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ORBの金属コア内蔵イヤーピースも試聴可能

<ヘッドフォン祭>カナルワークスのカスタムIEM別チューンモデルが参考出品/3eeのグラフェン振動板採用イヤホンも展示

公開日 2022/09/18 22:42 編集部:伴 修二郎
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フジヤエービックが主催する展示会イベント「秋のヘッドフォン祭2022」が、中野サンプラザにて本日9月18日に開催された。本稿では、13Fロビーに展開する各ブースの出展内容をレポートする。

カナルワークス

カナルワークスからは、今年5月より販売開始した2ウェイ6ドライバー構成の新カスタムIEM「CW-L17QD」の別チューンモデルを参考出品。CW-L17QDの中低域を数dB向上しており、担当者によればアーティストなどのスタジオモニター用に適したモデルとして、ダイレクトショップ限定での販売を予定しているとのこと。

カスタムIEM「CW-L17QD」の別チューンモデル

また同ブースでは、「CW-L191」や「CW-L33BB」など各特性の異なるIEMモデルを展開し、実際に試聴して違いをチェックできるようになっていたほか、各種プレート類なども展示されていた。

IEM各モデルやプレートなどを展示

ゲート

ゲートのブースでは、3eeブランドより未発表のグラフェン振動板のダイナミック型ドライバーを採用したカナル型イヤホンが参考展示されていた。価格は5,000円前後を見込む。モデル名はまだ変更される可能性があるとのことで伏せるが、近いうちの発表を予定しているという。ほか、「Delta 01」「Alpha01」といった完全ワイヤレスや、ワイヤレスヘッドセット「Call」シリーズなども展示されていた。

グラフェン振動板のダイナミック型ドライバー採用のカナル型イヤホンを参考出品

ワイヤレスヘッドセット「Call」シリーズも

また、BQEYZブランドより、骨伝導ドライバーユニットを採用した新ハイブリッドイヤホン「Winter」の参考展示も実施。こちらも価格については未定だが、近い内に発表したいとのこと。ほか、TFZブランドから今年7月に発売された「SUPERTFZ FORCE1」をはじめとした、カナル型イヤホン各モデルも展示していた。

TFZ「SUPERTFZ FORCE1」をはじめとしたカナル型イヤホンも展示

Jaben Network

Jaben Networkでは、一番の目玉製品とアピールするPhatLabのポータブルヘッドホンアンプ「Chimera GT」を展示。本体形状はオリジナルモデルとほぼ同様ながら、18650リチウムイオン電池内蔵と、USB Type-Cによる急速充電サポート、4.4mmバランス入力の装備、新設計の増幅段回路と出力段を採用するなど内部構造が一新されている。

ポータブルヘッドフォンアンプ「Chimera GT」

ほか、Sendy Audioの平面型ヘッドホン「Peacock」と、PhatLabのフラグシップヘッドホンアンプ「RASA」の組み合わせによる試聴も行えるようになっていた。

平面型ヘッドホン「Peacock」とヘッドホンアンプ「RASA」組み合わせによる試聴

ORB

ORBは、耳の穴の形状や熱の影響によって自在に形が変化する、特殊素材を採用したカスタムIEMを参考出品。装着者の耳の形にピッタリとフィットすることで、長時間の装着でも問題なく使用できるとのこと。なお、特殊素材により製造納期の問題があることで、具体的な発売時期は決まっていないとしている。

特殊素材を採用したカスタムIEMを参考出品

ほか、KineraのBluetoothケーブル「CDB002」にカスタム2Pin装備したモデルを参考出品していたほか、各リケーブル製品の展示がされていた。

Bluetoothケーブル「CDB002」にカスタム2Pin装備モデルを参考出品

PENTACONN

PENTACONNでは、新たに金属コアを内蔵した新イヤーピースの試作モデルが用意された。金属コアを使用することで、より音の響きが感じられるという。現段階で金属仕様の詳細は公開できないとのことだが、いずれは金属コアの種類を変えたバリエーションモデルの展開も見込んでいるという。そのほか、PC-Triple C採用の試作リケーブルも展示されていた。

金属コア内蔵イヤーピースの試作モデル

PC-Triple C採用の試作リケーブルも展示

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