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ドライバー構成は非公開

FitEar、約5万円のカスタムイヤホン「FitEar ROOM」− 3Dプリンター出力シェルを採用

公開日 2018/04/02 13:14 編集部:小澤貴信
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須山歯研は、FitEarブランドのカスタムイヤホン「FitEar ROOM」を同社直販にて販売。受付を4月1日より開始している。価格は49,800円(税抜、耳型採取費別)。

「FitEar ROOM」

3Dプリンターで制作されたシェルを採用したカスタムIEM(インイヤー・モニター)。FitEar Ayaで同社初採用となった3Dプリンター出力の技術を活かして音質を追求しつつ、組み込み設計の洗練と使用ユニットの厳選、須山補聴器での直接販売などを行うことで、カスタムIEMながら手頃な価格を実現したとする。ドライバー構成は非公開。

遮音性と装着感の両立を目的に開発された新発想のシェルデザインを採用。ショートレッグシェルを世界初採用したFitEar Air開発で得られたノウハウを応用し、個人ごとに異なる耳孔サイズ、形状に左右されにくい内部ユニットレイアウトを実現。誰でも均質なサウンドバランスが得られるとする。

また、通常のカスタムシェルと比べ耳穴に入る先端部分が短いため、カスタムイヤーモニターを初めて使う方にも違和感のない快適なフィット感を提供すると紹介されている。

3Dプリンターを用いるメリットとして、シェル設計時にユニット組み込み用のキャビティまでモデリングすることで作業時間の短縮が可能となり、様々な耳孔サイズや形状に対しても均質な音質を提供することができるようになったことを挙げている。また、造形精度の高い3Dプリンターの追加導入により、外面の仕上げも作業時間と品質の両面で改善され、ユニバーサルモデルの複雑で精緻なステム形状にも対応することが可能となったという。

音質については、「シビアなライブ現場よりいただいたフィードバックから、フラットな周波数特性、リニアなレスポンスを持ちながらライブのテンションを落とさない熱を持ったサウンドバランスを実現」したとのことだ。

フェイスプレートは、オレンジ・レッド・ブルー・イエロー・ホワイト・ブラックの6色の中から選択できる。

ケーブルは「FitEar cable 005シルバー」(3.5mm3極ステレオミニプラグ)を採用。セミハードケース(黄色)、ケーブルクリップ、クリーニングブラシが付属する。

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