JBL、新入門ワイヤレスヘッドホン「TUNE 520BT」。再生時間拡大／アプリにも初対応

ハーマンインターナショナルは、同社が取り扱うJBLブランドより、再生時間の拡大やアプリへの対応などで前モデルよりも機能を強化したワイヤレスヘッドホン「JBL TUNE 520BT」を3月10日に発売する。オープン価格だが、直販サイトでは7,150円（税込）で販売する。

カラーバリエーションはブラック、ブルー、パープル、ホワイトの全4色を用意。ホワイトのみ4月下旬の発売を予定している。

エントリークラスである「TUNE」シリーズの新ワイヤレスヘッドホン。2021年に発売された「JBL TUNE 510BT」の後継機にあたり、ワイヤレス音楽再生時間を前モデルの最大約40時間再生から最大約57時間へと大幅に拡大するなど、機能強化を図った。また、約5分の充電で3時間の連続使用が可能になる急速充電機能にも対応している。

加えて、新たにJBL独自の専用アプリ「JBL Headphones」に対応。イコライザーなどの各種設定をはじめ、自分の声と周囲の音量を調整しヘッドホンを通して自分の声を聴くことができる「ボイスアウェア」の調整、コンテンツや好みに合わせて設定を選べる「スマートオーディオモ―ド」、「オートパワーオフ」などの設定や操作が行える。また、音量が85dBを超えないようにする「ボリュームリミッター」機能もアプリ上から設定できる。

ドライバーには33mm径ダイナミックドライバーを搭載。ペアリングしたスマートフォンなどのハンズフリー通話にも対応している。また、本体のサイドにはマルチファンクションボタンを搭載しており、Google アシスタントやSiriなど、Bluetoothを接続したデバイス側に搭載のボイスアシスタント機能を起動することができる。

Bluetoothのバージョンは5.3で、コーデックはSBCおよびAACに対応。最大2台までのデバイスを同時に接続することができる「マルチポイント」機能や、スマートフォンとタブレット、PCなど複数デバイスに接続した際に、都度Bluetooth接続をしなくても簡単に切り替えができる「Google Fast Pair」にも対応している。

本体は約157gという軽量設計で、折りたたみが可能。ソフトなポリウレタン素材のイヤーパッドを採用することで、装着感にも配慮した。

周波数特性は20Hz–20kHz。そのほか、充電用のUSB Type-Cケーブルが付属する。