「新年賀詞交歓会」と同時開催
東京都電機商業組合が「儲かる商品商談会」を開催、見逃せない“間隙商材”の提案力に商機を見極める
■宅配BOXに電動カート、姿勢サポートベルトも
東京都電機商業組合は、家電メーカーでの取り扱いがない隙間商材や、経営環境やライフタイルが変化していく中で注目される新規商材・サービスを組合員に紹介する「儲かる商品商談会」を全国家電会館で開催した。組合員の出席率低下や出席者が固定化することを解消する狙いから、昨年同様「新年賀詞交歓会」と同日に催され、多くの会員が来場した。
地域電器店の強みである “顔の見える” 商売、また、メイン顧客である高齢者にマッチした商材として、MTN株式会社がアピールしたのは姿勢サポートベルト「BanQtto(バンきゅっと)」。滑車の原理を応用した姿勢サポートベルトで、“ベルト以上、コルセット未満の新締感” による適度なフィット感と圧倒的なサポート力が大きな特長。
滑車の原理を応用しているため、高齢女性でも調整グリップを軽く引っ張るだけできゅっと締められる。同社代表取締役・秋田純男氏は「痛みを緩和するだけでなく、矯正し、筋肉を回復させる効果がある」と語る。脚の長さが違う人が、BanQttoを付けることでズレが矯正され、まっすぐに歩けるようになるケースも珍しくないという。「10分、20分と家でちょっと体を動かすときに、BanQttoを付ける習慣を身につけると効果的」とアピールする。
宅配便の不在による再配送の問題で注目される宅配BOXとして「あずかっと庫」を出展したのは合資会社オリエンタル。設置ベースに砕石やコンクリートなど14kg以上の重りを入れ、本体にネジ止めして設置する後付けタイプだ。正面扉の裏面にセットされた押印レバーを押して配送伝票に押印すると、自動的に扉の鍵がロックされる仕組みが採用されている。同社営業課・町田光伸氏は「ターゲットは共働き世帯。エクステリアのリフォーム時などにあわせて提案してほしい」と訴えた。
株式会社セリオは電動カートを展示。高齢者の自動車運転免許返納により、自動車に代わる移動手段のひとつとして提案する。アクセルレバーによる簡単操作で、最高速度は速足で歩く程度の速さに相当する6km/h。歩行者扱いとなるため歩道を走行できる。展示された「遊歩スマイル」は連続走行距離30qを実現する。
同社福祉用具専門相談員・高橋将氏、アドバイザー・有地政一氏は「運転免許を返納すると、自転車を利用するか、誰かにクルマで送ってもらわなくてはならなくなる」と指摘。そこへ、普段使いできる手段として提案する。安全運転教習・定期点検・安心補償がセットされた「安心サービスパック」を用意して、文字通り “安心・安全” な運転もフォロー。値ごろ感のある中古電動カートも同時に揃えている点は見逃せない。
小物家電から大型家電へとラインナップを拡大するアイリスオーヤマ株式会社は、薄型テレビを全面にアピール。実績のあるホームセンターでは “家電モール” と銘打つサービスを展開。薄型テレビの露出も拡大しており、問題意識、目的意識をしっかりと持って取り組みを展開するところでは、きちんと成果が出ているという。
「アイリスオーヤマは安価で粗利も低いのではないかとの誤解を払拭していきたい」と語る同社法人営業部東京営業所リーダー・山本武央氏。厳しい商売を強いられる中、「大事なのはお客様が何を求めているかだ。不要な機能で高価になっていないだろうか」と同社の “なるほど家電” の存在感を訴えた。
東京都電機商業組合は、家電メーカーでの取り扱いがない隙間商材や、経営環境やライフタイルが変化していく中で注目される新規商材・サービスを組合員に紹介する「儲かる商品商談会」を全国家電会館で開催した。組合員の出席率低下や出席者が固定化することを解消する狙いから、昨年同様「新年賀詞交歓会」と同日に催され、多くの会員が来場した。
地域電器店の強みである “顔の見える” 商売、また、メイン顧客である高齢者にマッチした商材として、MTN株式会社がアピールしたのは姿勢サポートベルト「BanQtto(バンきゅっと)」。滑車の原理を応用した姿勢サポートベルトで、“ベルト以上、コルセット未満の新締感” による適度なフィット感と圧倒的なサポート力が大きな特長。
滑車の原理を応用しているため、高齢女性でも調整グリップを軽く引っ張るだけできゅっと締められる。同社代表取締役・秋田純男氏は「痛みを緩和するだけでなく、矯正し、筋肉を回復させる効果がある」と語る。脚の長さが違う人が、BanQttoを付けることでズレが矯正され、まっすぐに歩けるようになるケースも珍しくないという。「10分、20分と家でちょっと体を動かすときに、BanQttoを付ける習慣を身につけると効果的」とアピールする。
宅配便の不在による再配送の問題で注目される宅配BOXとして「あずかっと庫」を出展したのは合資会社オリエンタル。設置ベースに砕石やコンクリートなど14kg以上の重りを入れ、本体にネジ止めして設置する後付けタイプだ。正面扉の裏面にセットされた押印レバーを押して配送伝票に押印すると、自動的に扉の鍵がロックされる仕組みが採用されている。同社営業課・町田光伸氏は「ターゲットは共働き世帯。エクステリアのリフォーム時などにあわせて提案してほしい」と訴えた。
株式会社セリオは電動カートを展示。高齢者の自動車運転免許返納により、自動車に代わる移動手段のひとつとして提案する。アクセルレバーによる簡単操作で、最高速度は速足で歩く程度の速さに相当する6km/h。歩行者扱いとなるため歩道を走行できる。展示された「遊歩スマイル」は連続走行距離30qを実現する。
同社福祉用具専門相談員・高橋将氏、アドバイザー・有地政一氏は「運転免許を返納すると、自転車を利用するか、誰かにクルマで送ってもらわなくてはならなくなる」と指摘。そこへ、普段使いできる手段として提案する。安全運転教習・定期点検・安心補償がセットされた「安心サービスパック」を用意して、文字通り “安心・安全” な運転もフォロー。値ごろ感のある中古電動カートも同時に揃えている点は見逃せない。
小物家電から大型家電へとラインナップを拡大するアイリスオーヤマ株式会社は、薄型テレビを全面にアピール。実績のあるホームセンターでは “家電モール” と銘打つサービスを展開。薄型テレビの露出も拡大しており、問題意識、目的意識をしっかりと持って取り組みを展開するところでは、きちんと成果が出ているという。
「アイリスオーヤマは安価で粗利も低いのではないかとの誤解を払拭していきたい」と語る同社法人営業部東京営業所リーダー・山本武央氏。厳しい商売を強いられる中、「大事なのはお客様が何を求めているかだ。不要な機能で高価になっていないだろうか」と同社の “なるほど家電” の存在感を訴えた。