準グランプリに「8年越しの花嫁」と安室奈美恵ライブ
日本ブルーレイ大賞2018年グランプリは「グレイテスト・ショーマン」。乃木坂46堀未央奈さんも登場の表彰式が開催
映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが加盟するデジタルエンターテイメント・グループ・ジャパン(DEGジャパン)は、2018年に発売されたブルーレイソフトのなかで優れた作品を表彰する「第11回日本ブルーレイ大賞」の結果を発表。「グレイテスト・ショーマン」がグランプリを受賞した。
準グランプリは「8年越しの花嫁 奇跡の実話」と「namie amuro Final Toure 2018 〜Finally〜」が受賞。審査員特別賞には「2001年宇宙の旅」、一般ユーザーの投票によるユーザー大賞は「ガールズ&パンツァー 最終章第1話」を選出。アンバサダーを務める乃木坂46の堀未央奈さんによるアンバサダー特別賞には「シェイプ・オブ・ウォーター」が選ばれた。
グランプリの「グレイテスト・ショーマン」受賞理由について、AV評論家の麻倉怜士氏らによる審査員団は「4K Ultra HDブルーレイとしてあらゆる面で水準を圧倒的に凌駕する作品」だと説明。
「ストーリーとしても、実話をベースにミュージカル仕立てで描いた、非常にワクワクする作品性の高さがあり、画質的にも素晴らしい。ディテールまで非常にしっかりと描かれ、ダイナミックレンジも広大で色彩の描き分けが見事。サーカスという舞台での豊富な色とグラデーション描写に4Kの広大なリソースを活かしている」とし、音声面も「ドルビーアトモスによる音表現も別格で、低音から高音までの周波数的、そして弱音から強音までのダイナミックレンジ的情報量が多く、ロックからクラシック的な曲まで、さまざまな切り口で愉しめるパッケージだ」と評価している。
各部門の受賞作品は下記の通り。
【受賞作品】
<クオリティ部門>
・高画質賞(ブルーレイ)『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
・高画質賞(UHD BD)『グレイテスト・ショーマン』
・高音質賞『リメンバー・ミー』
<カテゴリー部門>
・映画賞(洋画)『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
・映画賞(邦画)『孤狼の血』
・TVドラマ賞『おっさんずラブ』
・アニメ賞(洋画)『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
・アニメ賞(邦画)『劇場版 名探偵コナン ゼロの執行人』
・音楽賞『namie amuro Final Toure 2018 〜Finally〜』
・ノンジャンル賞『世界自然遺産 小笠原 〜ボニンブルーの海〜』
表彰式で登壇したDEGジャパンの川合史郎会長は、「パッケージビジネスにとって、2018年はとてもいい年だった」とコメント。「これまで13年間少しずつパッケージの市場は下がってきていたが、2018年は市場ではBDのシェアが50%になり、全体の売上が前年比で伸びた」と紹介した。
なお、パッケージ作品のセル市場規模は約1,700億円だとのこと。「日本の年間消費金額で言えば、醤油の2年分、マヨネーズで1.5年分。どちらも生活にとって欠かせないもの。それらと比べてこの数字は凄いことだ」とし、「今年2019年もパッケージのビジネスを伸ばしていきたい」と述べた。
なお、川合氏はグランプリを受賞した「グレイテスト・ショーマン」の発売元である20世紀フォックスの代表としても登壇。受賞を記念して「3月1日から全国の販売店でグレイテスト・ショーマンの大感謝セールを行うことを決めた」とも発表した。
DEGジャパン会長としての川合氏のあいさつを受け、米国DEG代表のAmy Jo Smith(エイミー・ジョー・スミス)氏は「ブルーレイを醤油と比べるのは珍しい発想ですが(笑)、それだけの規模で素晴らしい業績を達成したということであり、本当にうれしいこと」とコメント。「そのサポートにあたったDEGジャパンに感謝したい」と語った。
