Just ear「オンライン相談会」も開催
<ヘッドフォン祭>Unique Melody、静電+骨伝導「MEST」/米BENCHMARKのHPアンプやDACも
本日4月25日、「春のヘッドフォン祭2020 ONLINE」が開催。例年、中野サンプラザで実施されている本イベントが、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの展開となり、YouTube Live、およびTwitterのPeriscopeで配信を行っている。
本稿では、各社が行った配信のうち、エミライ、コペックジャパン、ミックスウェーブ、Just earの内容をまとめたい。
■エミライ
エミライは同社が取り扱う複数のブランドから、新製品や参考出品商品の紹介を行った。まずNoble Audioからは、同ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「FALCON」に新色のホワイトが登場したことをアピール。フェイスプレートはベージュ、筐体はオフホワイトといったカラーリングで、従来はブラックのみだったカラーにバリエーションが追加された格好だ。カラー設計はブランド創業者のジョン・モールトン氏が監修している。
Bricasti Designブランドからは、USB DAC「M3」が発表された。同ブランドの新製品が日本で発表されるのはおよそ3年ぶり。ブランドサイトもリニューアル作業中となっており、近日新たなかたちでの再開が期待できそうだ。発売は2020年春を予定している。
元マークレビンソンのエンジニアが新しく立ち上げたメーカーということもあり、ハイエンドオーディオの基幹技術をふんだんに投入。アナログ・デバイセズ「AD1955」を搭載するとともに、同社製の超高精度デジタルフィルターをSHARC DSPで実装。DSD256、PCM 384kHz/24bitのデジタル音源再生に対応する。またDSD専用に、独自のフリップ・フロップ式DSDコンバーターを採用している。
本体価格はオープンだが、税抜700,000円前後での実売が予想される。さらに、完全バランスタイプのヘッドホン出力オプションが税抜50,000円前後にて実装可能。ほか、ネットワーク入力オプションも有償で追加できる。
Benchmark Media Systems社によるBENCHMARKブランドを取り扱うことも紹介された。同ブランドはスタジオユースとしても信頼が厚く、USBオーディオの黎明期にオーディオファンから支持を集めた。その新作となる「HPA4」はヘッドホンアンプで、発売時期は2020年春頃。価格は税抜400,000円前後が予想される。
THXの特許技術であるAAA回路のなかでも最上位となる「THX-888」回路を搭載。「ほぼ0」という超低出力インピーダンスと6W(16Ω)の大出力、さらに0.1Hz - 500kHz(-3dB)の超広帯域ヘッドホンアンプ部に、全高調波歪は<-125dB(0.00006%)、S/Nは135dBと、極めて高いスペックを持っている。
また、同じくBENCHMARKの「DAC3 DX」については、ESS「ES9028PRO」を搭載するUSB DACとして世界最高レベルの変換精度/低ノイズを実現する “超高精度” が特徴、とアピール。ジッター起因のノイズレベル-140dBを実現する「ULTRALOCK3 JITTER ATTENUATION SYSTEM」や、クリップギリギリの0dBに張り付く音源再生時に、理論通りに動かずにクリッピングが起きてしまう事象に対し、変換システム全体で少なくとも3.5dBのヘッドルームを維持することで防ぐという「HIGH-HEADROOM DSP」などの機能を採用している。
RAAL Requisiteからは、フルリボン型ヘッドホン「SR1a」の純正ペアとして開発されたヘッドホンアンプ「HAS-1a」が発表された。発売は2020年春を予定し、価格は税抜400,000円前後となる。
SR1aはもともとスピーカー用アンプとして駆動するモデルだが、リボンドライバーは抵抗が非常に少ないことから、アンプからはショートしたように見えてしまい保護回路がオンになるなどの可能性があった。それを防止するためインピーダンス変換アダプターを使用するようアナウンスされていた。HAS-1aはインピーダンス変換アダプターを用いることなく、直接SR1aを接続して再生できるという、専用モデルらしい仕様となっている。
チャンネルあたり10W/8Ω、20W/4Ω、40W/2Ω、55W/1Ωの余裕ある出力でリボンドライバーを駆動できるほか、リボンドライバーの破損を保護するDC保護機能も内蔵する。またスピーカー用アンプで駆動するSR1aの専用アンプということもあり、スピーカー出力にも対応している。
■コペックジャパン
