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対応スタジオとしては3例目

360 Reality Audio専用スタジオ「山麓丸スタジオ」が南青山に6月上旬オープン

公開日 2021/03/25 09:43 編集部:平山洸太
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株式会社ラダ・プロダクションは、ソニー「360 Reality Audio」の制作に特化したスタジオ「山麓丸(サンロクマル)スタジオ」を6月上旬に設立する。場所は東京都港区南青山。

ソニー・ミュージックスタジオ、ソニーPCLスタジオに続く、360 Reality Audio対応のスタジオ。専用スタジオとしては日本で初となる。

スタジオの顧問には、大滝詠一「A LONG VACATION」などのレコーディングエンジニアを努めた、日本レコーディングエンジニア協会理事長の吉田保氏が就任する。

またスタジオの設立には、ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ、ジェネレックジャパン、シンタックスジャパン、エムアイセブンジャパン、メディア・インテグレーションが技術協力を実施。PC負荷の高い立体音響コンテンツの制作をスムーズに行うため、分散処理に対応した機材ルーティングを構築したという。

設立に先駆け、東京藝術大学 音楽環境創造科亀川徹教授との共同研究プロジェクトを昨年秋から実施。360 Reality Audioを活かしたレコーディング、ミックス制作の研究開発の一環として、360 Reality Audioに特化した新レーベル「panorama note」の新録クラシック作品「YOSHIDA TAMOTSU CLASSIC」を4月16日にリリースする。

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