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AI処理で低解像度も8Kにアップスケール

Bang & Olufsen、有機ELテレビ「Beovision Harmony」に88型8Kモデル。スピーカー部が可動して“変形”

公開日 2020/07/22 18:11 編集部:川田菜月
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Bang & Olufsenは、スピーカー部が可動して “変形” するテレビ「Beovision Harmony」に、8K対応のLG製OLEDパネルを採用した88型モデルを追加。受注生産で7月23日から発売する。価格は7,590,000円(税込)で、別途送料+設置費用が必要。また納期は3ヶ月以上となる。

「Beovision Harmony」8K対応モデル

Beovision Harmonyに最適化されたLG Electronics製の8K有機ELモニターを採用。高性能プロセッサーを搭載し、広角域で優れた黒表現、豊かな色彩表現と高い動画表示性能を実現するとしている。また独自のAIディープラーニング処理により、低解像度の映像コンテンツも8K相当にアップスケールして映し出すことができる。

LG Electronics製の8K有機ELモニターを採用

Dolby Vision IQ、webOSおよびThinQ AIにも対応。また高度トーンマッピング技術、True Color Accuracy Proなどにより画像を最適化し、10種類のモードまたは自動調整機能のAI Pictureから色調整も可能。ブレもしくはボケ除去を選択して調整できるTruMotion機能や、OLED Motion、AI 輝度、Automatic Picture Control機能なども装備する。

フロントに備わるスピーカーカバーの背後に、3chスピーカーシステムとデュアルサブウーファーを搭載。1インチ・トゥイーター×1、2.5インチ・フルレンジドライバー×2、4インチ・ミッドレンジウーファー×1、4インチウーファー×2と計6基のユニットを内蔵し、センターチャンネルは音声用に最適化している。

電源を入れるとスピーカー部が可動し、画面がせり上がる形で展開する

アンプ出力は合計450W(センタートゥイーター用50W×1、フルレンジ用50W×2、ミッドレンジ/ウーファー用100W×3)。7.1サラウンドサウンドモジュールを内蔵。ほか、Adaptive Bass Linearisation機能や、TrueImage アップミキシング&ダウンミキシング技術、各種サウンドモードおよびスピーカーグループ設定に対応する。

スピーカーカバーは上質なアルミニウムをベースに、オーク材/ウォールナット材/ファブリックの3種類から選択できる。オーク材はナチュラルとスモークの2カラーをラインナップ。また新たにブロンズ調のアルミニウムとウォールナット材、ブラス調のアルミニウムとスモークオーク材の組み合わせも用意され、これらは既存の65型/77型4Kモデルにも適用される。

アルミをベースに、オーク材/ウォールナット材/ファブリックとの組み合わせを選択できる

またBang & Olufsenのスピーカー拡張機能にも対応し、最大で8つのBeolabシリーズスピーカーを接続できるため、7.1チャンネルのサラウンドシステムの構築が可能。

Bluetooth搭載のほか、AirPlay 2、DLNA、Chromecast built-in、Deezer(HiFi含む)、TuneInによるインターネットラジオなど多彩なオーディオ機能搭載。また中国のみとなるがQPlay 2.0にも対応する。

入力端子はUSB×2/HDMI 2.0×4/アナログライン入力端子×1/デジタル入力×1、出力端子はHDMI 2.0 eARC×1/WiSA×8/Powerlink×8/PUC制御(IR使用)×6を装備。

アルミニウムの一枚板から押出成形でデザインされた付属リモコン「Beoremote One」により全ての操作が可能。外形寸法は196W×128 - 171.1H×34Dcm。質量はテレビ本体が42kg、サウンドセンター が113.5kg。

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