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NUARL、STAXブースの様子も

<ヘッドフォン祭>オーディオテクニカ完全ワイヤレス目白押し/Pentaconnに“撮影禁止”のリケーブルも

公開日 2023/04/29 18:23 編集部:松永達矢
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フジヤエービックが主催する展示会イベント「春のヘッドフォン祭 2023」が、中野サンプラザにて本日4月29日に開催された。本稿では15Fルームコスモに出展するオーディオテクニカ、Pentaconnブースなどの模様をレポートする。

オーディオテクニカ



オーディオテクニカブースでは、4月21日に発売されたばかりのスクエアデザイン採用完全ワイヤレスイヤホン「ATH-SQ1TW2」を中心に、これまで同社が発売してきたラインナップを展示。

「ATH-SQ1TW2」

非常にコンパクトな外観デザインとなっている

同社のロングセラーモデル「ATH-SQ1TW」の後継モデルとなっており、会場では新旧モデルの比較が可能。10%体積を削減したという小型化軽量化の成果や、音管の向きの改善を行ったというサウンド面でもその変化を実際に感じ取ることができる。

ジェットブラック(BK)/カフェラテ(CA)/フォレストグリーン(GR)/ネイビーレッド(NRD)/ピンクブラウン(PBW)/ピュアホワイト(WH)全6色のカラーバリエーションの豊富さも魅力である本モデルだが、ブースにて説明を行った本モデルの企画担当者の「推し色」はカフェラテであるという。

軟骨電動イヤホン「ATH-CC500BT」

完全ワイヤレスフラグシップモデル「ATH-TWX9」

そのほか、フジヤエービック主催のイベントでは初展示となるワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン「ATH-CC500BT」や、フラグシップモデル「ATH-TWX9」の試聴機を用意。「イベントを通して既存製品の魅力を改めて発信できれば」と語る。

Pentaconn



Pentaconnブースでは真鍮製コアを内蔵したシリコンイヤーピース「COREIR -コレイル- BRASS」の試聴機を用意。同カテゴリのジャンルが存在しないアイテムということもあり、手持ちのイヤホンを使って試す来場者の方が非常に多く見えた。

「COREIR -コレイル- BRASS」

注目すべきは参考出展アイテム、上記製品が3月に発売されたばかりではあるが、ブースにアルミ、チタン、ステンレスをコアとした「COREIR -コレイル-」を展示。試聴機の用意は無かったものの、部材による音の変化について詳しいヘッドフォンマニアな人々から「聴かせてください。早く発売してくれ」との期待の声が多く寄せられたとブーススタッフはコメントする。

“撮影禁止”のリケーブル試聴機、2モデルがブースに用意されていた

アルミ、チタン、ステンレスをコアとした「COREIR -コレイル-」を参考出展

さらに、撮影禁止であったものの「とあるメーカー」とコラボをしたという4.4mmリケーブルの試聴機2モデルを参考出展。1機種については、夏頃の限定販売を予定しているとのことだった。

NUARL



NUARLブースでは開発中の有線イヤホン「X247(仮)」が登場。これまでも様々なポータブルオーディオイベントに出展し続けたアイテムの完成度がさらに高まったとブーススタッフは説明する。

「X247(仮)」。筐体カラーはありものの部材を使っている為、あくまで仮のもの

ステンレス削り出し素材を使用するキャビネット、ドライバーに10mmDLC振動版採用のダイナミックドライバーを装備という基本構成はこれまで通りであるが、本イベント出展モデルはイヤホンの中にETMモジュールを3基装備。同モジュールを3基組み込んだイヤホンは世界初であるとのこと。今回の試聴フィードバックを元にさらなる改良を続けていくという。

また、NUARLのハイエンドモデルに採用されている音響技術「H.D.S.S」も独自にブースを展開しデモンストレーションを実施。同技術を使用したイヤホン・ヘッドホンと、使用していない機材との比較試聴を行える。

H.D.S.Sブースではデモンストレーションを実施

STAXブースの様子

ほか、STAXブースではこれまで発売してきたアイテムの試聴機を展示。なかなか手の出ない価格帯であるハイエンドモデルを試そうとするユーザーの姿も多く、ブースには常に試聴客が付くという様子が見受けられた。

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