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4分配機と2分配機

ラトック、4K対応HDMI分配器2モデル。小規模改良と低価格化の“リニューアル版”

公開日 2018/09/25 19:22 編集部:小野佳希
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ラトックシステムは、 4K/60HzやHDCP2.2に対応したHDMIスプリッター「RS-HDSP4-4K」と「RSHDSP2-4K」を9月末より発売する。価格は4分配モデル「RS-HDSP4-4K」が22,400円で、2分配モデル「RSHDSP2-4K」が14,400円(ともに税抜)。

左:RS-HDSP2-4K 右:RS-HDSP4-4K

4K(3,840 x 2,160)60Hz(4:4:4/8bit)の映像信号を2分配 / 4分配することができるHDMI分配器。2016年に発売した「REX-HDSP2-4K / REX-HDSP4-4K」(関連ニュース)の基本機能を継承しながら、 小規模な改良と価格を抑えたリニューアルモデルとなる。ビデオレコーダーやパソコン、 ゲーム機器から送られてくる1つのHDMI信号を、 RS-HDSP2-4Kは2つ、 RS-HDSP4-4Kは4つに分配し、 複数のディスプレイに出力できる。

異なるスペックのディスプレイを接続する場合は、 用途に合わせて3つの動作モード「自動判別モード」と「優先出力モード」「固定出力モード」から選択が可能。 動作モードによって解像度と音声フォーマットの選択基準が異なり、 モードの設定は本体背面のスイッチで行う。

「自動判別モード(A)」では、 すべてのディスプレイが対応している解像度と音声フォーマットで分配され、 すべてのディスプレイに映像が表示される。「優先出力モード(B)」では、 OUT1に接続したディスプレイの最高スペックにあわせた解像度と音声フォーマットが分配される。

そして「固定出力モード(C)」では、 電源ON時または本体リセット時に接続されている機器共通の解像度・音声フォーマットが記憶され、 電源をOFFにしない限り、 ディスプレイやHDMI機器を入れ替えた場合でも記憶した解像度と音声フォーマットは変更されない。

ACアダプターには、 スクリューロック式の接続コネクターを採用。 本製品とACアダプターを固定接続することで、 意図しない落下などで電源の抜けを防止できるようにした。

また、電源スイッチには通電状態がわかるLEDを搭載。電源オンで赤色に点灯し、 オフにすることでLEDが消灯。 Power LEDのステータス状態とあわせて、 通電状態を確認しやすくなった。

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