コペックジャパンは、Cayinブランドより「E02 オーディオマザーボード」を発表。同社DAP「N6ii」専用オーディオマザーボードの第4弾となる製品で、「ES9038Q2M」 DACをデュアル搭載、4.4mmのバランス/フォーンラインアウト端子を搭載する点が特徴となる。
回路デザインとして、前モデルのオーディオマザーボード「E01」ではES9038 PROを使っていたが、今回はES9038Q2Mを採用。これについては、完全バランス設計にこだわったことが理由としている。シングルエンド設計のE01と比較すると回路が物理的に2倍になること、そしてバッテリー消費も考慮した結果という。
また、アンプにはクラスABアンプを採用。E01ではクラスAとクラスABの切り替えが可能で、E02でも切り替えができることが理想ではあったが、現実的にはバッテリー消費が問題となった。クラスAでも再生時間が1時間しか保たないのならポータブル用途に適さないとして、クラスABのみに踏み切った。だがこれによって、クラスABでの4チャンネルフルバランス設計として、9.5時間の連続再生時間を実現している。
さらに「N6iiラインナップ史上初めての、増幅されていないバランスライン出力」をアピール。ヘッドホンアンプ部をバイパスすることで、低歪みとインピーダンス10kΩを実現。出力レベルは4.1V/3.2V/2.2Vの3つから選択できる。さらに各チャンネル600mW(32Ω)出力を実現しており、「楽器の音色の響きの生々しさが印象的、情報料の多い電子音楽やポップ・ミュージックにも相性が良い」と説明されている。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブでは、Unique Melodyの新製品を紹介。Unique Melodyからは静電+骨伝導ドライバーを採用したハイブリッドイヤホン「MEST」を発表した。
4種類のドライバーを用いたクアッドハイブリッド構成のユニバーサルイヤホン。これまでもオーディオイベントにて参考出品されてきたモデルで、日本での展開予定が決定したかたち。発売時期は5月中旬以降、予定価格は税込17万前後。
ダイナミック型を1基、BA型を4基に加えて、Unique Melodyとして初めて静電型を2基、骨伝導ドライバーを1基採用した5ウェイ・8ドライバーの新しい構成を採用。ダイナミック/BA/静電型とキャラクターが異なるドライバーのバランスをとる機能を骨伝導が担っているという。
骨伝導ドライバーはフェイスプレート側に配置し、ハウジング全体を震わせて音を届ける仕組み。主に中域から中高域にかけて特性を発揮するとしている。開発時には17種類もの骨伝導ドライバーを試し、中でも高域ノイズや歪みの少ないものを採用したとのこと。
音質チューニングはミックスウェーブの菊山氏が担当。骨伝導の効果はかなり体感できるとのことで、「これまでにないサウンド。試聴できるタイミングでぜひ聴いていただきたい」とした。
本体形状も骨伝導の性能を発揮するために新規設計。フェイスプレートは中央部を凹ませており、ハウジング全体も耳型に沿った形状としてフィット感を高め、より効果を体験できるように仕上げられている。
また中国モデルとの違いとして、今回発表した日本モデルではエアフローチューブを追加した新規設計としており、筐体内の空気をコントロールすることで自然なサウンドを実現するとのこと。また気圧を下げてリスニング時の負担軽減も図っている。
筐体には同ブランドのカスタムIEM「MASON V3+」「MENTOR V3+」で採用したカーボンシェルを採用。軽量かつアクリルより高強度な素材で、カーボンファイバーが複雑に配置されており、光の加減で見え方が変わる外観の美しさも特徴としている。付属品はチタン筐体イヤホン「Maverick Ti」と同様に、韓国Dignis製オリジナルケースを用意する。
■Just ear
Just earは「オンライン相談会」を開催。事前に募った質問に、同社の松尾氏が回答していくという進行となっており、ここではその内容を抜粋して掲載する。
Q:音質調整モデルを作りにあたっての相談や、作成に至るまでの段階が知りたい
A:まずJust earには音質コンサルタントが3名在籍しており、この3名のなかからコンサルタントを選択いただきます(指名なしも可能)。完成・お渡しまでには2回の来店をお願いしています。1回目の来店時に耳の型取り、どういう音にするかのディスカッションを、大体2時間くらいかけて行います。2回目の来店は製品が完成したタイミングで、納品の際に音の確認をいただき、音の調整を行います。ヘッドフォン祭などのイベントにも音質コンサルタントが参加していますので、そういった場でもぜひご相談ください。
Q:購入後に音の変更ができる「音質更新サービス」について、プリセットモデルMH2R以外への更新はできますか?
