「経験豊富なエンジニアと開発し限界を突破」
Bang & Olufsen、サウンドバー「Beosound Theatre」を映画館でデモンストレーション。「最強の没入感サウンドを1台で実現」
Bang & Olufsenは、同社が新たに発売したサウンドバー「Beosound Theatre」のメディア向け発表会を開催した。
Beosound Theatreはカスタムドライバーを含む12基のスピーカーや特許出願中の4つの音響技術を搭載し、ドルビーアトモスにも対応するサウンドバーだ。本製品の開発において込められたのが、「SOUND-ACOUSTICS」「TIMELESS DESIGN」「UNRIVALLED CRAFT」という3つの理念。すなわち、アコーステックなサウンド、優れたデザイン、クラフトマンシップだ。
ユニット構成としては、6.5インチカスタムメイドウーファー2基、5.25インチミッドレンジ1基、カスタムメイド同軸型センタースピーカー用1インチトゥイーター1基、3インチミッドレンジ2基、2.5インチフルレンジ4基、1インチトゥイーター2基を搭載。センターチャンネルを同軸構成とすることで、「クリアな音声」を提供する。
アンプはセンターチャンネル、左/右/天井出力用に60Wのものを10基、ベース出力用に100Wのものを2基搭載している。「ルームセンス」という技術を搭載し、本体に内蔵する2つのマイク、そしてリスニングポイントに設置する1つの外部マイクを用いて、部屋の視聴環境を測定。環境に応じた最適な出力により、立体音響を実現するとしている。
また、フラグシップスピーカー「Beolab 90」で開発されたビームフォーミング技術をベースに、ダイレクト/サイド/アップファイアリングスピーカーの組み合わせによる独自の立体音響技術を投入している。特許も申請中というこの技術では、スピーカーが音を出すだけでなく、ビーム幅と指向性を制御するために協働し、側壁反射の影響を低減して空間の広がりを感じさせるのだそうだ。
ほか、低域の出力調整機能「バスマネジメント」を採用。すべてのドライバーが低音の再生を担うことで、位相特性のそろった低音が実現できるとする。同社は本機の開発にあたっては「経験豊富なエンジニアと開発を進め、限界を突破できた」とアピール。「映画館のような最強の没入型サウンドを1台のサウンドバーで実現する」ことが狙いだと説明する。
デザインはヨットからインスピレーションを得たという。ヨットの船底にあるキールのような形状は、アルミのブレードに載って宙に浮いているようなイメージであり、実際よりもスリムに見えるようにとの意図も込められている。この造形はデンマークの同社ファクトリーで培われたアルミの専門技術により生み出されている。
また前面にあるカバーは、デンマークの家族経営の工場でオーク無垢材から作られており、分解や交換が可能。ファブリック製のバリエーションも用意する。
今回、Beosound Theatreの発表会の会場には映画館が選ばれた。70人が収容できる空間は、当然のことながら一般家庭のホームシアター環境よりもはるかに広大。そこであえてサウンドバーのみで音を鳴らすデモンストレーションを行うことで、サウンドのパワフルさを実演した形だ。デモ再生では、特に同社が重要な要件であると考える「クリアな音声」の効果もわかりやすく、激しいシーンのなかでも人のセリフがはっきりと耳に届いてきた。
Beosound Theatreはカスタムドライバーを含む12基のスピーカーや特許出願中の4つの音響技術を搭載し、ドルビーアトモスにも対応するサウンドバーだ。本製品の開発において込められたのが、「SOUND-ACOUSTICS」「TIMELESS DESIGN」「UNRIVALLED CRAFT」という3つの理念。すなわち、アコーステックなサウンド、優れたデザイン、クラフトマンシップだ。
ユニット構成としては、6.5インチカスタムメイドウーファー2基、5.25インチミッドレンジ1基、カスタムメイド同軸型センタースピーカー用1インチトゥイーター1基、3インチミッドレンジ2基、2.5インチフルレンジ4基、1インチトゥイーター2基を搭載。センターチャンネルを同軸構成とすることで、「クリアな音声」を提供する。
アンプはセンターチャンネル、左/右/天井出力用に60Wのものを10基、ベース出力用に100Wのものを2基搭載している。「ルームセンス」という技術を搭載し、本体に内蔵する2つのマイク、そしてリスニングポイントに設置する1つの外部マイクを用いて、部屋の視聴環境を測定。環境に応じた最適な出力により、立体音響を実現するとしている。
また、フラグシップスピーカー「Beolab 90」で開発されたビームフォーミング技術をベースに、ダイレクト/サイド/アップファイアリングスピーカーの組み合わせによる独自の立体音響技術を投入している。特許も申請中というこの技術では、スピーカーが音を出すだけでなく、ビーム幅と指向性を制御するために協働し、側壁反射の影響を低減して空間の広がりを感じさせるのだそうだ。
ほか、低域の出力調整機能「バスマネジメント」を採用。すべてのドライバーが低音の再生を担うことで、位相特性のそろった低音が実現できるとする。同社は本機の開発にあたっては「経験豊富なエンジニアと開発を進め、限界を突破できた」とアピール。「映画館のような最強の没入型サウンドを1台のサウンドバーで実現する」ことが狙いだと説明する。
デザインはヨットからインスピレーションを得たという。ヨットの船底にあるキールのような形状は、アルミのブレードに載って宙に浮いているようなイメージであり、実際よりもスリムに見えるようにとの意図も込められている。この造形はデンマークの同社ファクトリーで培われたアルミの専門技術により生み出されている。
また前面にあるカバーは、デンマークの家族経営の工場でオーク無垢材から作られており、分解や交換が可能。ファブリック製のバリエーションも用意する。
今回、Beosound Theatreの発表会の会場には映画館が選ばれた。70人が収容できる空間は、当然のことながら一般家庭のホームシアター環境よりもはるかに広大。そこであえてサウンドバーのみで音を鳴らすデモンストレーションを行うことで、サウンドのパワフルさを実演した形だ。デモ再生では、特に同社が重要な要件であると考える「クリアな音声」の効果もわかりやすく、激しいシーンのなかでも人のセリフがはっきりと耳に届いてきた。