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立体音響再生技術「OPSODIS」を採用

シャープ、“22.2ch音声信号入力”業界初対応のサウンドバー“AQUOSオーディオ”「8A-C22CX1」

公開日 2020/06/26 12:23 編集部:平山洸太
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シャープは、22.2ch音声信号入力に対応したシアターバーシステム “AQUOSオーディオ”「8A-C22CX1」を8月29日に発売する。価格はオープンだが、税抜80,000円前後での実売が予想される。

“AQUOSオーディオ”「8A-C22CX1」

8K放送の音声フォーマット「MPEG-4 AAC」の22.2ch音声入力に業界初対応するサウンドバー。同社8K液晶テレビ“AQUOS 8K”「CX1ライン」と組み合わせることで、「8K放送の22.2ch音声信号を最大限に活かした立体音響」が体験できるとする。

鹿島建設とサウサンプトン大学が共同開発した立体音響再生技術「OPSODIS」を採用。前後・左右・上下を含む360度の立体音響を創出するという技術で、その場にいるかのような没入感を実現できるという。22.2ch信号だけでなく、独自の音声処理により地上デジタル放送や4K放送の2ch/5.1ch音声信号などにおいても、立体音響も実現するとのこと。

フロントスピーカーは高音・中音・低音の3Wayスピーカーシステムとなり、各帯域のスピーカーを独立駆動する6chデジタルアンプを備える。出力は125W×2で、サブウーファーは150W。Dolby Atmosにも対応する。

シャープ製テレビのリモコンからの操作にも対応し、電子番組表の番組情報のデータを用いて視聴ジャンルに適したサウンドモードを自動選択する「ジャンル連動」機能を備える。サウンドモードとして、室内競技向けの「インドア」、スタジアムの臨場感を再現する「アウトドア」の、2種類のスポーツ観戦用モードを新搭載。これにより合計7種類のモードから選ぶことができる。

使用イメージ

会話音声帯域を増幅することで、映画やドラマなどの人の声の聴き取りやすさを向上させる「クリアボイス」機能も搭載。USB端子を備え、USBメモリからハイレゾ音源(WAV/FLAC・124kHz/24bit)を再生することも可能。Bluetooth 4.0 + EDRに対応し、A2DP/AVRCPをサポートする。

そのほかのインターフェースとして、HDMI(音声入力対応)入力、角型光入力、ステレオミニジャック入力、4Kまで対応のHDMI(ARC)出力を搭載する。HDMI入力された4K信号をそのままテレビに出力する4Kパススルーや、Dolby Visionのパススルーも行える。

フロントスピーカーの外形寸法は1,200W×69H×140Dmmで、質量は約4.5kg。またサブウーファーの外形寸法は261W×337H×261Dmmで、質量は約7.2kg。リモコン、光デジタル音声ケーブル、サブウーファークッション、フロントスピーカー用ロングスタンド、リモコンリピーターケーブルが付属する。

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