A:サービスに対応する音質コンサルティングモデル「XJE-MH1R」、音質プリセットモデル「XJE-MH2R」、ソニーストアオリジナルモデル「XJE-MH/WM1R」「XJE-MH/Z1R」「XJE-MH/ZX5R」のいずれも、どれかの機種の音への変更が可能です。例えばソニーストアモデルを購入後、個別の音質調整を行ってオリジナルの音にすること、逆にMH1Rの個別調整後にプリセットの音質に変更する、といったことができます。
Q:今後ソニーストアでの販売会の開催はありますか? また名古屋で作った場合、受け取りも名古屋で行えますか?
A:耳の型取りが行えるスペシャリストに対応いただくため、通常は東京ヒアリングケアセンター 青山本店でのみ販売を行っています。ソニーストアで行っている販売会イベントも、このスペシャリストの方に参加いただいてます。次回いつ行えるかと具体のお話はできませんが、今後も開催を予定しています。ソニーストアでの販売会の場合、最寄りのソニーストアで耳型採取を行ったら、完成した製品は後日郵送で納品とさせていただいております。上述の2回目の来店時の音の調整が行えませんが、必要な場合は音質更新サービスでの対応となります。
Q:ソニーストアオリジナルモデルが、音質プリセットモデルのMH2Rより高いのはなぜ?
A:MH2RはJust earの開発のなかでできた音質となります。ソニーストアオリジナルモデルは別途、ウォークマンの開発チームと共同で音質を作っています。そうした工程を経ることが、価格差に繋がっています。
Q:アニメやゲームの楽曲で音の調整される方もいらっしゃると思いますが、なかでもアイドルマスターの楽曲を基準にされた方はどのくらい?
A:“プロデューサー” の方は、結構多いと認識しています。好きなアーティストの楽曲を聞くため、ゲームをプレイする時に使うために調整するなど、色々なパターンがありますので、音質コンサルタントにご質問いただければと思います。
本稿では、各社が行った配信のうち、エミライ、コペックジャパン、ミックスウェーブ、Just earの内容をまとめたい。
■エミライ
エミライは同社が取り扱う複数のブランドから、新製品や参考出品商品の紹介を行った。まずNoble Audioからは、同ブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「FALCON」に新色のホワイトが登場したことをアピール。フェイスプレートはベージュ、筐体はオフホワイトといったカラーリングで、従来はブラックのみだったカラーにバリエーションが追加された格好だ。カラー設計はブランド創業者のジョン・モールトン氏が監修している。
Bricasti Designブランドからは、USB DAC「M3」が発表された。同ブランドの新製品が日本で発表されるのはおよそ3年ぶり。ブランドサイトもリニューアル作業中となっており、近日新たなかたちでの再開が期待できそうだ。発売は2020年春を予定している。
元マークレビンソンのエンジニアが新しく立ち上げたメーカーということもあり、ハイエンドオーディオの基幹技術をふんだんに投入。アナログ・デバイセズ「AD1955」を搭載するとともに、同社製の超高精度デジタルフィルターをSHARC DSPで実装。DSD256、PCM 384kHz/24bitのデジタル音源再生に対応する。またDSD専用に、独自のフリップ・フロップ式DSDコンバーターを採用している。
本体価格はオープンだが、税抜700,000円前後での実売が予想される。さらに、完全バランスタイプのヘッドホン出力オプションが税抜50,000円前後にて実装可能。ほか、ネットワーク入力オプションも有償で追加できる。
Benchmark Media Systems社によるBENCHMARKブランドを取り扱うことも紹介された。同ブランドはスタジオユースとしても信頼が厚く、USBオーディオの黎明期にオーディオファンから支持を集めた。その新作となる「HPA4」はヘッドホンアンプで、発売時期は2020年春頃。価格は税抜400,000円前後が予想される。
THXの特許技術であるAAA回路のなかでも最上位となる「THX-888」回路を搭載。「ほぼ0」という超低出力インピーダンスと6W(16Ω)の大出力、さらに0.1Hz - 500kHz(-3dB)の超広帯域ヘッドホンアンプ部に、全高調波歪は<-125dB(0.00006%)、S/Nは135dBと、極めて高いスペックを持っている。
