イヤホン「武則天」登場
<ヘッドフォン祭>HiByの新DAP「RS8」世界初展示/Heart Field、樹脂ハウジングの“ジュエルコレクション”
中野サンプラザで開催されたポータブルオーディオイベント「秋のヘッドフォン祭2022」。数々のブランドが出展している本イベントから、飯田ピアノやサウンドアースなどのブースの展示内容をレポートする。
飯田ピアノのブースでは、同社が取り扱うHiBy Musicブランドのデジタルオーディオプレーヤーとして、世界初展示だというコンセプトモデル「RS8」がお披露目された。イベント当日の朝に届いたということで、まだOSなども動作検証が追い込まれていく段階となっており、ブース担当者もボディがチタニウム合金であること、R2R DACをデュアル搭載しているらしいということ以外、内容を知らされていないという。
ただ、RSシリーズのフラグシップに位置づけられ、「RS6」がそうであるように、RS8は「R8」をベースとしたモデルであり、電源回路にこだわられていることが予想される。発売時期、価格ともに未定だが、また情報が入り次第ご紹介したい。
Heart Fieldブランドからは、ブランド初の静電型ドライバー搭載イヤホン「Schorl(ショール)」が参考展示された。製品名はブラックトルマリンの愛称からとられており、これまで金属ハウジングにこだわってきた同ブランドだが、本モデルから樹脂筐体のモデルを “ジュエルコレクション” として展開予定だとのこと。
4BA+2ESTの6ドライバー構成を、装着性の高さも追求したコンパクトな筐体に投入。サウンドについては、特に空間表現に特徴があり、広大な音場で音の分離感もよく、フルオーケストラなどとの相性が良いと担当者はアピールする。発売は10月上〜中旬を予定し、価格は15万円を切る程度で設定予定としている。
サウンドアースはQoAブランドの新フラグシップイヤホン「Margarita(マルガリータ)」を展示。Sonion社製ESTドライバー2基と、中域を担うBAドライバーおよび7mm径ダイナミックドライバーを各1基備えたハイブリッド構成を採用しており、ブランドで共通する丸みのある聴き疲れのしない音を踏襲しているという。9月末の発売を予定し、グローバルでは549ドルで販売されている。
DUNUブランドではポータブルDACアンプ「DTC 500」を試聴展示していた。ESS製「ES9038Q2M」を搭載し、PCM 768kHz/32bit、DSD 22.6MHzまでのデジタル音源に対応。ヘッドホン出力は3.5mmと4.4mmを搭載する。USB-C対応モデルは9月末ごろ、Lightning対応モデルは10月後半の発売を予定。グローバルの販売価格はUSB-C対応モデルが90ドル、Lightning対応モデルは日本では1000円ほど高くなるとのことだ。
春のヘッドフォン祭では参考出展となっていたイヤホン「VULKAN」は、9月末から10月の発売とアナウンスされた。グローバルでは380ドルの値付けとなっており、日本円では55,000〜60,000円程度を見込む。
コンプライは10月21日からの発売を予定する完全ワイヤレスイヤホン専用イヤーピースを出品。芯の径、位置に応じて10種類の展開を予定し、イヤホンに装着したまま充電ケースに収納できるように設計されているという。価格は2,180円/1ペア。
リアルアシストは、Tangzu(元T-Force Audio)ブランドの平面ドライバー搭載イヤホン「Ze Tian Wu」を新製品として用意。同ブランドは “王朝シリーズ” として皇帝の名を冠するモデルを展開しており、本機は中国史上唯一の女帝である「武則天」から名をとっている。10月中〜下旬に22,000円前後での発売を予定する。
トライオードブースでは、Crosszoneの “頭外定位” ヘッドホンに、同社真空管アンプを組み合わせたシステムを用意。SPECはDiretta伝送に対応するUSBブリッジ「RMP-UB1」を展示。2023年2月末の発売を予定し、価格は308,000円前後になるとのこと。ほか、NOBUNAGA Labsを扱うWiseTechブースやBrise Audioのブースでは、来場者と担当者が会話をしながら様々なリケーブルを試していく様子が見られた。
