上海ロックダウン解除で国内家電も回復
パナソニック2022年度2Q決算、販売増や為替換算などで増収。くらし事業も堅調に推移
パナソニック ホールディングス株式会社は10月31日、2022年度第2四半期の決算概要を発表した。連結業績は、売上高が2兆900億円(前年同期比120%)、営業利益は861億円(同89%)、当期純利益は584億円(同76%)となった。
売上高は、くらし事業、オートモーティブ、エナジーの販売増に加え、ブルーヨンダーの連結化や為替換算により増収となった。調整後営業利益は、増販益はあるも、くらし事業やエナジーにおける 成長に向けた固定費増加等により前年並み。営業利益・純利益は、前年に一時益の計上 (ブルーヨンダー買収に伴う既存持分の再評価益)があった反動で減益に。
セグメント別実績は、家電を展開するくらし事業で、成長事業の空質空調設備の欧州事業や海外電材、 北米のショーケースが堅調に推移、上海ロックダウンの解除による国内家電の回復等もあり増収。オートモーティブは自動車生産の回復を受け、増収となった。
くらしアプライアンス社は、 コロナロックダウン影響からの回復等により増収。円安や原材料高騰等の外部環境悪化に対して、 価格改定や合理化などの対策を進め増益。空質空調社は、欧州のエア・トゥ・ウォーターが好調に推移、アジアのロックダウン影響からの回復もあり増収。増販益等により増益に。
年間業績見通しでは、連結業績見通しとして、売上高は為替の変動を踏まえ、当初見通しから 3000億円増加の 8兆2000億円、 為替影響を除くベースでは2000億円の下方修正とした。調整後営業利益は 3,400億円、営業利益は 3,200億円とそれぞれ 400億円の下方修正とした。当期純利益は250億円減額し、2350億円とした。
セグメント別の年間見通しは下図の通り。エナジーを上方修正、 オートモーティブ、コネクト、インダストリーを下方修正した。くらし事業の修正要因は、売上高が為替換算により上方修正。 調整後営業利益は上海ロックダウンや為替の悪化影響はあるものの、 価格改定や合理化等でカバーする想定、修正しないとした。
売上高は、くらし事業、オートモーティブ、エナジーの販売増に加え、ブルーヨンダーの連結化や為替換算により増収となった。調整後営業利益は、増販益はあるも、くらし事業やエナジーにおける 成長に向けた固定費増加等により前年並み。営業利益・純利益は、前年に一時益の計上 (ブルーヨンダー買収に伴う既存持分の再評価益)があった反動で減益に。
セグメント別実績は、家電を展開するくらし事業で、成長事業の空質空調設備の欧州事業や海外電材、 北米のショーケースが堅調に推移、上海ロックダウンの解除による国内家電の回復等もあり増収。オートモーティブは自動車生産の回復を受け、増収となった。
くらしアプライアンス社は、 コロナロックダウン影響からの回復等により増収。円安や原材料高騰等の外部環境悪化に対して、 価格改定や合理化などの対策を進め増益。空質空調社は、欧州のエア・トゥ・ウォーターが好調に推移、アジアのロックダウン影響からの回復もあり増収。増販益等により増益に。
年間業績見通しでは、連結業績見通しとして、売上高は為替の変動を踏まえ、当初見通しから 3000億円増加の 8兆2000億円、 為替影響を除くベースでは2000億円の下方修正とした。調整後営業利益は 3,400億円、営業利益は 3,200億円とそれぞれ 400億円の下方修正とした。当期純利益は250億円減額し、2350億円とした。
セグメント別の年間見通しは下図の通り。エナジーを上方修正、 オートモーティブ、コネクト、インダストリーを下方修正した。くらし事業の修正要因は、売上高が為替換算により上方修正。 調整後営業利益は上海ロックダウンや為替の悪化影響はあるものの、 価格改定や合理化等でカバーする想定、修正しないとした。