「Super X-Fi」技術採用
<CES>クリエイティブ、AIで音を最適化させるヘッドホンアンプ「SXFI AMP」。初の完全ワイヤレスイヤホンも
米国ラスベガスで開催されている「CES 2019」にて、Creative Technology Ltd.は、スマートフォンから耳などを撮影することで、自然なサラウンドを再生する「Super X-Fi ヘッドホン ホログラフィ」技術(関連ニュース)を用いた製品を展示。そのほか同社初となる完全ワイヤレスイヤホン、サウンドカードなどが発表された。
「SXFI AMP」は、Super X-Fiが搭載されたヘッドホンアンプ。価格は149.99ドルとなっており、すでに先行発売は開始されている。
ヘッドホンでサラウンドシステムの音場を再現すると謳われており、専用アプリから両耳と顔の写真を撮影することで、個人に最適化された体験が行えるという。
搭載するDACはAKM「AK4377」で、96kHz/24bitの再生に対応。チャンネル数は、2.0、5.1、7.1に対応する。質量は15gで、外形寸法は9.7W×17.5H×67Dmmとなり、USB-C端子と3.5mmジャックを搭載する。
ブースではスピーカーで構築されたサラウンド環境も用意され、SXFI AMPと比較することができた。記者が試したところ、ヘッドホンであっても頭外から聴こえてくるような体験をすることができた。
音楽などステレオの再生では、2chのスピーカーで再生されているような音場で再生された。また特に驚いたのがモノラルソースの再生で、周りの記者から声が上がっており、前方に自然な音場が広がるように感じられた。
個人の耳に最適化させるため、初回はスマートフォンと接続しアプリを立ち上げる必要があるが、一度設定してしまえば単体で動作する。
そのため、PC、Macをはじめ、スマートフォン(Android/iOS)、コンソールゲーム機といったUSB接続で動作できるデバイスであれば使用でき、サラウンドで再生するために別途アプリなどを入れる必要はない。
両耳と顔の写真を撮影することで個人の耳に最適化するには、AIが用いられていると説明員は話していた。スタジオで人の耳にマイクを入れて計測したデータと、耳・顔を撮影した写真をAIで処理を行っているという。
そのため使用するヘッドホン/イヤホンは、計測済み・登録されているものが好ましいという。しかし同社の製品だけでなく、AKG、Skullcandy、ゼンハイザーといった別メーカーの製品も登録されており、今後も増えていくとのこと。また登録されていないヘッドホンやイヤホンでの使用も想定されており、その場合は「unknown」を選択すればいい。
またブースにはこのSuper X-Fi技術を内蔵したヘッドホンも出展。こちらは今回のCESで発表された製品となる。
「SXFI AIR」はワイヤレスタイプとなり、Bluetoothに対応する。micro SDスロットを備え単体での音楽再生(MP3/WAV/WMA/FLAC)にも対応するほか、USB接続、アナログ入力で動作。通話用のマイクが備えられており、また左側面のハウジングにはタッチコントロールが搭載される。発売は2 - 3月の予定で、価格は159.99ドル。
「SXFI AIR C」はSXFI AIRから機能が削られたモデルとなり、Bluetooth、micro SDスロット、タッチコントロールは搭載されない。またゲーム用モデルとなり、SXFI AIRと比べてマイクブームが長く設計されている。こちらも発売は2 - 3月の予定となっており、価格は129.99ドル。
そのほか、今回のCESでは完全ワイヤレスイヤホン「OUTLIER AIR」も発表。こちらの価格は79.99ドルで、3月の発売。1回の充電で10時間使用することができ、充電ケースとの併用で30時間の再生ができる。
そのほかコーデックでapt-X、AACに対応し、IPX5の防滴を備える。ドライバーにはグラファイトが使用され、音声アシスタントにも対応する。Bluetoothのバージョンは5.0。
以下、その他の製品はフォトレポートでお伝えする。
「SXFI AMP」は、Super X-Fiが搭載されたヘッドホンアンプ。価格は149.99ドルとなっており、すでに先行発売は開始されている。
ヘッドホンでサラウンドシステムの音場を再現すると謳われており、専用アプリから両耳と顔の写真を撮影することで、個人に最適化された体験が行えるという。
搭載するDACはAKM「AK4377」で、96kHz/24bitの再生に対応。チャンネル数は、2.0、5.1、7.1に対応する。質量は15gで、外形寸法は9.7W×17.5H×67Dmmとなり、USB-C端子と3.5mmジャックを搭載する。
ブースではスピーカーで構築されたサラウンド環境も用意され、SXFI AMPと比較することができた。記者が試したところ、ヘッドホンであっても頭外から聴こえてくるような体験をすることができた。
音楽などステレオの再生では、2chのスピーカーで再生されているような音場で再生された。また特に驚いたのがモノラルソースの再生で、周りの記者から声が上がっており、前方に自然な音場が広がるように感じられた。
個人の耳に最適化させるため、初回はスマートフォンと接続しアプリを立ち上げる必要があるが、一度設定してしまえば単体で動作する。
そのため、PC、Macをはじめ、スマートフォン(Android/iOS)、コンソールゲーム機といったUSB接続で動作できるデバイスであれば使用でき、サラウンドで再生するために別途アプリなどを入れる必要はない。
両耳と顔の写真を撮影することで個人の耳に最適化するには、AIが用いられていると説明員は話していた。スタジオで人の耳にマイクを入れて計測したデータと、耳・顔を撮影した写真をAIで処理を行っているという。
そのため使用するヘッドホン/イヤホンは、計測済み・登録されているものが好ましいという。しかし同社の製品だけでなく、AKG、Skullcandy、ゼンハイザーといった別メーカーの製品も登録されており、今後も増えていくとのこと。また登録されていないヘッドホンやイヤホンでの使用も想定されており、その場合は「unknown」を選択すればいい。
またブースにはこのSuper X-Fi技術を内蔵したヘッドホンも出展。こちらは今回のCESで発表された製品となる。
「SXFI AIR」はワイヤレスタイプとなり、Bluetoothに対応する。micro SDスロットを備え単体での音楽再生(MP3/WAV/WMA/FLAC)にも対応するほか、USB接続、アナログ入力で動作。通話用のマイクが備えられており、また左側面のハウジングにはタッチコントロールが搭載される。発売は2 - 3月の予定で、価格は159.99ドル。
「SXFI AIR C」はSXFI AIRから機能が削られたモデルとなり、Bluetooth、micro SDスロット、タッチコントロールは搭載されない。またゲーム用モデルとなり、SXFI AIRと比べてマイクブームが長く設計されている。こちらも発売は2 - 3月の予定となっており、価格は129.99ドル。
そのほか、今回のCESでは完全ワイヤレスイヤホン「OUTLIER AIR」も発表。こちらの価格は79.99ドルで、3月の発売。1回の充電で10時間使用することができ、充電ケースとの併用で30時間の再生ができる。
そのほかコーデックでapt-X、AACに対応し、IPX5の防滴を備える。ドライバーにはグラファイトが使用され、音声アシスタントにも対応する。Bluetoothのバージョンは5.0。
以下、その他の製品はフォトレポートでお伝えする。