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前モデルから基板設計と利便性を向上

Lotoo、スティック型USB-DAC「PAW S2」の発売日を11/10に決定

公開日 2021/11/05 17:24 編集部:小野佳希
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トップウイングサイバーサウンドグループは、Lotooのスティック型USB-DAC「PAW S2」について、発売日を11月10日に決定した。

PAW S2

当初10月下旬発売予定としていた製品の正式な発売日が決定した形。標準パッケージとLightning-USB Cケーブルバンドルパッケージの2種類を用意しており、価格は標準パッケージが49,500円(税込、以下同)で、バンドルパッケージが57,200円。

「PAW S2」は、2020年に発売された「PAW S1」の後継機種。基板設計と利便性において大きく進化させ、コンパクトながら圧倒的なパフォーマンスを実現したという。

新たにアナログ/デジタル回路で基板を分けたデザインを採用。各基板は高密度かつ特性に優れるという実装方法「8層HDI PCB」を採用しており、デジタル信号ノイズがアナログ信号へ干渉することを大幅抑制し、音質向上を図っている。

アナログ/デジタル回路を分離した基板デザインを採用

DACチップにはAKM「AK4377」を使用。DACチップの性能を最大限引き出す設計技術の投入により、低消費電力と小型化を実現する最小の部品点数としながらも、カタログ値と同等の性能を維持しつつ、残留ノイズを0.69uVと極小レベルに抑制したとのこと。

そのほか、ブランドが培ってきた設計経験を活かし、独自OS「LTOS」を担う「Blackfin DSP」、高精度クロックIC「AK8142」、低ノイズ/低ドリフト精密金属皮膜抵抗、パナソニック製コンデンサ、Pentaconn純正4.4mmソケットなど、高品質なパーツを採用している。

入力はUSB Cポートを、出力は4.4mmバランスと3.5mmシングルエンドを1系統ずつ搭載しており、最大でPCM 384kHz、DSD 128の再生やMQAフルデコードに対応。USB Audio Class 2.0準拠に加え、USB Audio Class 1.0動作モードも備えるため、現行のPCやスマホ、タブレットのほか、ゲーム機でも接続するだけで使用可能となっている。

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