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全て国内生産の“MADE IN JAPAN”モデル

オーディオテクニカ、黒檀/アサダ桜ハウジング採用ヘッドホン「ATH-AWKT」「ATH-AWAS」

公開日 2019/09/19 16:01 編集部:小澤麻実
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オーディオテクニカは、ハウジングに黒檀を採用したヘッドホン「ATH-AWKT」と、アサダ桜を使用したヘッドホン「ATH-AWAS」を、11月15日より発売する。

ATH-AWKT

ATH-AWAS

今年8月に香港で開催された「The 2019 Hong Kong High-End Audio Visual Show」にて発表されたものが、日本国内での展開も明らかになったかたち(関連ニュース)。

新モデルの共通特徴

同社では、1996年の初代「ATH-W10VTG」の発表から20年以上にわたって様々な天然木材を使った製品群を世に送り出してきている。

同社が発売してきた“木のヘッドホン”歴代モデル

「ATH-AWKT」「ATH-AWAS」はすべて日本国内で生産。無垢材からの削り出し、研磨、組み立てなどひとつひとつ丁寧に行った“MADE IN JAPAN”モデルとなる。また日本オーディオ協会が認定するハイレゾロゴも取得している。それぞれの詳細は以下のとおり。

ATH-AWKT ¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)

ハウジングに樹齢200年を超え、硬質かつ制振性に優れる黒檀(縞黒檀)材を採用したモデル。同じく縞黒檀ハウジングを採用していた2005年モデル「ATH-W5000」を念頭に、その直系とも言えるようなチューニングを行ったという。

2005年発売の「ATH-W5000」を強く意識しているという縞黒檀モデル「ATH-AWKT」

本機専用のφ53mmのダイナミック型ドライバーには、力強く鮮明な描写力を持ち広大な音場を再現するというパーメンジュール磁気回路や、専用設計の6N-OFCボビン巻きボイスコイル、軽量かつ高耐久性でボイスコイルの動きに正確に追従するチタニウムフランジを搭載。また、ハウジングは二重構造により伸びやかな低域を実現する「D.A.D.S構造」を採用している。

ハウジングを二重にし、空気の弾性を利用して低域を豊かにする「D.A.D.S構造」を採用

ケーブルは、φ6.3mm金メッキステレオ標準プラグ付きの3mのものに加え、6N-OFC+OFC導体の両出しバランスケーブル(XLR-Mタイプ/4ピン)も付属。どちらもA2DCコネクターを採用し着脱にも対応している。

新設計のマグネシウム成型アームにより快適な装着感と高い密閉性を実現。ヘッドバンドとイヤーパッドには肌触りのよいシープスキンを使っている。

天然木材を使用するため、同じモデルでも個体ごとに異なる色味/模様を備える

再生周波数帯域は5〜45,000Hz、最大入力は2,000mW、インピーダンスは48Ω。質量は約405g。


ATH-AWAS ¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)

ハウジングには、高い強度と耐久性を持つアサダ桜を採用。アサダ桜は家具や高級スピーカーなどにも使われる、強度に優れた貴重な国産木材で、これまでにも同社の複数のモデルで採用。ATH-AWASは9モデル目のアサダ桜採用モデルとなる。チューニングは過去のアサダ桜採用モデルを踏まえつつも、明瞭さや透明感、レスポンス等に優れた、これまでとは一味違う“新しい音”に挑戦したとのこと。

“新しい音” にチャレンジしたというアサダ桜モデル「ATH-AWAS」

本製品のドライバーも専用設計のφ53mmのダイナミック型で、高域特性を高めたDLCコーティング振動板や、過度特性を向上させる強磁力マグネットと純鉄ヨーク、繊細な表現力を生みだす6N-OFCボビン巻きボイスコイルを採用。また、ハウジングはD.A.D.S構造を採用し、豊かな低域の伸びを実現するという。

ケーブルは、φ6.3mm金メッキステレオ標準プラグ付きの3mのものに加え、OFC導体の両出しバランスケーブル(XLR-Mタイプ/4ピン)で、A2DCコネクターを採用し着脱にも対応する。

ATH-AWKTと同様に新設計のマグネシウム成型アームを採用し、快適な装着感と高い密閉性を実現。ヘッドバンドとイヤーパッドには耳に馴染みやすい人工皮革を使っている。

再生周波数帯域は5〜42,000Hz、最大入力は2,000mW、インピーダンスは40Ω。質量は約395g。

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