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取締役会で賛同を決議

船井電機を秀和システムがTOB。成立すれば完全子会社化で上場廃止へ

公開日 2021/03/23 19:36 編集部:小野佳希
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船井電機は、同社株式および新株予約権について、秀和システムホールディングスから公開買付け(TOB)を受けており、これに対する賛同の意見を表明。現在の株主に対し、本TOBへの応募を推奨すること、および新株予約権の所有者に対してTOBへの応募は各新株予約権者の判断に委ねることを、取締役会で決議した。

買付け価格は1株918円。TOBが成立すれば、その後の手続きを経て、船井電機を秀和システムホールディングスが完全子会社化し、船井電機は上場廃止となる見込み。船井電機では、上場廃止によるデメリットをコスト削減および財政健全化メリットなどが上回ると判断したという。

秀和システムホールディングスは、IT・ビジネス関連書籍の出版事業やシステム構築事業などを行う秀和システムの完全子会社。今回のTOBを主たる目的として、2020年9月28日付けで設立された。

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