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低域解像度&装着感を向上

YAXI、ソニー「MDR-M1ST」用イヤーパッド。佐藤純之介氏がチューニング

公開日 2020/09/29 17:21 編集部:小澤麻実
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YAXIは、ソニー製ヘッドホン「MDR-M1ST」用のイヤーパッド「YAXI PRO M-ST」を10月5日に発売する。価格は4,200円(税抜)。“プロが使うヘッドホン”をコンセプトに、音楽プロデューサー・佐藤純之介氏がチューニングを担当した。

YAXI PRO M-ST

「MDR-M1ST」に装着したところ

「MDR-M1ST」はソニーとソニー・ミュージックスタジオが約4年半の歳月をかけて共同開発した、ハイレゾ対応スタジオモニターヘッドホン。

佐藤氏によると、多くのレコーディングスタジオで使用されている「MDR-CD900ST」はスタジオ用モニターヘッドホン、「MDR-M1ST」は自宅ミックス作業時に音の仕上がりを確認するリファレンスヘッドホンとして棲み分けを行っているエンジニア/アーティストが多いとのこと。

そのため、今回のイヤーパッドのチューニングでは、コンセプトを「プロが使うリファレンス用ヘッドホン」に設定。佐藤氏の考える「良い音」=グルーヴを感じられる低域解像度の良さを実現しつつ、快適な装着感を叶えるモデルを目指して制作を行った。

1日6時間〜8時間という長時間の作業環境でも耳への負担を減らすため、顔に触れる部分には肌触りの良いアルカンターラと、圧迫しないクッション性が際立つプロテインレザーとを組み合わせたハイブリッド仕様に。

純正イヤーパッドと遜色ない音色を保ちつつ、リファレンスヘッドホンとしての解像感の向上と長時間使用時の快適さを実現したとしている。佐藤氏は「長時間、長期間、揺るがないリファレンス機として使用するプロの方々の助力になれば幸いです」とコメントを寄せている。

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