10体のRoBoHoNによるダンスも
<IFA>シャープ、来春導入予定の最新8K製品を一挙展示! AIoTはロボホンが案内役に
独ベルリンで開催されている「IFA 2019」。シャープは、プレスカンファレンスにて発表された通り、「8K+5Gエコシステム」「AIoTワールド」という2つのテーマでブースを展開している。
同社は2020年の東京オリンピックの開催、国内キャリアの5Gサービス開始に向けて、いち早く対応製品・サービスを導入することを目指し、最新8Kプロダクトの来春導入を発表した。
ブースエントランスをくぐると、世界最大サイズの120インチ8K液晶ディスプレイに迎えられ、8K+5Gエリアがスタートする。本製品のパネルはシャープの堺工場にて製造・生産された、直下型バックライトの液晶パネルを採用。また将来的に8K映像の伝送に対応すべく、5Gにも対応する予定としている(展示品はまだ5G対応にはなっていないとのこと)。なお本機はプロトタイプであり、外観を含め、細かな仕様は製品化に向けてアップデートされていくという。
同社フラグシップスマートフォン「AQUOS R3」をベースとした、5G対応スマートフォンの実機も展示。本機はソフトバンクが7月に実施した5Gプレサービス用に、5Gの電波帯「Sub6」および「ミリ波」の両方に対応したもの。
展示品はこちらも試作機で、2020年3月に予定される5Gサービスの本格スタートに合わせて、外観や仕様も変更予定。R3と同じくフラグシップモデルに位置付けられ、クアルコム製の5G対応第一世代チップセットを採用。「その時点でシャープの持ちうる最新技術を搭載していく」と語られた。同スペースにはAQUOS R3のほか、229ユーロと低価格な欧州向けモデル「AQUOS V」も展示されていた。
Dynabook 8K PCはモックアップを展示。8Kディスプレイ分離型とディスプレイ一体型モデルの2種類が発表されたが、展示には2021年発売予定の一体型PCの想定利用シーンを再現している。一体型ながらPC部分は取り外せるようになっており、またディスプレイは縦横に位置調整が行える予定とのことだ。
欧州向けシリーズの最新モデル「Tecra X50-F」は、14インチクラスの質量で大画面が欲しいというユーザーの声から開発されたという。最新CPU搭載で処理能力も高いとのこと。なおTecraシリーズは日本での展開も検討中で、本モデルは近く国内発表もされる可能性が高そうだ。
スマートグラスとポケットサイズPCを一体とした、作業現場向けの“dynaEdge”「DE-100 with AR100 Viewer」も展示。Dynabookコーナーではこれらの製品で、屋内外のどの場面でも作業効率の向上を図り、働き方改革に寄与するとアピールする。
Dynabookは、東芝から経営権がシャープに移って以降、2019年1Qまで黒字を達成。8K PCの開発に代表されるように、シャープとDynabook双方の技術を融合させた相乗効果を今後も発揮していく、とした。
また、来春発売予定の小型8Kカムコーダーによるシューティングスペースも設置され、撮影した8K映像がHDMI経由でディスプレイに映し出されている。
その他、AQUOS 8Kの体験視聴コーナーや、テレビ関連では発表されたばかりの“Sharp AQUOS Android TV”「BNシリーズ」「BLシリーズ」、90インチの透過型LCDなども展示。欧州で展開予定のワイヤレススピーカーなど、多彩なオーディオ製品も並ぶ。
AIoTワールドでは、同社のモバイル型ロボット「RoBoHoN」が案内役として製品やサービスを紹介してくれる。RoBoHoNは主にBtoC製品だが、先の発表でも宣言されたとおり、今後BtoB向けの製品・サービス展開にも力を入れていくとしており、RoBoHoNの一つの活用方法を表す展示にもなっている。
同社はこれまでも、AIoT対応機器の拡充、COCORO+サービスの充実、プラットフォームの整備を進めてきた。先日のプレスカンファレンスでも、シャープの沖津雅浩氏により、改めてAIoTワールドの構築に邁進する旨が発表された。
日本では他社サービスと連携したスマートホームサービス「COCORO HOME」を展開するなど、さまざまな取り組みが行われているが、本サービスは欧州では未導入。同社は欧州でも認知を広め、サービスの拡大を図る考えだ。
また、欧州向けのビックサイズな白物家電も多数展示。欧州では、VESTEL社がシャープブランドの家電を取り扱っており、出展場所もVESTELブースと隣り合っている。