また、同じくBENCHMARKの「DAC3 DX」については、ESS「ES9028PRO」を搭載するUSB DACとして世界最高レベルの変換精度/低ノイズを実現する “超高精度” が特徴、とアピール。ジッター起因のノイズレベル-140dBを実現する「ULTRALOCK3 JITTER ATTENUATION SYSTEM」や、クリップギリギリの0dBに張り付く音源再生時に、理論通りに動かずにクリッピングが起きてしまう事象に対し、変換システム全体で少なくとも3.5dBのヘッドルームを維持することで防ぐという「HIGH-HEADROOM DSP」などの機能を採用している。
RAAL Requisiteからは、フルリボン型ヘッドホン「SR1a」の純正ペアとして開発されたヘッドホンアンプ「HAS-1a」が発表された。発売は2020年春を予定し、価格は税抜400,000円前後となる。
SR1aはもともとスピーカー用アンプとして駆動するモデルだが、リボンドライバーは抵抗が非常に少ないことから、アンプからはショートしたように見えてしまい保護回路がオンになるなどの可能性があった。それを防止するためインピーダンス変換アダプターを使用するようアナウンスされていた。HAS-1aはインピーダンス変換アダプターを用いることなく、直接SR1aを接続して再生できるという、専用モデルらしい仕様となっている。
チャンネルあたり10W/8Ω、20W/4Ω、40W/2Ω、55W/1Ωの余裕ある出力でリボンドライバーを駆動できるほか、リボンドライバーの破損を保護するDC保護機能も内蔵する。またスピーカー用アンプで駆動するSR1aの専用アンプということもあり、スピーカー出力にも対応している。
■コペックジャパン
コペックジャパンは、Cayinブランドより「E02 オーディオマザーボード」を発表。同社DAP「N6ii」専用オーディオマザーボードの第4弾となる製品で、「ES9038Q2M」 DACをデュアル搭載、4.4mmのバランス/フォーンラインアウト端子を搭載する点が特徴となる。
回路デザインとして、前モデルのオーディオマザーボード「E01」ではES9038 PROを使っていたが、今回はES9038Q2Mを採用。これについては、完全バランス設計にこだわったことが理由としている。シングルエンド設計のE01と比較すると回路が物理的に2倍になること、そしてバッテリー消費も考慮した結果という。
また、アンプにはクラスABアンプを採用。E01ではクラスAとクラスABの切り替えが可能で、E02でも切り替えができることが理想ではあったが、現実的にはバッテリー消費が問題となった。クラスAでも再生時間が1時間しか保たないのならポータブル用途に適さないとして、クラスABのみに踏み切った。だがこれによって、クラスABでの4チャンネルフルバランス設計として、9.5時間の連続再生時間を実現している。
さらに「N6iiラインナップ史上初めての、増幅されていないバランスライン出力」をアピール。ヘッドホンアンプ部をバイパスすることで、低歪みとインピーダンス10kΩを実現。出力レベルは4.1V/3.2V/2.2Vの3つから選択できる。さらに各チャンネル600mW(32Ω)出力を実現しており、「楽器の音色の響きの生々しさが印象的、情報料の多い電子音楽やポップ・ミュージックにも相性が良い」と説明されている。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブでは、Unique Melodyの新製品を紹介。Unique Melodyからは静電+骨伝導ドライバーを採用したハイブリッドイヤホン「MEST」を発表した。
4種類のドライバーを用いたクアッドハイブリッド構成のユニバーサルイヤホン。これまでもオーディオイベントにて参考出品されてきたモデルで、日本での展開予定が決定したかたち。発売時期は5月中旬以降、予定価格は税込17万前後。
ダイナミック型を1基、BA型を4基に加えて、Unique Melodyとして初めて静電型を2基、骨伝導ドライバーを1基採用した5ウェイ・8ドライバーの新しい構成を採用。ダイナミック/BA/静電型とキャラクターが異なるドライバーのバランスをとる機能を骨伝導が担っているという。
