HOME > ニュース > マスプロ電工、新4K8K衛星放送対応のCATV加入者宅用ブースター

耐雷性能を高め安全性に配慮

マスプロ電工、新4K8K衛星放送対応のCATV加入者宅用ブースター

公開日 2018/03/19 15:32 編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
マスプロ電工は、CATV加入者宅用のCATVブースター2機種と、BS・CS帯域が3224MHz対応のCATV・BS・CSブースター2機種を、4月上旬より順次発売する。

「10BCAW30U」

・CATVブースター「10B30」¥26,400(税抜)
・CATVブースター「10B30U」¥29,700(税抜)
・CATV・BC・CSブースター「10BCBW30」¥31,500(税抜)
・CATV・BC・CSブースター「10BCBW30U」¥36,000(税抜)

10B30と10BCBW30は上り通過型、10B30Uと10BCBW30Uは上り増幅型。10BCBW30および10BCBW30Uは、2018年12月から実用放送が予定される新4K8K衛星放送(3224MHz)に対応する。

全機種CATV下りは定格出力レベルが98dBμVで利得30dB。くわえて10BCBW30と10BCBW30UはBS・CSの定格出力レベルが103dBμV、利得は38dBと高出力・高利得のため、分配数の多い住宅にも対応できるとする。また、10B30Uと10BCBW30UはCATV上り増幅回路を内蔵するため、定格出力110dBμV、利得20dBと高出力・高利得で、インターネットや電話などの通信サービスにも、余裕を持った運用が可能という。

電源部は本体に内蔵することが可能。屋内またはBOX内設置の場合はAC100V方式で駆動、AC100V電源が取れない場合は、電源部を取外して電源の近くに設置、同軸ケーブルで電源を重畳して、DC15V方式として駆動することができる。

2018年4月から施行される電波障害などの影響を抑える漏えい基準をクリアしており、他の無線システムへの影響が少なく、新4K8K衛星放送を安定して視聴することができるほか、マスプロ独自の耐雷設計により、高い耐雷性能を実現。耐トラッキングに優れたACプラグを採用するなど、安全性を高めている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック