BS/CS 4K放送も受信できる
マッサージチェアメーカーが提案する4Kテレビ。ファミリーイナダ「AI.Inada.Mirror」
マッサージチェア専門の健康器具メーカー・ファミリーイナダ(株)は、マッサージチェアのノウハウを活かした健康管理システムとAI技術、4Kテレビを組み合わせた “AIミラー” 「AI.Inada.Mirror IM-055」を、3月上旬より発売する。
販売形態は、割賦販売と5年間のバージョンアップ/メーカー保証などのサービスを組み合わせた、同社独自のリース販売システムを採用。価格は月額3,980円(税抜)×60回。
美容/ファッション/運動/ヘルスケア提案など9つの独自コンテンツを内蔵し、様々な角度からユーザーの心身の健康をサポートすることを目的とした製品。表示デバイスとして、世界の液晶パネル市場でもトップクラスのシェアを誇るという中国・BOE社の55型4K液晶ディスプレイを採用。また、ユーザーの全身を収められるカメラも搭載している。OSにはAndroidを採用し、専用リモコンで操作する。
内蔵コンテンツの例として、ユーザーの体型情報などに応じてAIが服装を提案、カメラで撮影したユーザーの全身画像と合成して画面上でバーチャルフィッティングができ、気に入った服をそのまま購入もできる「ファッション」。カメラで取り込んだ自分の動きを確認しつつ、トレーニングプログラムをこなしていく「フィットネス」。肌ケアや体調に関するアドバイスを表示する「美容」「ヘルスケア」などを収録。コンテンツの内容は、医師やスタイリストなど各ジャンルの専門家の監修も受けているとのこと。
その他、メトロポリタン美術館に収蔵されている絵画を4K解像度で表示する「美術館」、搭載するカメラで自宅を監視し、異常を感知した場合にユーザーのスマホへ通知する「みまもり」、スマホの画面をミラーリングできる「画面共有」といった、間接的にユーザーの生活をサポートするコンテンツも用意されている。また、季節ごとにアップデートを配信し、コンテンツを追加する予定。第1弾としてはメイクとヨガに関するコンテンツを用意しているそうだ。
ピクセラ製の地デジチューナー1基、BS/CS 4Kチューナー1基を搭載し、4K液晶テレビとしても利用可能。HDMI入力は3系統(うち1系統はチューナーを接続)を備え、チューナー/端子ともに台座部に内蔵されている。
4Kディスプレイ部は比較的軽い力で90度回転させ、縦・横を切り替えることができる。さらに同社担当者によれば、ディスプレイ部だけ取り外すことも可能で、発売後の反響次第ではディスプレイサイズのバリエーションを増やすことも検討しているという。また現時点でサービスとして提供するかは全くの未定ではあるものの、8Kディスプレイが登場した際など、ディスプレイ部だけ交換アップグレードすることも構造上は可能ということだ。
本日同社が開催した「ファミリーイナダ AI.Inada.Mirror新商品発表会」には、同社代表取締役会長 兼 社長の稲田二千武氏が登壇。「弊社はマッサージチェアを通し、家庭の中で健康と美容を掘り下げていくことをテーマとしている。その中で、『病は気から』と言うように、人の心が健康に大きく影響することにも注目し、お客様の『喜び』『感動』の追求をもうひとつのテーマとしている」と、同社のスタンスを語った。
また稲田氏は、「近年はスマホの普及により便利になったが、同時に一人で楽しむコンテンツが増え、孤独化が進むのではないかと心配している。スマホでは自分しか楽しめないものを、『AI.Inada.Mirror』で家族で楽しめるものにしていきたい」と、マッサージチェア専門メーカーの同社がまったく新しいジャンルの製品を手掛けたきっかけについても述べた。
同じく発表会に登壇したBOEジャパン(株) 代表取締役社長の久保島力氏は、同社が新規事業として力を入れている8Kについても言及。「BOEでは数年前から、新規事業としてクラウドによる映像配信事業に取り組んでおり、現時点でも通常のインターネット回線で8Kまでの配信を実現している。これからやってくるであろう5Gと組み合わせれば、今まで観るだけだったテレビが参加もできる双方向メディアに変わるはず。『AI.Inada.Mirror』はその入口になる製品だと思う」と、新しいかたちのテレビとして「AI.Inada.Mirror」に期待を寄せていた。
発表会には、ゲストとして“家電芸人”としてもお馴染みの土田晃之氏、慶應義塾大学大学院教授の岸博幸氏が招かれ、「AI.Inada.Mirror」のコンテンツを体験した。「フィットネス」のコンテンツを体験した土田氏は、「専門家監修のデモンストレーションを受けると、普段しないような運動が、実際に身体に良いんだな、ということが分かりやすい。横から見ている家族が口を出したりすることでコミュニケーションに繋がるし、実家に置きたい」とコメント。
岸氏は「いま世界的にAIが非常に注目されていて、特に産業では活発に取り入れられているけれども、家庭ではスマートスピーカーくらいしか導入されていない。その点、『AI.Inada.Mirror』はテレビに着目して、今までは店舗やジムでしか体験できないAIサービスを家庭で体験できるようにしたのが素晴らしいと思う」と、家庭へのAIの普及という観点から“AIミラー”を評価した。
販売形態は、割賦販売と5年間のバージョンアップ/メーカー保証などのサービスを組み合わせた、同社独自のリース販売システムを採用。価格は月額3,980円(税抜)×60回。
美容/ファッション/運動/ヘルスケア提案など9つの独自コンテンツを内蔵し、様々な角度からユーザーの心身の健康をサポートすることを目的とした製品。表示デバイスとして、世界の液晶パネル市場でもトップクラスのシェアを誇るという中国・BOE社の55型4K液晶ディスプレイを採用。また、ユーザーの全身を収められるカメラも搭載している。OSにはAndroidを採用し、専用リモコンで操作する。
内蔵コンテンツの例として、ユーザーの体型情報などに応じてAIが服装を提案、カメラで撮影したユーザーの全身画像と合成して画面上でバーチャルフィッティングができ、気に入った服をそのまま購入もできる「ファッション」。カメラで取り込んだ自分の動きを確認しつつ、トレーニングプログラムをこなしていく「フィットネス」。肌ケアや体調に関するアドバイスを表示する「美容」「ヘルスケア」などを収録。コンテンツの内容は、医師やスタイリストなど各ジャンルの専門家の監修も受けているとのこと。
その他、メトロポリタン美術館に収蔵されている絵画を4K解像度で表示する「美術館」、搭載するカメラで自宅を監視し、異常を感知した場合にユーザーのスマホへ通知する「みまもり」、スマホの画面をミラーリングできる「画面共有」といった、間接的にユーザーの生活をサポートするコンテンツも用意されている。また、季節ごとにアップデートを配信し、コンテンツを追加する予定。第1弾としてはメイクとヨガに関するコンテンツを用意しているそうだ。
ピクセラ製の地デジチューナー1基、BS/CS 4Kチューナー1基を搭載し、4K液晶テレビとしても利用可能。HDMI入力は3系統(うち1系統はチューナーを接続)を備え、チューナー/端子ともに台座部に内蔵されている。
4Kディスプレイ部は比較的軽い力で90度回転させ、縦・横を切り替えることができる。さらに同社担当者によれば、ディスプレイ部だけ取り外すことも可能で、発売後の反響次第ではディスプレイサイズのバリエーションを増やすことも検討しているという。また現時点でサービスとして提供するかは全くの未定ではあるものの、8Kディスプレイが登場した際など、ディスプレイ部だけ交換アップグレードすることも構造上は可能ということだ。
本日同社が開催した「ファミリーイナダ AI.Inada.Mirror新商品発表会」には、同社代表取締役会長 兼 社長の稲田二千武氏が登壇。「弊社はマッサージチェアを通し、家庭の中で健康と美容を掘り下げていくことをテーマとしている。その中で、『病は気から』と言うように、人の心が健康に大きく影響することにも注目し、お客様の『喜び』『感動』の追求をもうひとつのテーマとしている」と、同社のスタンスを語った。
また稲田氏は、「近年はスマホの普及により便利になったが、同時に一人で楽しむコンテンツが増え、孤独化が進むのではないかと心配している。スマホでは自分しか楽しめないものを、『AI.Inada.Mirror』で家族で楽しめるものにしていきたい」と、マッサージチェア専門メーカーの同社がまったく新しいジャンルの製品を手掛けたきっかけについても述べた。
同じく発表会に登壇したBOEジャパン(株) 代表取締役社長の久保島力氏は、同社が新規事業として力を入れている8Kについても言及。「BOEでは数年前から、新規事業としてクラウドによる映像配信事業に取り組んでおり、現時点でも通常のインターネット回線で8Kまでの配信を実現している。これからやってくるであろう5Gと組み合わせれば、今まで観るだけだったテレビが参加もできる双方向メディアに変わるはず。『AI.Inada.Mirror』はその入口になる製品だと思う」と、新しいかたちのテレビとして「AI.Inada.Mirror」に期待を寄せていた。
発表会には、ゲストとして“家電芸人”としてもお馴染みの土田晃之氏、慶應義塾大学大学院教授の岸博幸氏が招かれ、「AI.Inada.Mirror」のコンテンツを体験した。「フィットネス」のコンテンツを体験した土田氏は、「専門家監修のデモンストレーションを受けると、普段しないような運動が、実際に身体に良いんだな、ということが分かりやすい。横から見ている家族が口を出したりすることでコミュニケーションに繋がるし、実家に置きたい」とコメント。
岸氏は「いま世界的にAIが非常に注目されていて、特に産業では活発に取り入れられているけれども、家庭ではスマートスピーカーくらいしか導入されていない。その点、『AI.Inada.Mirror』はテレビに着目して、今までは店舗やジムでしか体験できないAIサービスを家庭で体験できるようにしたのが素晴らしいと思う」と、家庭へのAIの普及という観点から“AIミラー”を評価した。