サブウーファー「AMBEO Sub」も
ゼンハイザー、1台で7.1.4ch対応のサウンドバー「AMBEO Soundbar Plus」。7月下旬発売
Sonova Consumer Hearing Japanは、ゼンハイザーブランドのサウンドバー新製品「AMBEO Soundbar Plus」、およびサブウーファー「AMBEO Sub」を7月下旬より発売する。価格はいずれもオープンだが、AMBEO Soundbar Plusが税込242,000円前後、AMBEO Subが税込121,000円前後での実売が予想される。ともに予約受付は7月中旬より開始する。
AMBEO Soundbar Plusは、一体型サウンドバーとして世界初となる7.1.4ch構成を実現するモデル。「IFA 2022」にて発表されたが、この度、日本発売が決定した格好だ。
特徴は先述のとおり、1台で7.1.4chのサラウンドシステムを搭載していること。他社製のサウンドバーにおいては、リアスピーカーやサブウーファーとのセットで7.1.4chを実現するモデルがすでに存在するが、AMBEO Soundbar Plusは本体のみでの7.1.4ch再生を可能にしている。これは欧州の研究機関・フラウンホーファーとの共同開発により生まれた独自の立体音響技術「AMBEO」により実現したもので、“音の入口から出口まで”をサポートするゼンハイザーブランドの音響技術を投入し、ビームフォーミングやチャンネルマッピングを最適化、各部屋に合わせたサラウンドを再現する。
リスナーの周りに7つ、頭上に4つの仮想スピーカーを配置して音響調整を行うという高精度のルームキャリブレーションがポイント。部屋の壁の材質や、家具の配置などを認識し、環境に適した音響を再現する。かつ、本体にルームキャリブレーション用のマイクを4本内蔵しているため、測定用マイクを別途用意する手間もかからない。
搭載する9つのドライバーはすべて自社開発されたもの。フルレンジスピーカー×7(フロントに3つ、サイドに2つ、上方向に2つ)、ロングスローウーファー×2を、各ドライバーに組み合わせた計9基のハイエンドD級アンプでドライブする。フルレンジスピーカーは高域再現性も高く、トゥイーターがなくとも問題ないと同社は説明する。
こだわりのポイントとして、各ドライバーごとにチャンバーを用意することで、ドライバー間の音が混じることを防ぐ構造としている。また上方向の音響効果を引き出すため、天面はフラットではなく3度の傾斜がつけられている。
Dolby Atmos、MPEG-H Audio、DTS:X、360 Reality Audioといった様々なフォーマットをサポートすることに加え、アップミックス機能を備えており、ステレオや5.1ch音源についてもアップミックスすることで、3Dサラウンド再生が行えるという。音楽再生においても、SpotifyやTIDALなどのサービスに対応する。
また視聴コンテンツに応じた「MOVIE」「MUSIC」「NEWS」「SPORTS」「NEUTRAL」といったモードを用意。さらに「ADAPTIE」モードにすることで、コンテンツに合わせて音響効果を上述のモードから自動選択してくれる。なお、コンテンツの識別は、再生コンテンツのメタデータや入力をもとに判断されるとのことだ。ほか、夜間にも使用しやすいナイトモードやボイスエンハンスメントモードも備える。
モードの切り替えはリモコンから行えるが、ゼンハイザーのスマートフォンアプリからコントロールすることも可能だ。アプリからはイコライザーによる細かな設定も行える。
入力端子としてHDMI(2.0a)×2、Optical×1、RCA×1を装備。出力端子はHDMI(eARC/2.1)×1、サブウーファーアウト×1を備える。Bluetooth接続にも対応し、コーデックはAAC/SBCをサポート。外形寸法は約105W×7.8H×12Dcm、質量は約6.3kg。
AMBEO Subは、8インチのロングスローウーファーと350WのD級アンプを搭載し、最低域27Hzの「圧倒的なベースサウンド」を謳うサブウーファー。本体はエアフローノイズなどを最小限に留め、情報量豊かで淀みのない低域再生を目指すため、バスレフ型ではなく密閉型を採用している。
ワイヤレス接続に対応しており、電源ケーブルのみ接続すればよいため、設置性にも優れる。なお、1台のAMBEO Soundbar Plusに対し、最大4台までAMBEO Subを追加できる。外形寸法は約27.4W×36.9H×27.4Dcm、質量は約8.2kg。
AMBEO Soundbar Plusのサウンドについて、同社の担当者は「ドラマや映画、スポーツといったコンテンツの臨場感を、聴くというよりも感じられる」とアピールする。
