スマートライフ需要の高まり受け
シャープ、'20第3四半期はさらに収益回復。白物家電等が好調に推移し大幅な増益へ
シャープ(株)は本日、2020年度3Q決算説明会を開催。同社代表取締役社長 兼 COO 野村勝明氏が登壇した。
3Q業績の概要については、「新型コロナウイルス拡大に伴った各国の規制強化、部材調達や物流難の影響はあったものの概ね想定内で推移した」と野村氏は説明、売上高と営業利益は2Qからさらに伸長した。スマートライフ、8Kエコシステム、ICTの3つのセグメント全てで2Qから収益が回復しており、特にスマートライフで白物家電等が好調に推移、前年同期から大幅な増益となっている。
2020年度3Q連結業績の売上高は前年同期比6.3%増の6734億円、営業利益は同21.3%象の323億円、経常利益は139億円、純利益は173億円となった。新型コロナウイルスによる影響は売上高で約130億円、営業利益で40億円となった。四半期ごとの連結業績推移で見ると、2019年度の4Qを底に引き続き業績回復が進んでいる。
セグメント別の概況を見ると、スマートライフの3Qの売上高は前年同期比10.8%増の2726億円となり、「白物家電は、国内のプラズマクラスターが大幅に伸長、冷蔵庫や洗濯機、調理家電が好調に推移した。デバイスは堅調な顧客需要もあり販売が前年同期を上回った」と説明。営業利益は同72.3%増の265億円となった。野村氏は「売り上げ増加に加え、各事業の原価力が着実に向上、白物家電の高付加価値化が進んだことによる」とした。
8Kエコシステムの3Qの売上高は前年同期比4.2%増の3379億円となり、「PCタブレット向けパネルや大型ディスプレイが伸長したほか、完成品のテレビが日本やアジア、米州で売上高が増加した」と説明。営業利益は前年同期比25.9%減の74億円で、「前年同期は下回ったが業績は引き続き回復基調にあり、2Qからは11億円の増益となっている」。ディスプレイは2Qからさらに回復したものの前年同期比では減益、「車載向けディスプレイなどの販売が前年同期に及ばなかったこと、新型コロナウイルスの動向など鑑みて在庫を抑制したことなどによる」とした。
業績はおおむね想定通りに推移したとして、2020年度の通期予想に変更はない。配当金は、業績の着実な回復を鑑みて、2019年度の18円から12円増配となる1株当たり30円を予定する。
3Q業績の概要については、「新型コロナウイルス拡大に伴った各国の規制強化、部材調達や物流難の影響はあったものの概ね想定内で推移した」と野村氏は説明、売上高と営業利益は2Qからさらに伸長した。スマートライフ、8Kエコシステム、ICTの3つのセグメント全てで2Qから収益が回復しており、特にスマートライフで白物家電等が好調に推移、前年同期から大幅な増益となっている。
2020年度3Q連結業績の売上高は前年同期比6.3%増の6734億円、営業利益は同21.3%象の323億円、経常利益は139億円、純利益は173億円となった。新型コロナウイルスによる影響は売上高で約130億円、営業利益で40億円となった。四半期ごとの連結業績推移で見ると、2019年度の4Qを底に引き続き業績回復が進んでいる。
セグメント別の概況を見ると、スマートライフの3Qの売上高は前年同期比10.8%増の2726億円となり、「白物家電は、国内のプラズマクラスターが大幅に伸長、冷蔵庫や洗濯機、調理家電が好調に推移した。デバイスは堅調な顧客需要もあり販売が前年同期を上回った」と説明。営業利益は同72.3%増の265億円となった。野村氏は「売り上げ増加に加え、各事業の原価力が着実に向上、白物家電の高付加価値化が進んだことによる」とした。
8Kエコシステムの3Qの売上高は前年同期比4.2%増の3379億円となり、「PCタブレット向けパネルや大型ディスプレイが伸長したほか、完成品のテレビが日本やアジア、米州で売上高が増加した」と説明。営業利益は前年同期比25.9%減の74億円で、「前年同期は下回ったが業績は引き続き回復基調にあり、2Qからは11億円の増益となっている」。ディスプレイは2Qからさらに回復したものの前年同期比では減益、「車載向けディスプレイなどの販売が前年同期に及ばなかったこと、新型コロナウイルスの動向など鑑みて在庫を抑制したことなどによる」とした。
業績はおおむね想定通りに推移したとして、2020年度の通期予想に変更はない。配当金は、業績の着実な回復を鑑みて、2019年度の18円から12円増配となる1株当たり30円を予定する。