飯田ピアノのブースでは、同社が取り扱うHiBy Musicブランドのデジタルオーディオプレーヤーとして、世界初展示だというコンセプトモデル「RS8」がお披露目された。イベント当日の朝に届いたということで、まだOSなども動作検証が追い込まれていく段階となっており、ブース担当者もボディがチタニウム合金であること、R2R DACをデュアル搭載しているらしいということ以外、内容を知らされていないという。
ただ、RSシリーズのフラグシップに位置づけられ、「RS6」がそうであるように、RS8は「R8」をベースとしたモデルであり、電源回路にこだわられていることが予想される。発売時期、価格ともに未定だが、また情報が入り次第ご紹介したい。
Heart Fieldブランドからは、ブランド初の静電型ドライバー搭載イヤホン「Schorl(ショール)」が参考展示された。製品名はブラックトルマリンの愛称からとられており、これまで金属ハウジングにこだわってきた同ブランドだが、本モデルから樹脂筐体のモデルを “ジュエルコレクション” として展開予定だとのこと。
4BA+2ESTの6ドライバー構成を、装着性の高さも追求したコンパクトな筐体に投入。サウンドについては、特に空間表現に特徴があり、広大な音場で音の分離感もよく、フルオーケストラなどとの相性が良いと担当者はアピールする。発売は10月上〜中旬を予定し、価格は15万円を切る程度で設定予定としている。
サウンドアースはQoAブランドの新フラグシップイヤホン「Margarita(マルガリータ)」を展示。Sonion社製ESTドライバー2基と、中域を担うBAドライバーおよび7mm径ダイナミックドライバーを各1基備えたハイブリッド構成を採用しており、ブランドで共通する丸みのある聴き疲れのしない音を踏襲しているという。9月末の発売を予定し、グローバルでは549ドルで販売されている。
DUNUブランドではポータブルDACアンプ「DTC 500」を試聴展示していた。ESS製「ES9038Q2M」を搭載し、PCM 768kHz/32bit、DSD 22.6MHzまでのデジタル音源に対応。ヘッドホン出力は3.5mmと4.4mmを搭載する。USB-C対応モデルは9月末ごろ、Lightning対応モデルは10月後半の発売を予定。グローバルの販売価格はUSB-C対応モデルが90ドル、Lightning対応モデルは日本では1000円ほど高くなるとのことだ。
春のヘッドフォン祭では参考出展となっていたイヤホン「VULKAN」は、9月末から10月の発売とアナウンスされた。グローバルでは380ドルの値付けとなっており、日本円では55,000〜60,000円程度を見込む。
コンプライは10月21日からの発売を予定する完全ワイヤレスイヤホン専用イヤーピースを出品。芯の径、位置に応じて10種類の展開を予定し、イヤホンに装着したまま充電ケースに収納できるように設計されているという。価格は2,180円/1ペア。
リアルアシストは、Tangzu(元T-Force Audio)ブランドの平面ドライバー搭載イヤホン「Ze Tian Wu」を新製品として用意。同ブランドは “王朝シリーズ” として皇帝の名を冠するモデルを展開しており、本機は中国史上唯一の女帝である「武則天」から名をとっている。10月中〜下旬に22,000円前後での発売を予定する。
トライオードブースでは、Crosszoneの “頭外定位” ヘッドホンに、同社真空管アンプを組み合わせたシステムを用意。SPECはDiretta伝送に対応するUSBブリッジ「RMP-UB1」を展示。2023年2月末の発売を予定し、価格は308,000円前後になるとのこと。ほか、NOBUNAGA Labsを扱うWiseTechブースやBrise Audioのブースでは、来場者と担当者が会話をしながら様々なリケーブルを試していく様子が見られた。