Inter BEE 2020 ONLINE 基調講演で説明
TVer、スマホ縦持ち視聴に近日対応へ。テレビ同時配信などロードマップにも言及
民放公式のテレビ番組配信サービス「TVer」は、スマートフォンアプリでの縦型再生対応を近日実装予定であることを明かした。
メディア総合イベント「Inter BEE 2020 ONLINE」で配信した基調講演にて、同社の龍宝社長が言及したもの。現在、TVerをスマホ/タブレットで見る際には横持ちにしての全画面再生しかできないが、同機能が実装されれば、端末を縦に持ったスタイルでも視聴できるようになる。他社サービスで言えばYouTubeなどと同様の視聴スタイルをとれるようになる格好だ。
そのほか、ログイン・外部サービス連携といった新UI/UXのリリースを2021年4月に予定することなど、今後のロードマップも紹介。2021年3月までに2,000万MAU、2022年3月までに3,000万MAUを目指したいとした。
また、現在TVerでは日本テレビが実証実験としてテレビ放送との同時配信を行っているが、「2021年のどこかで民放各局の同時配信が本格稼働するかもしれないとも思っている」とコメント。「同時配信を行うかどうかはあくまでもテレビ局の判断だが、その決断があったときにTVerが受け皿となれるよう準備は整えておきたい」とした。
加えて、東京オリンピック・パラリンピックについても「不透明な状況ではあるが、開催される前提で準備は進める」とコメント。「競技の見逃し配信やライブ配信を強化し、こういうサービスがあるということをもっと認識してもらう機会としても有効活用したい」とするとともに、「2021年は北京の冬季五輪も予定されている。これらを通して一気にユーザーを増やして3,000万MAUまで増やしたい」と続けた。
また、これまでTVerではスポーツの放送で同時配信を行ってきたが、それ以外のジャンルにも同時配信を広げていきたい意向もあると言及。そして将来的には、全番組の配信を実現させたいと展望を語った。
メディア総合イベント「Inter BEE 2020 ONLINE」で配信した基調講演にて、同社の龍宝社長が言及したもの。現在、TVerをスマホ/タブレットで見る際には横持ちにしての全画面再生しかできないが、同機能が実装されれば、端末を縦に持ったスタイルでも視聴できるようになる。他社サービスで言えばYouTubeなどと同様の視聴スタイルをとれるようになる格好だ。
そのほか、ログイン・外部サービス連携といった新UI/UXのリリースを2021年4月に予定することなど、今後のロードマップも紹介。2021年3月までに2,000万MAU、2022年3月までに3,000万MAUを目指したいとした。
また、現在TVerでは日本テレビが実証実験としてテレビ放送との同時配信を行っているが、「2021年のどこかで民放各局の同時配信が本格稼働するかもしれないとも思っている」とコメント。「同時配信を行うかどうかはあくまでもテレビ局の判断だが、その決断があったときにTVerが受け皿となれるよう準備は整えておきたい」とした。
加えて、東京オリンピック・パラリンピックについても「不透明な状況ではあるが、開催される前提で準備は進める」とコメント。「競技の見逃し配信やライブ配信を強化し、こういうサービスがあるということをもっと認識してもらう機会としても有効活用したい」とするとともに、「2021年は北京の冬季五輪も予定されている。これらを通して一気にユーザーを増やして3,000万MAUまで増やしたい」と続けた。
また、これまでTVerではスポーツの放送で同時配信を行ってきたが、それ以外のジャンルにも同時配信を広げていきたい意向もあると言及。そして将来的には、全番組の配信を実現させたいと展望を語った。