NHK、BS4Kで大河「どうする家康」最速放送。4月から4Kドラマ拡充

NHKは、春のBS番組編成を発表した。BS4Kでは大河ドラマ「どうする家康」 を4月16日（日）より最速放送する。

NHKでは先日実施した、4月からの番組編成方針に関する説明会において、現在のBS放送の4波体制から、2023年12月にチャンネル数を削減し、「新BS2K」と「新BS4K」の2波に再編する方針を表明。4月の改定ではこれを見据え、視聴者が放送波再編を円滑に迎えられるような改定を実施するとしていた。

本日発表された番組編成では、「BS1とBSプレミアムの魅力をぎゅっと凝縮した新BS2K放送」と「超高精細映像でお楽しみいただく新BS4放送」がポイントとし、特にBS4Kについて、4月より大幅な番組充実を図る。

具体的には、大河ドラマ「どうする家康」 を4月16日（日）よりBS4Kで最速放送すると発表。以降、毎週日曜日の午後0時15分に枠を増やして放送する。なお、総合チャンネルは午後8時、BSP・BS4Kの午後6時からの放送はこれまで通りとのこと。半日近く早く最新話が見られるとあって、注目を集めそうだ。

ほかにも、4Kの高精細さを活かしたドラマが充実。大河ドラマ「篤姫」の4Kリマスター版は初回4月2日（日）より、毎週日曜日午前11時30分に放送される。NHK版金田一シリーズ第4弾となる「犬神家の一族」は、BS4KとBSPにて、4月22日（土）と29日（土）それぞれ午後9時より10時29分に放送する。

さらに月曜から金曜の午後1時からは「ドラマセレクション」を放送。4月3日（月）からは「サギデカ（全5回）」、4月10日（月）からは「これは経費で落ちません！（全10回）」の放送が決定（※大相撲期間除く）。毎週火曜午後10時からは総合で放送する「ドラマ10」を4K映像で同時放送する。また4月18日（火）からは「育休刑事」が予定される。

毎週金曜午後8時15分からは、BS4KとBSPにて「4K名作ドラマ」と題し、4月7日（金）に特集ドラマ「眩（くらら）〜北斎の娘〜」、4月14日（金）は「心の糸」、4月21日（金）から「藏（全3回）」を放送する。

ドラマ以外にもコンテンツの拡充を図っており、平日夜の時間帯においては「好評な番組をスケールアップ」したと説明。4月3日（月）は写真家・星野道夫氏の足跡を、同じく写真家の大竹英洋氏がたどる旅番組「ワイルドライフ アラスカの光と風−星野道夫×大竹英洋 時を超える旅−」を放送する。時間は午後7時30分から8時59分。

また、4月25日（火）午後7時30分から9時29分は、「究極ガイド 2時間でまわるピラミッド」を放送。2時間で国内外の有名観光地を味わい尽くす究極のルートを紹介するシリーズ番組で、初回の舞台はエジプト・ピラミッド。以降毎月最終火曜の夜、年12回の予定で同シリーズを放送する。

土曜の夜帯は特集番組を予定。4月1日（土）午後8時から9時59分は、「生中継！みやびな京都 平安神宮の桜」をBS4K・BSPで放送。“心地よい音楽演奏と4Kの高画質な映像で桜の美をたっぷり堪能” できるという。4月8日（土）午後9時から9時59分は、BS4K・BSPで「MISIA25周年ライブ in 横浜アリーナ」を放送。25周年デビュー記念日2月21日を目前に控えた、2月19日に開催された講演の様子を、臨場感あふれる高精細な映像で送るとしている。