骨伝導ドライバーはフェイスプレート側に配置し、ハウジング全体を震わせて音を届ける仕組み。主に中域から中高域にかけて特性を発揮するとしている。開発時には17種類もの骨伝導ドライバーを試し、中でも高域ノイズや歪みの少ないものを採用したとのこと。
音質チューニングはミックスウェーブの菊山氏が担当。骨伝導の効果はかなり体感できるとのことで、「これまでにないサウンド。試聴できるタイミングでぜひ聴いていただきたい」とした。
本体形状も骨伝導の性能を発揮するために新規設計。フェイスプレートは中央部を凹ませており、ハウジング全体も耳型に沿った形状としてフィット感を高め、より効果を体験できるように仕上げられている。
また中国モデルとの違いとして、今回発表した日本モデルではエアフローチューブを追加した新規設計としており、筐体内の空気をコントロールすることで自然なサウンドを実現するとのこと。また気圧を下げてリスニング時の負担軽減も図っている。
筐体には同ブランドのカスタムIEM「MASON V3+」「MENTOR V3+」で採用したカーボンシェルを採用。軽量かつアクリルより高強度な素材で、カーボンファイバーが複雑に配置されており、光の加減で見え方が変わる外観の美しさも特徴としている。付属品はチタン筐体イヤホン「Maverick Ti」と同様に、韓国Dignis製オリジナルケースを用意する。
■Just ear
Just earは「オンライン相談会」を開催。事前に募った質問に、同社の松尾氏が回答していくという進行となっており、ここではその内容を抜粋して掲載する。
Q:音質調整モデルを作りにあたっての相談や、作成に至るまでの段階が知りたい
A:まずJust earには音質コンサルタントが3名在籍しており、この3名のなかからコンサルタントを選択いただきます(指名なしも可能)。完成・お渡しまでには2回の来店をお願いしています。1回目の来店時に耳の型取り、どういう音にするかのディスカッションを、大体2時間くらいかけて行います。2回目の来店は製品が完成したタイミングで、納品の際に音の確認をいただき、音の調整を行います。ヘッドフォン祭などのイベントにも音質コンサルタントが参加していますので、そういった場でもぜひご相談ください。
Q:購入後に音の変更ができる「音質更新サービス」について、プリセットモデルMH2R以外への更新はできますか?
A:サービスに対応する音質コンサルティングモデル「XJE-MH1R」、音質プリセットモデル「XJE-MH2R」、ソニーストアオリジナルモデル「XJE-MH/WM1R」「XJE-MH/Z1R」「XJE-MH/ZX5R」のいずれも、どれかの機種の音への変更が可能です。例えばソニーストアモデルを購入後、個別の音質調整を行ってオリジナルの音にすること、逆にMH1Rの個別調整後にプリセットの音質に変更する、といったことができます。
Q:今後ソニーストアでの販売会の開催はありますか? また名古屋で作った場合、受け取りも名古屋で行えますか?
A:耳の型取りが行えるスペシャリストに対応いただくため、通常は東京ヒアリングケアセンター 青山本店でのみ販売を行っています。ソニーストアで行っている販売会イベントも、このスペシャリストの方に参加いただいてます。次回いつ行えるかと具体のお話はできませんが、今後も開催を予定しています。ソニーストアでの販売会の場合、最寄りのソニーストアで耳型採取を行ったら、完成した製品は後日郵送で納品とさせていただいております。上述の2回目の来店時の音の調整が行えませんが、必要な場合は音質更新サービスでの対応となります。
Q:ソニーストアオリジナルモデルが、音質プリセットモデルのMH2Rより高いのはなぜ?
A:MH2RはJust earの開発のなかでできた音質となります。ソニーストアオリジナルモデルは別途、ウォークマンの開発チームと共同で音質を作っています。そうした工程を経ることが、価格差に繋がっています。
Q:アニメやゲームの楽曲で音の調整される方もいらっしゃると思いますが、なかでもアイドルマスターの楽曲を基準にされた方はどのくらい?
A:“プロデューサー” の方は、結構多いと認識しています。好きなアーティストの楽曲を聞くため、ゲームをプレイする時に使うために調整するなど、色々なパターンがありますので、音質コンサルタントにご質問いただければと思います。