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出展内容を予告

シャープ、CES2023に120型AQUOS XLEDやVRヘッドマウントディスプレイなど出展

公開日 2022/12/13 16:29 編集部:小野佳希
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シャープは、2023年1月5日(木)から1月8日(日)まで、米国ラスベガスで開催される世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2023」に出展すると発表。世界最大クラスとなる120型「AQUOS XLED」や、ヘッドマウントディスプレイなどを初展示することなどを明かした。

展示ブースのイメージ

同社が取り組む「ESGに重点をおいた経営」を具現化する先進の技術や商品を、「New Energy」「Automotive」「AR/VR」「TV」の4つのテーマで展示するとのこと。テレビ分野では、フラグシップモデル「AQUOS XLED」のグローバル展開モデルを出展し、「mini LEDバックライトと量子ドット技術が生み出す卓越した明暗・色表現力による新世代の映像」を体験できるようにするという。また、世界最大クラスとなる120型モデルを参考出展する。なお120型AQUOS XLEDは放送チューナー非搭載。

AR/VR分野では、同社の超高解像度ディスプレイや超高速AFカメラモジュール(Polymer Lens活用)、超小型近接センサーを搭載したVR用の超軽量HMDプロトタイプを出展すると説明。高さ2mm以下の世界最薄を実現した超小型カメラモジュールや、HMD本体やコントローラーに搭載することで、HMD装着者の人や物への衝突抑制に役立つ小型ToF7型距離センサーも展示する。

走行時は運転席から表示が見えないように視野角を制御することで、ドライバーの運転への集中を促すという、視野角制御ディスプレイを活用した助手席用モニター(Passenger Information Display)など、オートモーティブ関連技術も展示。ディスプレイと一体になったカメラモジュールシステムでドライバーを見守る「ドライバーモニタリングシステム」や、人工衛星などの宇宙や航空分野、電気自動車(EV)などの移動体への応用が可能だとする、世界最高の変換効率を実現した化合物太陽電池も出展するという。

「New Energy」技術の展示においては、色素増感太陽電池と同社が長年培ってきた液晶ディスプレイ技術を融合して開発した屋内光発電デバイス「LC-LH(エルシー・エルエイチ)」を、海外で初披露。また、次世代の太陽電池として注目を集めているペロブスカイト太陽電池も出展する。

現地での同社ブースはWynn Las Vegas Hotel Ballroom “Petrus” に展開。会期中の開場時間は10時〜17時。

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