メディア向けの説明会で、実際にAMBEO Soundbar PlusとAMBEO Subの組み合わせでDolby Atmosのデモコンテンツを視聴したところ、視聴した部屋よりひと回りコンパクトに形成された空間のなかで、縦横無尽に音が回り込むようなイメージが得られた。移動していく音の繋がりは滑らかで、密度が濃い。音楽コンテンツの再生においても、低音から高音までのバランスが崩れず、クリアなサウンドが楽しめた。
AMBEO Soundbar Plusは、一体型サウンドバーとして世界初となる7.1.4ch構成を実現するモデル。「IFA 2022」にて発表されたが、この度、日本発売が決定した格好だ。
特徴は先述のとおり、1台で7.1.4chのサラウンドシステムを搭載していること。他社製のサウンドバーにおいては、リアスピーカーやサブウーファーとのセットで7.1.4chを実現するモデルがすでに存在するが、AMBEO Soundbar Plusは本体のみでの7.1.4ch再生を可能にしている。これは欧州の研究機関・フラウンホーファーとの共同開発により生まれた独自の立体音響技術「AMBEO」により実現したもので、“音の入口から出口まで”をサポートするゼンハイザーブランドの音響技術を投入し、ビームフォーミングやチャンネルマッピングを最適化、各部屋に合わせたサラウンドを再現する。
リスナーの周りに7つ、頭上に4つの仮想スピーカーを配置して音響調整を行うという高精度のルームキャリブレーションがポイント。部屋の壁の材質や、家具の配置などを認識し、環境に適した音響を再現する。かつ、本体にルームキャリブレーション用のマイクを4本内蔵しているため、測定用マイクを別途用意する手間もかからない。
搭載する9つのドライバーはすべて自社開発されたもの。フルレンジスピーカー×7(フロントに3つ、サイドに2つ、上方向に2つ)、ロングスローウーファー×2を、各ドライバーに組み合わせた計9基のハイエンドD級アンプでドライブする。フルレンジスピーカーは高域再現性も高く、トゥイーターがなくとも問題ないと同社は説明する。
こだわりのポイントとして、各ドライバーごとにチャンバーを用意することで、ドライバー間の音が混じることを防ぐ構造としている。また上方向の音響効果を引き出すため、天面はフラットではなく3度の傾斜がつけられている。
Dolby Atmos、MPEG-H Audio、DTS:X、360 Reality Audioといった様々なフォーマットをサポートすることに加え、アップミックス機能を備えており、ステレオや5.1ch音源についてもアップミックスすることで、3Dサラウンド再生が行えるという。音楽再生においても、SpotifyやTIDALなどのサービスに対応する。
また視聴コンテンツに応じた「MOVIE」「MUSIC」「NEWS」「SPORTS」「NEUTRAL」といったモードを用意。さらに「ADAPTIE」モードにすることで、コンテンツに合わせて音響効果を上述のモードから自動選択してくれる。なお、コンテンツの識別は、再生コンテンツのメタデータや入力をもとに判断されるとのことだ。ほか、夜間にも使用しやすいナイトモードやボイスエンハンスメントモードも備える。
モードの切り替えはリモコンから行えるが、ゼンハイザーのスマートフォンアプリからコントロールすることも可能だ。アプリからはイコライザーによる細かな設定も行える。
入力端子としてHDMI(2.0a)×2、Optical×1、RCA×1を装備。出力端子はHDMI(eARC/2.1)×1、サブウーファーアウト×1を備える。Bluetooth接続にも対応し、コーデックはAAC/SBCをサポート。外形寸法は約105W×7.8H×12Dcm、質量は約6.3kg。
AMBEO Subは、8インチのロングスローウーファーと350WのD級アンプを搭載し、最低域27Hzの「圧倒的なベースサウンド」を謳うサブウーファー。本体はエアフローノイズなどを最小限に留め、情報量豊かで淀みのない低域再生を目指すため、バスレフ型ではなく密閉型を採用している。
ワイヤレス接続に対応しており、電源ケーブルのみ接続すればよいため、設置性にも優れる。なお、1台のAMBEO Soundbar Plusに対し、最大4台までAMBEO Subを追加できる。外形寸法は約27.4W×36.9H×27.4Dcm、質量は約8.2kg。
AMBEO Soundbar Plusのサウンドについて、同社の担当者は「ドラマや映画、スポーツといったコンテンツの臨場感を、聴くというよりも感じられる」とアピールする。
メディア向けの説明会で、実際にAMBEO Soundbar PlusとAMBEO Subの組み合わせでDolby Atmosのデモコンテンツを視聴したところ、視聴した部屋よりひと回りコンパクトに形成された空間のなかで、縦横無尽に音が回り込むようなイメージが得られた。移動していく音の繋がりは滑らかで、密度が濃い。音楽コンテンツの再生においても、低音から高音までのバランスが崩れず、クリアなサウンドが楽しめた。