65型と55型をラインナップ
パナソニック、新構造パネル&7.1chスピーカー搭載の“4K有機ELビエラ”「JZ2000」
パナソニックは、“4K有機ELビエラ”の新フラグシップモデル「JZ2000シリーズ」を、5月21日より発売する。ラインナップは65型の「TH-65JZ2000」と55型の「TH-55JZ2000」の2モデル。いずれも価格はオープンだが、それぞれTH-65JZ2000は税込55万円前後、TH-55JZ2000は税込39万円前後での実売が予想される。
昨年発売された「HZ2000シリーズ」の後継となるモデルで、自社設計・製造の「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」の全構造を刷新。独自設計によりバックカバーと放熱プレートを一体化したほか、新素材を用いた独自の貼付け構造を採用する。
加えてパネルチューニング時に、暗部表現のわずかな乱れも低減するという独自の調整工程を追加しており、制作現場の業務用モニターに極めて近い黒の階調表現を実現したとしている。
また、独自のパネル制御技術「Dot ContrastパネルコントローラーPro」も、新たにエリアごとの入力信号情報を解析するアルゴリズムを搭載。ディスプレイの製造から制御まで自社で行うことにより、性能を最大限に引き出し、高コントラストな映像を実現したという。
先だって発表された4K液晶モデル「JX950」に用いられる自動画質・音質調整機構「オートAI画質/音質」や、進化した信号処理技術「ヘキサクロマドライブ+」も搭載。HDR規格は従来のHLG/Dolby Vision/Dolby Vision IQ/HDR10/HDR10+に加え、HDR10+ ADAPTIVEにも対応した。
ほか、「AI HDRリマスター」や「素材解像度検出4Kファインリマスターエンジン」、「クリアモーション」などの機能も引き続き搭載する。
音質面では従来のフロントスピーカー/イネーブルドスピーカー/ウーファーに加え、両側面に「ワイドスピーカー」を搭載し、7.1ch構成/出力125Wに強化。横方向の音場を拡張し、音が上下左右に広がる臨場感を実現したとしている。
これについて同社では、「テレビ再生における高音質とは、臨場感が大きな要素になるのではないかと考えた。サウンドバーなどは音の出どころが一箇所になってしまうが、本製品はテレビの下、上、横と広くスピーカーを設置できる」と説明。Dolby Atmosでのサラウンド音声を再生する場合は、レフト/ライトサラウンドの音声がワイドスピーカーよりディスクリートで出力されるとのこと。
4Kチューナーは2機内蔵し、4K2番組同時録画に新対応。HDMI2.1で規格化された4K120p入力や、入力機器からの情報に連動して自動的に低遅延モードに切り替わるALLMに対応。また、入力機器とリフレッシュレートを同期しチラつきを防ぐVRR/AMD FreeSync Premiumをサポートし、さらに有機ELパネルの遅延を従来モデルの半分程度に抑制。次世代ゲームも快適に楽しめるとしている。
外形寸法/質量(スタンド含む)はTH-65JZ2000が144.8×91.6×35.0cm/約28kgで、TH-55JZ2000が122.7×79.2×35.0cm/約23.5kg。スタンドには独自の転倒防止機構とスイーベル機能に加え、ケーブル類をまとめられるカバーを搭載。ほか、GoogleアシスタントやAmazon Alexaの音声操作に対応し、ネット動画サービスへのダイレクトボタンを搭載する新リモコンが付属する。
昨年発売された「HZ2000シリーズ」の後継となるモデルで、自社設計・製造の「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」の全構造を刷新。独自設計によりバックカバーと放熱プレートを一体化したほか、新素材を用いた独自の貼付け構造を採用する。
加えてパネルチューニング時に、暗部表現のわずかな乱れも低減するという独自の調整工程を追加しており、制作現場の業務用モニターに極めて近い黒の階調表現を実現したとしている。
また、独自のパネル制御技術「Dot ContrastパネルコントローラーPro」も、新たにエリアごとの入力信号情報を解析するアルゴリズムを搭載。ディスプレイの製造から制御まで自社で行うことにより、性能を最大限に引き出し、高コントラストな映像を実現したという。
先だって発表された4K液晶モデル「JX950」に用いられる自動画質・音質調整機構「オートAI画質/音質」や、進化した信号処理技術「ヘキサクロマドライブ+」も搭載。HDR規格は従来のHLG/Dolby Vision/Dolby Vision IQ/HDR10/HDR10+に加え、HDR10+ ADAPTIVEにも対応した。
ほか、「AI HDRリマスター」や「素材解像度検出4Kファインリマスターエンジン」、「クリアモーション」などの機能も引き続き搭載する。
音質面では従来のフロントスピーカー/イネーブルドスピーカー/ウーファーに加え、両側面に「ワイドスピーカー」を搭載し、7.1ch構成/出力125Wに強化。横方向の音場を拡張し、音が上下左右に広がる臨場感を実現したとしている。
これについて同社では、「テレビ再生における高音質とは、臨場感が大きな要素になるのではないかと考えた。サウンドバーなどは音の出どころが一箇所になってしまうが、本製品はテレビの下、上、横と広くスピーカーを設置できる」と説明。Dolby Atmosでのサラウンド音声を再生する場合は、レフト/ライトサラウンドの音声がワイドスピーカーよりディスクリートで出力されるとのこと。
4Kチューナーは2機内蔵し、4K2番組同時録画に新対応。HDMI2.1で規格化された4K120p入力や、入力機器からの情報に連動して自動的に低遅延モードに切り替わるALLMに対応。また、入力機器とリフレッシュレートを同期しチラつきを防ぐVRR/AMD FreeSync Premiumをサポートし、さらに有機ELパネルの遅延を従来モデルの半分程度に抑制。次世代ゲームも快適に楽しめるとしている。
外形寸法/質量(スタンド含む)はTH-65JZ2000が144.8×91.6×35.0cm/約28kgで、TH-55JZ2000が122.7×79.2×35.0cm/約23.5kg。スタンドには独自の転倒防止機構とスイーベル機能に加え、ケーブル類をまとめられるカバーを搭載。ほか、GoogleアシスタントやAmazon Alexaの音声操作に対応し、ネット動画サービスへのダイレクトボタンを搭載する新リモコンが付属する。