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はんだ付け線材を逆にした2モデル

日本ディックス、6NOFC線材と純銀線材を使用する8芯編みリケーブル「Luna plena/nova」

公開日 2021/12/03 00:00 編集部:松永達矢
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日本ディックスは、日系オーディオケーブル専業メーカーと共同開発した導体を8芯Braid(編み)構造にしたリケーブル「PentaconnRECABLE SGシリーズ」の新モデル「Luna plena」(ルーナプレナ)「Luna nova」(ルーナノワ)を12月6日(月)より発売する。同社EC直販やe☆イヤホンにて取り扱われる。

「Luna plena」(ルーナプレナ)

いずれもOFC線材(純度99.9999%)と純銀線材(純度99.99%)からなるハイブリッド素材を採用するイヤホンリケーブル。それぞれの違いとして、Luna plenaはプラス側(HOT)に純銀線、マイナス側(COLD)に6N OFC線を使用、Luna novaはプラス側(HOT)に6N OFC線、マイナス側(COLD)に純銀線を使用。はんだ付け線材を逆にすることで異なる性質をもたせ、深くタイトな低音と繊細な高音を実現するとアピールしている。

「Luna nova」(ルーナノワ)

それぞれ入力端子は4.4o5極/3.5o3極プラグ、イヤホン側端子はPentaconn ear(標準/異形)/MMCX/CIEM 2PINをラインナップし、ケーブル長は約1.2m。また、外観上の違いとしてLuna plenaは、分岐部パーツの色にゴールドを、Luna novaはガンメタを採用する。

「PentaconnRECABLE SGシリーズ」の特徴として、柔軟性と耐久性を向上させる真円の断面構造の採用や、8芯編みによる高音質と取り回し易さの両立をアピール。また、6NOFCを採用するモデルには、各導体にUEWコーティングを施すことで銅の酸化を軽減し、耐久性に繋げたとしている。

自社設計で新たに開発したOFC削り出し、銀めっき仕上げの分岐パーツを採用するとともに、プラグの金めっき下地には非磁性体めっきを採用。その他のメタルパーツも非磁性体材料を採用し、徹底して磁性体を排除したという。加えて、使用されるはんだについても熟練した職人による選定のほか、はんだ付け機器や工法についてもこだわり、音質だけでなく耐腐食性や電気化学的特性にも配慮したとのこと。

そのほか、8芯から4芯に変わる分岐部分は一つ一つ手編みで製作。これにより、音質の劣化を最小限にしたともアピールしている。

タイプごとの直販価格(税込)は下記のとおり。

■Luna plena
Φ4.4-Pentaconn ear(標準) :49,500円
Φ4.4-Pentaconn ear(異形) :49,500円
Φ4.4-MMCX :47,300円
Φ4.4-CIEM 2PIN :47,300円
Φ3.5-Pentaconn ear(標準) :47,300円
Φ3.5-Pentaconn ear(異形) :47,300円
Φ3.5-MMCX :45,100 円
Φ3.5-CIEM 2PIN :45,100円

■Luna nova
Φ4.4-Pentaconn ear(標準) :49,500円
Φ4.4-Pentaconn ear(異形) :49,500円
Φ4.4-MMCX :47,300円
Φ4.4-CIEM 2PIN :47,300円
Φ3.5-Pentaconn ear(標準) :47,300円
Φ3.5-Pentaconn ear(異形) :47,300円
Φ3.5-MMCX :45,100 円
Φ3.5-CIEM 2PIN :45,100円

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