白物家電では、Alexaによる家電操作が体験できる「スマートキッチン」や、レトロデザインでカラフルな冷蔵庫、日本でも馴染み深いプラズマクラスター搭載空気清浄機などが並んでいる。
同社は2020年の東京オリンピックの開催、国内キャリアの5Gサービス開始に向けて、いち早く対応製品・サービスを導入することを目指し、最新8Kプロダクトの来春導入を発表した。
ブースエントランスをくぐると、世界最大サイズの120インチ8K液晶ディスプレイに迎えられ、8K+5Gエリアがスタートする。本製品のパネルはシャープの堺工場にて製造・生産された、直下型バックライトの液晶パネルを採用。また将来的に8K映像の伝送に対応すべく、5Gにも対応する予定としている(展示品はまだ5G対応にはなっていないとのこと)。なお本機はプロトタイプであり、外観を含め、細かな仕様は製品化に向けてアップデートされていくという。
同社フラグシップスマートフォン「AQUOS R3」をベースとした、5G対応スマートフォンの実機も展示。本機はソフトバンクが7月に実施した5Gプレサービス用に、5Gの電波帯「Sub6」および「ミリ波」の両方に対応したもの。
展示品はこちらも試作機で、2020年3月に予定される5Gサービスの本格スタートに合わせて、外観や仕様も変更予定。R3と同じくフラグシップモデルに位置付けられ、クアルコム製の5G対応第一世代チップセットを採用。「その時点でシャープの持ちうる最新技術を搭載していく」と語られた。同スペースにはAQUOS R3のほか、229ユーロと低価格な欧州向けモデル「AQUOS V」も展示されていた。
Dynabook 8K PCはモックアップを展示。8Kディスプレイ分離型とディスプレイ一体型モデルの2種類が発表されたが、展示には2021年発売予定の一体型PCの想定利用シーンを再現している。一体型ながらPC部分は取り外せるようになっており、またディスプレイは縦横に位置調整が行える予定とのことだ。
欧州向けシリーズの最新モデル「Tecra X50-F」は、14インチクラスの質量で大画面が欲しいというユーザーの声から開発されたという。最新CPU搭載で処理能力も高いとのこと。なおTecraシリーズは日本での展開も検討中で、本モデルは近く国内発表もされる可能性が高そうだ。
スマートグラスとポケットサイズPCを一体とした、作業現場向けの“dynaEdge”「DE-100 with AR100 Viewer」も展示。Dynabookコーナーではこれらの製品で、屋内外のどの場面でも作業効率の向上を図り、働き方改革に寄与するとアピールする。
Dynabookは、東芝から経営権がシャープに移って以降、2019年1Qまで黒字を達成。8K PCの開発に代表されるように、シャープとDynabook双方の技術を融合させた相乗効果を今後も発揮していく、とした。
また、来春発売予定の小型8Kカムコーダーによるシューティングスペースも設置され、撮影した8K映像がHDMI経由でディスプレイに映し出されている。
その他、AQUOS 8Kの体験視聴コーナーや、テレビ関連では発表されたばかりの“Sharp AQUOS Android TV”「BNシリーズ」「BLシリーズ」、90インチの透過型LCDなども展示。欧州で展開予定のワイヤレススピーカーなど、多彩なオーディオ製品も並ぶ。
AIoTワールドでは、同社のモバイル型ロボット「RoBoHoN」が案内役として製品やサービスを紹介してくれる。RoBoHoNは主にBtoC製品だが、先の発表でも宣言されたとおり、今後BtoB向けの製品・サービス展開にも力を入れていくとしており、RoBoHoNの一つの活用方法を表す展示にもなっている。
同社はこれまでも、AIoT対応機器の拡充、COCORO+サービスの充実、プラットフォームの整備を進めてきた。先日のプレスカンファレンスでも、シャープの沖津雅浩氏により、改めてAIoTワールドの構築に邁進する旨が発表された。
日本では他社サービスと連携したスマートホームサービス「COCORO HOME」を展開するなど、さまざまな取り組みが行われているが、本サービスは欧州では未導入。同社は欧州でも認知を広め、サービスの拡大を図る考えだ。
また、欧州向けのビックサイズな白物家電も多数展示。欧州では、VESTEL社がシャープブランドの家電を取り扱っており、出展場所もVESTELブースと隣り合っている。
白物家電では、Alexaによる家電操作が体験できる「スマートキッチン」や、レトロデザインでカラフルな冷蔵庫、日本でも馴染み深いプラズマクラスター搭載空気清浄機などが並んでいる。