WAGNUSからはヴィンテージ導体採用のリケーブルも登場
<ヘッドフォン祭>NUARLは開発中イヤホン「X247」を参考出品/Caiynの真空管ヘッドホンアンプ「HA-3A」
本日9月18日に中野サンプラザで開催されている、ポータブルオーディオの一大イベント「秋のヘッドフォン祭2022」。ここでは、13Fのルームコスモから、コペックジャパン、NUARL、WAGNUS、ZMF Headphones、Austrian Audio、STAXの6社のブースを紹介する。
【コペックジャパン】
コペックジャパンは、Cayin、UNCOMMON、FIDUEの3ブランドを展開。注目はCayinの真空管ヘッドホンアンプ「HA-3A」で、先日のポタフェス仙台で初お目見えして都内イベントとしては初登場。増幅管には6V6、プリにはECC82を使用した本格仕様で、フロントの2つのVUメーターもオーディオマインドをくすぐるデザインだ。
他にも、Bluetooth対応の真空管アンプ「MT-35MK2 PLUS Bluetooth」も展示され、真空管を搭載したヘッドホンアンプへの関心の高まりが感じられた。ほかにも、CayinのフラッグシップDAPとなる「N8ii」、UNCOMMONのヘッドホン「PDH-1」など話題の製品が展開されていた。
【NUARL】
NUARLは、新たに「X247」(仮)という開発途中のイヤホンのサンプルを紹介。まだ開発途中だが、今回のような大型イベントでさまざまな人に聴いてもらった反応を踏まえ、実際の製品開発に生かしているのだという。筐体はアルミニウムとなっているが、素材や仕上げなどもさらに検討を重ねたいとしていた。
「X247」はノズル部分が取り外せるようになっており、3パターンのチューニングが用意されている。3パターンを同梱して発売するところまで決定しているというが、どれを標準にするかは、本日も含め多くの人に体験してもらい、反響を見て決定するそうだ。
【WAGNUS/Noble Audio(CIEM)】
WAGNUSのブースでは、WAGNUSブランドのリケーブルとNoble AudioのカスタムIEMのラインナップを集中展示。WAGNUSからは、新たに「Woodland Sheep」という淡いピンク色のケーブルが登場。1940年代ごろの貴重なヴィンテージの銅導体を活用し、細い芯線を140本撚り合わせたというこだわりの仕様。
導体が貴重なため全部で200mほどしか確保できなかったということで、今回のヘッドフォン祭りに合わせたセールでは販売分が即完売。今後もイベント等に合わせて少量ずつ販売していく予定とのこと。
【ZMF Headphones】
ブライトーンが取り扱うアメリカ・ZMF Headohonesからは、オープン型の「Atrium」のほか、「Aeolus」「VERITA」(オープン型)、「Atticus」(密閉型)などを展示。いずれもデザイン性の高い木製のイヤーカップが特徴だが、それぞれ異なるドライバーの素材が音の違いとして反映されているという。
最新モデルとなる「Atrium」はバイオセルロースのドライバーとなっており、非常に伸びやかかつダイナミックな表現が印象的。イヤーパッドも非常に分厚く、装着時にも耳を包み込むような安心感がある。また、イヤーパッドもさまざまな素材がラインナップされ、パッドによる音の違いも楽しめそうだ。
【Austrian Audio】
Austrian Audioは、同社の密閉型/開放型オーバーイヤーヘッドホンの6モデルを聴き比べできるブースを展開。国内展開はミドルクラスからスタートしたが、現在は高い価格帯のヘッドホンの売れ行きも好調だという。またスタジオユースでも引き合いがあり、フラグシップクラスの「Hi-X65」「Hi-X60」両モデルを導入し、微妙な音質のチェックを行うといった事例も増えてきているという。
【STAX】
STAXは、フラグシップモデルである「SR-X9000」を筆頭に、同社の静電型ヘッドホンと専用ユニットを組み合わせたフルラインナップを展示。国内外を問わず注文が来ているものの、部材不足の影響が引き続き強く、まずは安定した生産体制で製品を届けることに注力していきたいとのこと。
【コペックジャパン】
コペックジャパンは、Cayin、UNCOMMON、FIDUEの3ブランドを展開。注目はCayinの真空管ヘッドホンアンプ「HA-3A」で、先日のポタフェス仙台で初お目見えして都内イベントとしては初登場。増幅管には6V6、プリにはECC82を使用した本格仕様で、フロントの2つのVUメーターもオーディオマインドをくすぐるデザインだ。
他にも、Bluetooth対応の真空管アンプ「MT-35MK2 PLUS Bluetooth」も展示され、真空管を搭載したヘッドホンアンプへの関心の高まりが感じられた。ほかにも、CayinのフラッグシップDAPとなる「N8ii」、UNCOMMONのヘッドホン「PDH-1」など話題の製品が展開されていた。
【NUARL】
NUARLは、新たに「X247」(仮)という開発途中のイヤホンのサンプルを紹介。まだ開発途中だが、今回のような大型イベントでさまざまな人に聴いてもらった反応を踏まえ、実際の製品開発に生かしているのだという。筐体はアルミニウムとなっているが、素材や仕上げなどもさらに検討を重ねたいとしていた。
「X247」はノズル部分が取り外せるようになっており、3パターンのチューニングが用意されている。3パターンを同梱して発売するところまで決定しているというが、どれを標準にするかは、本日も含め多くの人に体験してもらい、反響を見て決定するそうだ。
【WAGNUS/Noble Audio(CIEM)】
WAGNUSのブースでは、WAGNUSブランドのリケーブルとNoble AudioのカスタムIEMのラインナップを集中展示。WAGNUSからは、新たに「Woodland Sheep」という淡いピンク色のケーブルが登場。1940年代ごろの貴重なヴィンテージの銅導体を活用し、細い芯線を140本撚り合わせたというこだわりの仕様。
導体が貴重なため全部で200mほどしか確保できなかったということで、今回のヘッドフォン祭りに合わせたセールでは販売分が即完売。今後もイベント等に合わせて少量ずつ販売していく予定とのこと。
【ZMF Headphones】
ブライトーンが取り扱うアメリカ・ZMF Headohonesからは、オープン型の「Atrium」のほか、「Aeolus」「VERITA」(オープン型)、「Atticus」(密閉型)などを展示。いずれもデザイン性の高い木製のイヤーカップが特徴だが、それぞれ異なるドライバーの素材が音の違いとして反映されているという。
最新モデルとなる「Atrium」はバイオセルロースのドライバーとなっており、非常に伸びやかかつダイナミックな表現が印象的。イヤーパッドも非常に分厚く、装着時にも耳を包み込むような安心感がある。また、イヤーパッドもさまざまな素材がラインナップされ、パッドによる音の違いも楽しめそうだ。
【Austrian Audio】
Austrian Audioは、同社の密閉型/開放型オーバーイヤーヘッドホンの6モデルを聴き比べできるブースを展開。国内展開はミドルクラスからスタートしたが、現在は高い価格帯のヘッドホンの売れ行きも好調だという。またスタジオユースでも引き合いがあり、フラグシップクラスの「Hi-X65」「Hi-X60」両モデルを導入し、微妙な音質のチェックを行うといった事例も増えてきているという。
【STAX】
STAXは、フラグシップモデルである「SR-X9000」を筆頭に、同社の静電型ヘッドホンと専用ユニットを組み合わせたフルラインナップを展示。国内外を問わず注文が来ているものの、部材不足の影響が引き続き強く、まずは安定した生産体制で製品を届けることに注力していきたいとのこと。