また、「シェイプ・オブ・ウォーター」をアンバサダー特別賞を選出した堀未央奈さんは「素晴らしい作品ばかりで選ぶのには本当に苦労した」としつつ、「今までの概念になかったラブストーリーが新鮮で面白かった」と選出理由を説明。「映像や音楽が本当に素敵で、映画が始まって1秒で心を鷲掴みにされた」と作品を評価した。
準グランプリは「8年越しの花嫁 奇跡の実話」と「namie amuro Final Toure 2018 〜Finally〜」が受賞。審査員特別賞には「2001年宇宙の旅」、一般ユーザーの投票によるユーザー大賞は「ガールズ&パンツァー 最終章第1話」を選出。アンバサダーを務める乃木坂46の堀未央奈さんによるアンバサダー特別賞には「シェイプ・オブ・ウォーター」が選ばれた。
グランプリの「グレイテスト・ショーマン」受賞理由について、AV評論家の麻倉怜士氏らによる審査員団は「4K Ultra HDブルーレイとしてあらゆる面で水準を圧倒的に凌駕する作品」だと説明。
「ストーリーとしても、実話をベースにミュージカル仕立てで描いた、非常にワクワクする作品性の高さがあり、画質的にも素晴らしい。ディテールまで非常にしっかりと描かれ、ダイナミックレンジも広大で色彩の描き分けが見事。サーカスという舞台での豊富な色とグラデーション描写に4Kの広大なリソースを活かしている」とし、音声面も「ドルビーアトモスによる音表現も別格で、低音から高音までの周波数的、そして弱音から強音までのダイナミックレンジ的情報量が多く、ロックからクラシック的な曲まで、さまざまな切り口で愉しめるパッケージだ」と評価している。
各部門の受賞作品は下記の通り。
【受賞作品】
<クオリティ部門>
・高画質賞(ブルーレイ)『8年越しの花嫁 奇跡の実話』
・高画質賞(UHD BD)『グレイテスト・ショーマン』
・高音質賞『リメンバー・ミー』
<カテゴリー部門>
・映画賞(洋画)『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
・映画賞(邦画)『孤狼の血』
・TVドラマ賞『おっさんずラブ』
・アニメ賞(洋画)『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
・アニメ賞(邦画)『劇場版 名探偵コナン ゼロの執行人』
・音楽賞『namie amuro Final Toure 2018 〜Finally〜』
・ノンジャンル賞『世界自然遺産 小笠原 〜ボニンブルーの海〜』
表彰式で登壇したDEGジャパンの川合史郎会長は、「パッケージビジネスにとって、2018年はとてもいい年だった」とコメント。「これまで13年間少しずつパッケージの市場は下がってきていたが、2018年は市場ではBDのシェアが50%になり、全体の売上が前年比で伸びた」と紹介した。
なお、パッケージ作品のセル市場規模は約1,700億円だとのこと。「日本の年間消費金額で言えば、醤油の2年分、マヨネーズで1.5年分。どちらも生活にとって欠かせないもの。それらと比べてこの数字は凄いことだ」とし、「今年2019年もパッケージのビジネスを伸ばしていきたい」と述べた。
なお、川合氏はグランプリを受賞した「グレイテスト・ショーマン」の発売元である20世紀フォックスの代表としても登壇。受賞を記念して「3月1日から全国の販売店でグレイテスト・ショーマンの大感謝セールを行うことを決めた」とも発表した。
DEGジャパン会長としての川合氏のあいさつを受け、米国DEG代表のAmy Jo Smith(エイミー・ジョー・スミス)氏は「ブルーレイを醤油と比べるのは珍しい発想ですが(笑)、それだけの規模で素晴らしい業績を達成したということであり、本当にうれしいこと」とコメント。「そのサポートにあたったDEGジャパンに感謝したい」と語った。
また、「シェイプ・オブ・ウォーター」をアンバサダー特別賞を選出した堀未央奈さんは「素晴らしい作品ばかりで選ぶのには本当に苦労した」としつつ、「今までの概念になかったラブストーリーが新鮮で面白かった」と選出理由を説明。「映像や音楽が本当に素敵で、映画が始まって1秒で心を鷲掴みにされた」と作品を評価した。