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ネットワーク再生に関心高まる

ホームエンタメの映像や音楽の新しい楽しみ方への問い合わせがさらに増加 <販売店の声・売れ筋ランキング1月>

公開日 2022/02/24 11:07 PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
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各モニター店のご協力のもと提供している「月間売れ筋ランキング」。売れ筋データと共に届けられた、最前線からの熱い声をお届けする。

■ストリーミング再生、ネットワーク再生へ興味が高まる
ストリーミング再生やネットワーク再生にご興味を持たれる方がますます増えています。当店でもエソテリックのネットワークDAC「N-05XD」をはじめとした本格的な製品に加え、PRIMARE(プライマー)のネットワークプレーヤー「NP5 PRISMA MK2」のような、既存システムに“ちょい足し”できる製品まで取り揃え、お客様にご自宅で再生しているところを想像いただける、わかりやすい説明ができるように日々研鑽しています。(CAVIN大阪屋)

PRIMARE「NP5 PRISMA MK2」。

■ホームエンタメの映像や音楽の新しい楽しみ方に問い合わせ急増
年末年始を含め、ご自宅でオーディオやテレビシアターを楽しむ方も多く、大型テレビへの買い替えやAVアンプへのお問い合わせが増加しています。メーカー各社のコロナ渦での生産体制の問題や半導体不足も重なり、納期が未定となる商品が増え、ご案内しにくい状況が続いているのは歯痒い限りです。

また、在宅ワーク中に音楽を楽しむための小型のオーディオシステム、PCから直結で使用できるアクティブスピーカーや小型のBluetoothスピーカーの問い合わせも増えています。特にネットワーク関連商品と小型スピーカーの人気が高いのですが、こちらもご注文をいただきながらも、メーカーからの納期未定で数カ月待ちの状態。販売ロスに繋がることも少なくありません。

短焦点の小型プロジェクターの需要も以前より高まっており注目されます。自宅の壁に手軽に投影ができ、Android OSを搭載しているモデルであれば、YouTubeやNetflixなどの動画コンテンツも楽しめることもあり、ファミリー層からの問い合わせも多くなっています。今後も需要が伸びていく分野だと思います。

次のステップとしては、例えばワイヤレスで遅延のないスピーカーによるサラウンドシステムで、空間オーディオ等の音源を再生することができれば、楽しみ方はさらに広がっていくものと期待しています。(オーディオスクエア相模原店)

■プロジェクター、AVアンプの4K対応への買い替え目立つ
コロナ禍でプロジェクターやAVアンプを4K対応モデルにグレードアップする例が多く見受けられます。コロナの沈静化をにらみながら、感染対策にも万全を期し、こうしたお客様の動向を受け止められる、各社新製品のイベントを企画していますので、どうぞご期待ください。(ダイナミックスカスタマイズ)

■いよいよ動き出したB&W「800 D4シリーズ」に期待
盤石な人気を誇るアキュフェーズで全般に品薄の状況が続いており、新製品のプリアンプ「C-2900」やプリメインアンプ「E-5000」の引き合いが弱く、元気な動きが見られないのが気にかかります。一方で、B&W「800 D4シリーズ」がようやく少しずつながらも入荷するようになってきて動きが目立ち始めており、2月以降にも期待が持たれます。2022年2月1日付けで輸入品の多くのブランドで値上げが行われており、コロナの大流行と合わせて、先行きに不安が募ります。(テレオン)

■コロナ感染の急拡大により不透明さが増す
年始は特に動きがありませんでした。コロナ感染拡大が続いていること、半導体不足ではAVアンプでメーカーから出荷止めが発表されるほどで、先行きは非常に不安です。そのようななかでオーディオは、中古を販売することで何とか売り上げをあげるようにしています。(第一無線)

■新製品対決はソニー「α7 IV」がニコン「Z 9」を抑え首位
諸事情による供給不足が無ければ売れ筋ランキングの順位も変わってきているかと思いますが、注目されたミラーレスカメラの新製品では、初回数量が比較的多かったソニー「α7 IV」が、ニコン「Z 9」を抑え首位となりました。「CP+2022」は今年も残念ながらパシフィコ横浜会場でのイベント中止が発表され、オンライン単独開催となりました。コロナの終息までもうひと踏ん張り。春に向けて頑張りましょう。(ヨドバシカメラ)

ソニー「α7 IV」。

■消費マインドの回復を実感する
キヤノンのレンズの欠品がようやく解消してきた様子です。話題を集める各社新製品のボディには、相変わらず品薄が続いている商品があるものの、お客様の動向そのものは昨年末から引き続き好調です。(フジヤカメラ)

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