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X10/C8/P8シリーズ

TCL、量子ドット「QLED」採用で65型約20万円の「65X10」など4K HDRテレビ3シリーズ

公開日 2019/08/29 12:59 編集部:小野佳希
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TCLジャパンエレクトロニクスは、量子ドットLED技術「QLED」を採用した「X10シリーズ」など4K液晶テレビ3シリーズ7モデルを9月20日より順次発売する。ラインナップは下記の通り。

X10シリーズ

■X10シリーズ 10月中旬発売
・65X10(65型)¥OPEN(予想実売価格20万円前後)

C8シリーズ

■C8シリーズ 9月20日発売
・65C8(65型)¥OPEN(予想実売価格12万円前後)
・55C8(55型)¥OPEN(予想実売価格9万円前後)

P8シリーズ

■P8シリーズ 9月20日発売
・65P8S(65型)¥OPEN(予想実売価格10万円前後)
・55P8S(55型)¥OPEN(予想実売価格7万円前後)
・50P8S(50型)¥OPEN(予想実売価格6万円前後)
・43P8B(43型)¥OPEN(予想実売価格5万円前後)

3シリーズとも4K HDR対応で、HDR10およびHLG規格に対応。なお4Kチューナーは非搭載。地デジ/BS/110度CSチューナー(右旋)を2基搭載している。また、全シリーズともAndroidを搭載し、ネット動画サービス視聴を始めとした各種スマートTV機能を備えている。加えて、GoogleアシスタントおよびChromecastビルトインに対応している。

ホーム画面。NetflixやYouTube、AbemaTVやDAZNなど各種映像配信サービスに対応している

HDMI端子は43型の43P8Sのみ2系統で、そのほかのモデルは3系統を装備。全モデルとも1系統がARCにも対応している。

各モデルのリモコン。中央に向けて凹んだデザインになっている

X10シリーズは上記の通り量子ドット技術「QLED」を採用したモデルで、ドルビージョンおよびドルビーアトモスにも対応。倍速駆動にも対応している。

QLEDフィルムを搭載することで、同社従来モデルに比べて色域を約115%にまで拡大。これにより、豊富な色彩を実現したとしている。

量子ドット技術によるフィルムを搭載することで高画質化を図っている

ディスプレイ直下に15,000個のLEDライトを搭載し、従来の液晶テレビに比べて3倍以上となる輝度1500nitsを実現。また、画面を768ゾーンごとに個別にコントロールするローカルディミング(エリア駆動)にも対応している。

15000個のバックライトを768エリアで分割制御

音声面ではドルビーアトモス対応のサウンドバーとの一体デザインを採用している。

ドルビーアトモス対応サウンドバーと一体化したスタンドを採用

C8シリーズは同社4KスマートTVのハイスペックモデルという位置づけ。ドルビーオーディオ対応スピーカーを搭載している。

C8シリーズのスピーカー部

本機では1296ゾーンに分割してのエリア駆動する「マイクロディミング」を採用。またHDRに対応するWCG(Wide Color Gamut)を採用。これにより、より鮮やかな色彩を実現し、あらゆるシーンを美しく描くとアピールしている。

1296分割のエリア駆動「マイクロディミング」を採用

ワイドカラーガンマの採用で広色域化

P8シリーズは同社4KスマートTVのスタンダードモデル。QLEDやドルビーアトモス対応などを省くことで手頃な価格を実現した。一方で上位機C8シリーズ同様にマイクロディミングやWCGに対応している。

最も小型な43型のみスタンド部などのデザインが異なり、型番末尾も「B」となっている

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