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「Revelationシリーズ」の後継モデル

RS AUDIO、新車載用コンポーネントスピーカー「Diamond」「Sapphire」

公開日 2021/10/21 12:25 編集部:松永達矢
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イース・コーポレーションは、ドイツRS AUDIOブランドのカースピーカーシステム「Diamondシリーズ」「Sapphireシリーズ」全8モデルを同社の正規取扱店にて10月下旬より発売する。ラインナップと価格(セット/すべて税込)は以下の通り。

■Diamondシリーズ
・16.5cmセパレート3ウェイ「RS Diamond 165-3」380,600円
・16.5cmセパレート2ウェイ「RS Diamond 165-2」279,400円
・16.5cmセパレート3ウェイ「RS Diamond 165-3 ACTIVE」301,400円
・16.5cmセパレート2ウェイ「RS Diamond 165-2 ACTIVE」217,800円

「RS Diamond 165-3」

■Sapphireシリーズ
・16.5cmセパレート3ウェイ「RS Sapphire 165-3」301,400円
・16.5cmセパレート2ウェイ「RS Sapphire 165-2」204,600円
・16.5cmセパレート3ウェイ「RS Sapphire 165-3 ACTIVE」237,600円
・16.5cmセパレート2ウェイ「RS Sapphire 165-2 ACTIVE」162,800円

「RS Sapphire 165-3」

Diamondシリーズは、2015年に発表した「Revelationシリーズ」の後継として開発されたカースピーカーシステムの新シリーズ。同社の掲げる「音に一切のカラーレーションを与えることなく、音楽そのものの音を再現する」というコンセプトの下、個々のスピーカーユニットやパッシブクロスオーバーのブラッシュアップを実施したという。

アルミ削り出しのハウジングを備えた26mm径トゥイーターは、小型で磁束密度の高いネオジウムマグネットと26mm径ボイスコイルによる磁気回路を搭載。ダイアフラムはコーティング処理したシルクドームを採用。メッシュネットグリルは従来モデル採用のダイヤモンドタイプからヘキサゴナルタイプへと変更されている。

アルミ削り出しのハウジングを備えた26mm径トゥイーター

また、開口面積を約3倍に拡げたことで高周波レスポンスが向上し、能率は91dBとなっている。ピラーなど狭い場所への取り付けやすさへの配慮として、スピーカーターミナルは設置せず、導体にシルバーコートOFCを採用した16AWGスピーカーケーブル(約1m)がトゥイーターハウジング裏からダイレクトに引き出された構造を取っている。

3ウェイモデルに装備される76mm径ミッドレンジは、マットグレー仕上げのアルミダイキャストバスケットに26mm径ボイスコイルと小型サイズのネオジウムマグネットを組み合わせた磁気回路を採用することで奥行38mmの薄型を実現したという。

16.5cm径ウーファーは、無共振化を目指して新開発したというアルミダイキャスト製バスケットに32mm径ボイスコイルと大型フェライトマグネットによる高磁力の磁気回路を搭載。また、背圧を効果的に処理する為に10mm径センターホールを装備。なお、ミッドレンジ、ウーファーともに振動板には軽量かつ高剛性なカーボンファイバーを採用している。

3ウェイモデルに装備される76mm径ミッドレンジ

32mm径ボイスコイルと大型フェライトマグネットによる高磁力の磁気回路を搭載する16.5cm径ウーファー

新設計のパッシブクロスオーバーネットワークには、フィルターシステムを最適化するドイツMundorf社製のMCap EVOやECap、MCoilなど音響専用の高性能コイルやコンデンサを採用。スロープ特性はHP/BP/LPともに6dB/oct仕様となっている。なお、ACTIVEモデルにはこちらは付属しない。

定格入力は90W、公称インピーダンスは4Ω、周波数特性は41Hz〜25kHz、能率は91dB。外形寸法はミッドベース部がφ166mm、ミッドレンジ部がφ90mm、トゥイーター部がφ56mmとなる。

Sapphireシリーズは、Diamondシリーズの下位ラインに位置づけるハイエンドエントリークラスのカースピーカーシステム。本シリーズに搭載される26mm径トゥイーターは、コーティング処理したシルクドーム型ダイアフラムを採用。トゥイーターハウジングは、硬質樹脂を用いたものとなっており、26mm径ボイスコイルと小型ながら強力な磁力を発揮するネオジウムマグネットを備える。

シルクドーム型ダイアフラムを採用した26mm径トゥイーター

アルミダイキャストフレームに26mm径ボイスコイルとフェライトマグネットの磁気回路を搭載するミッドレンジ部

76mm径ミッドレンジは、アルミダイキャストフレームに26mm径ボイスコイルとフェライトマグネットの磁気回路を搭載。こちらも3ウェイモデルのみのセット内容となる。

16.5cm径ウーファーは無共振化を目指して新開発されたマットグレー仕上げのアルミニウムダイキャスト製バスケットに28mm径ボイスコイルと大型フェライトマグネットによる磁気回路を搭載。Diamondシリーズ同様10mm径センターホールを設けており、背圧を効果的に処理できるとしている。なお、ミッドレンジ、ウーファーともに振動板には伝統的なペーパーコーンと低損失ラバーサラウンドを採用。質感の高い低音が魅力で音楽的な表現力にも富んだサウンドを実現するという。

マットグレー仕上げのアルミニウムダイキャスト製バスケットの16.5cm径ウーファー

通常モデルに同梱されるパッシブクロスオーバーネットワークは、6dB/oct仕様。ドイツMundorf社製のMCapやECap、MCoilなど音響専用の高性能コイルやコンデンサを採用した高音質設計を謳う。

定格入力は70W、公称インピーダンスは4Ω、周波数特性は44Hz〜25kHz、能率は90dB。外形寸法はミッドベース部がφ166mm、ミッドレンジ部がφ90mm、トゥイーター部がφ50mmとなる。

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