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金属とウッド素材のハイブリッド構成

Acoustune、フラグシップイヤホン「SHO -笙-」専用オプション音響チャンバー第2弾「ACT03」

公開日 2022/11/04 11:00 編集部:松永達矢
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ピクセルは、Acoustuneより発売されているフラグシップイヤホン「HS2000MX SHO -笙-」用オプションのチャンバーモジュール「ACT03」を11月11日(金)に発売。本日11月4日より予約を開始する。価格はオープンだが、税込102,680 円前後での実売が予想される。

「ACT03」

ACT03は、SHO -笙-に採用されたユーザー自身で音響チャンバー部分を交換することができる「Acoustune Capsule Technology」に対応したオプションチャンバーモジュールの第二弾。9月に開催された「秋のヘッドフォン祭2022」の同社ブースにて展示されたものが正式に発売される格好となる。

音響チャンバー部は、ブラス(真鍮)とウッド(赤檀)の異素材を混合したハイブリッド構造を採用。真鍮の部位が音質チューニングの基本を、ウッド部分が音の余韻を担う構造になっている。“赤壇(しゃくだん)”が採用された理由として、ブラス素材との相性から「低域を中心とした生音の表現にこだわったサウンド」という開発テーマに最も適しているためと同社は説明している。

イヤホン「SHO -笙-」に「ACT03」を組み込んだ様子

ウッドパーツの採用は、スピーカーユニットのバッフル板から着想を得たとのこと。意図した音響チューニングに近づけるため、振動版の後ろ側に排出された音が前面に反射する度合を調整する役割を果たしている。

金属とウッド素材のハイブリッド構成を用いる本モデルでは、「ACT01」「ACT02」で使用するドライバーユニットを刷新し、「10mm径ミリンクスWSドライバー」を装備する。

振動板には同ブランドで伝統的に採用されるミリンクスを使用するが、ドーム部分とエッジ部分の面積比率におけるトポロジカルな設計変更やそれに伴う磁気回路の最適化を行うことで、低域レスポンスの即応性と木材由来の音色を引き出す完全新規のドライバーに仕立てたとのことだ。

保証期間は1年間(付属品90日間)。付属品としてアルミ製キャリングケースを同梱する。

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