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Q5はアンプモジュールを交換可能

FiiO、デュアルDAC仕様のポータブルアンプ「Q5」/4.4mmバランス端子搭載のアンプモジュール

公開日 2018/04/25 11:58 編集部:小澤貴信
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エミライは、FiiOのUSB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Q5」と、アンプモジュール「AM3B」を発表した。発売日および価格は追ってアナウンスされる。

■USB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Q5

「Q5」

USB-DACを内蔵したポータブルヘッドホンアンプ。同社の上位ポータブルオーディオプレーヤーと同様にアンプモジュール方式を採用しており、モジュール交換で様々なヘッドホン出力に対応できる。

USB-DACは、最大で384kHz/32bit PCMおよび11.2MHzDSDのネイティブ再生に対応する。

DAC部については、旭化成エレクトロニクス(AKM)製のDACチップ「AK4490EN」をデュアル・モノ構成で使用。TI製オペアンプ、Vishay製の音質部品、パナソニック製フィルムコンデンサーなど、高品質パーツを数多く採用したことも特徴。また、独立構成のLPF/ボリューム/バッファー段によるオーディオ回路を採用している。

ボリュームには、同社が “革新的” と紹介する電子ボリューム方式による音量調整機構を採用。ギャング・エラーを排除したという。

アンプモジュールについては、2.5mmバランス出力端子および3.5mmステレオミニ端子を搭載した「AM3A」をセットとしたモデルと、後述する4.4mmバランス出力端子および3.5mmステレオミニ端子を搭載した「AM3B」をセットしたモデルの2パッケージがラインナップされる。

本体側に3.5mm入出力を搭載

また、本体側には3.5mmステレオミニ端子によるライン入力/出力も搭載している。

Bluetoothも内蔵。バージョンは4.2準拠で、コーデックはaptXにも対応する。

Apple社のMFi認証によるiOSデバイスとの高い互換性も実現。iOSデバイスの自動接続検知・切替機能も備えている。豊富な付属アクセサリーも同梱している。

その他の詳細な仕様は追って発表されるという。

■アンプモジュール「AM3B

φ4.4mm 5極バランス出力端子を搭載したアンプモジュール。上述のQ5や、同社の最上位DAP「X7 Mark II」などと組み合わせて利用できる。

「AM3B」

アナログ・デバイセス製の高精度広帯域JFETオペアンプ 「AD8620」と、イヤホン/ヘッドホンの駆動に特化したという特注仕様のオペアンプ「OPA926」を採用。φ4.4mm 5極バランス端子は、日本ディックス製を採用する。

2.5mmバランス出力端子搭載モジュール「AM3A」の設計思想をさらに推し進め、回路パターンさらなるの最適化とオペアンプをより理想的な動作環境に置くことにより、音質向上を実現したとしている。

またX7 Mark IIにAM3Bを同梱し、4.4mmバランス出力端子に対応するパッケージ「X7 Mark II with AM3B」も用意。こちらもその他の詳細な仕様は追って発表される。

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