意された(関連ニュース)。
S'NEXTのブースでは、ヤマハの“聴く”VRの最新バージョンを体験することができた(関連記事)。同プロジェクトは2017年7月に開催された「ポタフェス2017 SUMMER」で発表され、各イベントにてユーザーの声を反映させながら、パラメーターを調整するなどブラッシュアップを続けてきているという。
これまでのイベントでは映像コンテンツでデモを行っていたが、今回は音楽リスニングでその効果を確かめられるようセッティング。11月下旬に発売されたΦ6mm超小型ドライバー搭載のハイレゾ対応イヤホン「EPH-200」(関連ニュース)などと組み合わせて試聴が行える。“聴く”VRの商品化について担当者は「あと一歩というところまで来ているので、来年中を目標に開発を続けていきたい」と語った。
また同ブースでは、finalがクラウドファンディングサイトMakuakeで実施している「Makeプロジェクト」を紹介。IEM型のイヤホン「Make1」「Make2」「Make3」3機種のサンプルを展示した。
finalが全国で展開している組み立て体験会の経験から、新しいイヤホンのあり方を提案するプロジェクトとしてスタートしたもので、Make1はBA×3、Make2はBA×1+ダイナミック×1、Make3はダイナミック×1というドライバー構成。Make1とMake2の構成については、ブランドとしても初の試みという。
また内部のフィルターパーツを交換することで幾通りもの音質にチューニングできるというもので、担当者は「カスタムIEMとは異なるが、カスタマイズにより自分だけのモデルを作り出すことができる」と説明した。
ハーマンインターナショナルのブースでは、11月に発売されたばかりのJBLの完全ワイヤレスイヤホン「JBL FREE」(関連ニュース)が人気。完全ワイヤレスイヤホンに初めて触れるという来場者も、手持ちのスマートフォンなどから音源を再生し、ケーブルレスの便利さについて感嘆の声を上げていた。
また12月8日に発売となったスマートスピーカー「JBL LINK 10」「JBL LINK 20」(関連ニュース)も展示。バッテリー駆動のポータブル対応モデルのため、電源がなくても使用可能。実際に来場者が「OK,Google」と話しかけて試していた。
AKGもイヤホン「N25」や「N30」「N40」など人気のNシリーズ各モデルを展示。ヘッドホンでも「K550MKIII」や「K812」など、最新モデルからロングセラーモデルまで幅広いラインナップの音を確かめられるようになっており、シリーズのモデルによる音の違いをじっくりと試聴して確認する来場者が多かった。
アスクはAUDEZEブランドの平面駆動型イヤホンやヘッドホンを展示。ハイエンドモデルの音に触れ、かつ聴き比べることのできる絶好の機会ということもあり、常にブースには人の姿が見られた。
「LCD-X」シリーズの仕様はそのままに、従来製品に付属されていたプロフェッショナルトラベルケースを変更し、紙製の簡易パッケージを採用した「LCD-X Music Creator Special」についても、現在は継続して販売が行われているという(関連ニュース)。
フラグシップモデル「LCDi4」をはじめ、Lightning接続対応の「iSINE」シリーズ(関連記事)といった平面駆動型イヤホンの各モデルも人気を集めていた。
トライオードのブースでは、CROSSZONEのヘッドホン「CZ-1」が、TRIODEの真空管アンプなどと組み合わされて試聴できるようにセッティングされていた。DSPを使用しない独自技術によって“頭外定位”を実現したという密閉型ヘッドホンで、その仕組みについてメーカーの担当者が来場者に用意した資料を用いて丁寧に説明していた。
ブライトーンは同社が新しく取り扱いを開始したZMF headphonesブランドの木製ハウジングヘッドホン「Eikon」および「Atticus」を展示(関連ニュース)。2モデルの外観デザインは同一で、スペック値も同様だが、Eikonはドライバーにバイオセルロース、AtticusはTPE(熱可塑性エラストマー)製のダイアフラムを採用している点に違いがある。
各モデルの試聴用機材として、High Fidelity Cablesブランドの、ヘッドホンとプレーヤーの間に接続することで音声信号の伝達ロスを防ぎ音質を向上させるというポータブルデバイス「Trinity-Go」を用意された(関連ニュース)。
S'NEXTのブースでは、ヤマハの“聴く”VRの最新バージョンを体験することができた(関連記事)。同プロジェクトは2017年7月に開催された「ポタフェス2017 SUMMER」で発表され、各イベントにてユーザーの声を反映させながら、パラメーターを調整するなどブラッシュアップを続けてきているという。
これまでのイベントでは映像コンテンツでデモを行っていたが、今回は音楽リスニングでその効果を確かめられるようセッティング。11月下旬に発売されたΦ6mm超小型ドライバー搭載のハイレゾ対応イヤホン「EPH-200」(関連ニュース)などと組み合わせて試聴が行える。“聴く”VRの商品化について担当者は「あと一歩というところまで来ているので、来年中を目標に開発を続けていきたい」と語った。
また同ブースでは、finalがクラウドファンディングサイトMakuakeで実施している「Makeプロジェクト」を紹介。IEM型のイヤホン「Make1」「Make2」「Make3」3機種のサンプルを展示した。
finalが全国で展開している組み立て体験会の経験から、新しいイヤホンのあり方を提案するプロジェクトとしてスタートしたもので、Make1はBA×3、Make2はBA×1+ダイナミック×1、Make3はダイナミック×1というドライバー構成。Make1とMake2の構成については、ブランドとしても初の試みという。
また内部のフィルターパーツを交換することで幾通りもの音質にチューニングできるというもので、担当者は「カスタムIEMとは異なるが、カスタマイズにより自分だけのモデルを作り出すことができる」と説明した。